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りうしょー尊い( ´ཫ`)
春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
満月の日
僕が1番楽しみな日
月に2回 彼が僕だけを見てくれる日
今日は14日。 明日はちょうど 十五夜だ
初兎
彼が来るのは 明日の夜。
満月が1番綺麗に見える頃だ
初兎
特にやることもなかったから そのまま眠りについた
カーテンの隙間から見えた 少し欠けた月
いつもよりも明るく感じた
ピンポーン…
初兎
チャイムの音で目が覚める
気がつけば すっかり朝になっていた
でも…こんな時間 誰も来るはずがない
いむくんとかが突撃しにきたのかと思い、ゆっくりと玄関に向かった
ガチャ…
初兎
扉を開けた瞬間 固まった
りうら
初兎
夜来るはずの彼が 今、目の前にいる
初兎
りうら
初兎
りうら
珍しく、彼が 恥ずかしそうに言う
初兎
りうら
りうら
初兎
昼間に遊ぶのは 久しぶりだった
それに、満月の日に遊ぶのは 初めてだったから とても嬉しかった
ショッピングに映画 カフェ、カラオケ
色々遊んで家に帰った
既に 満月が出ていた
りうら
初兎
りうら
初兎
初兎
りうら
いつもの… 満月の日の彼
獲物を狙う狼みたいに 目をギラつかせている
初兎
りうら
彼が僕の身体に マーキングをする
初兎
りうら
そう返事するも マーキングは辞めない
僕は諦めて そのままの状態で聞いた
初兎
初兎
りうら
彼がピタッと止まる
初兎
初兎
初兎
彼は 優しい顔で優しい手で 僕の頭を撫でる
りうら
りうら
初兎
りうら
初兎
恥ずかしさのあまり 顔を隠す
彼は悪戯っぽく 笑っていた
りうら
初兎
りうら
優しく
ただ優しく 抱かれた
カーテンの隙間から 満月が見える
兎が餅をついている
とても綺麗に輝いている
美しい赤色の月は 僕の心も染めていった