コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
瑠流
彼岸
一生
彼岸
彼岸
彼岸
猫屋敷邸
あーしがメイドになったのは バイトの募集からで 3〜4年経った辺りから 副メイド長に昇格されたんだ。
周りが“激務”に耐えられなくて 何気にずっと働いてたあーしが 自動的になったみたいな 感じだったけど。
あーしの上司のメイド長は 刹那ちゃんで他の使用人も いたけど基本、あーしら2人が 瑠流ちゃんのお世話係として 呼ばれる存在だった。
刹那
彼岸
刹那
刹那
彼岸
彼岸
刹那
彼岸
猫屋敷グループはあらゆる財閥の 頂点に君臨するとも言われるほど の規模を誇っている。
しかし、それとは別の方面で 一部の界隈で有名だった。
それは不要な人間を葬っている ということだ。
それを世間では“掃除”と呼び 猫屋敷グループの使用人は 全員“それ”を行なっている。
しかし、これは少し間違いだ。
あーしらがする“掃除”は 葬るだけでなく、戸籍取引から 臓器売買まで違法なことを 総称してそのように表す。
その“掃除”を拒否する使用人が 多くて結局メンタルの強い人達が 何とか猫屋敷グループを支えてる っていう訳なのだ。
彼岸
刹那
刹那
彼岸
刹那
彼岸
刹那
彼岸
焼却炉
彼岸
彼岸
彼岸
彼岸
彼岸
夜道
彼岸
あーしは罰の“掃除”を終え 屋敷へと歩みを進めていた。
するとそこで挙動不審な 動きをしている女の子が すぐ近くを通りかかった。
彼岸
と思ったその時だった。
その子は車道へと歩き始めたのだ。
彼岸
あーしは思わず叫んで その子の服を掴み 歩道へ引き戻した。
彼岸
あーしがその子を叱ると 彼女は軽く会釈をし 小走りで去って行った。
彼岸
あーしは少しその場に 立ち尽くした後 モヤモヤを抱えながら 屋敷へと急いだ。
翌日
彼岸
あーしは昨日の罰を行なった 焼却炉を綺麗に掃除し 再度、屋敷に戻るため 公園付近を歩いていた。
猫屋敷グループのメイドは 屋敷ではメイド服だが 外ではスーツと使い分けているため 違和感はあまりない。
あーしが公園を横切ろうとした時 ふと昨日の夜に見た女の子を 見つけた。
彼岸
あーしは昨日の行動が気になり 屋敷に帰るのを後回しにして 女の子の方へ急いだ。
公園
彼岸
ベンチに座っていたその女の子は 突然のあーしの行動に驚いたのか 口をパクパクさせて 固まってしまった。
彼岸
彼岸
すると女の子は思い出したのか 荷物を置き、ベンチ横に立つと こう口を開いた。
遊
彼女はあーしに謝りながら 頭を深く下げた。
彼岸
あーしは周囲の目を警戒しながら 彼女に話を聞きたいことを伝え 隣同士ベンチに座った。
彼岸
遊
彼岸
遊
遊
彼岸
遊
彼岸
遊
遊
彼岸
遊
彼岸
彼岸
遊
彼岸
遊
彼岸
彼岸
彼岸
彼岸
遊
彼岸
彼岸
彼岸
遊
彼岸
遊
彼岸
この出会いが後に あーしがメイドを 辞めることに繋がる。