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シャオロン
俺はめっちゃ目立って英雄になるはずやったのに…
幼稚園教諭とか…
シャオロン
男
…そんなので俺が殺すのをためらうとでも?
ポーン
引き金を引いた直後に銃が花火のような音を立てて打ち出された
男
俺の名はポーン
ポーン
プロの殺し屋だ
失敗したことは一度もない
金さえ貰えば誰でも殺す
そう…誰でも
男
こいつだ、と言いながら男は1枚の子供の写真を俺に差し出した
ポーン
男
ポーン
男は眉間に眉をひそめながら語りだした
男
男
男はひと呼吸置いて言った
男
ポーン
何だその幼稚園…
男
油断するなと、言った男の顔は真剣そのものだった
依頼を受けた俺は幼稚園の周りにあった廃ビルの屋上に登り、双眼鏡で園内を覗いた
ポーン
双眼鏡を覗いた先には子供が遊具で遊んでいたり、園庭で走り回っていたりしており、いたって普通の幼稚園だ
すぐ横に目をやると幼稚園教諭らしき大人が子供と戯れていた
シャオロン
子供
子供
シャオロン
ポーン
ポーン
俺は双眼鏡を置き、スナイパーライフルを構えターゲットを狙った
ポーン
ポーン
ポーン
引き金を引いた刹那
──スナイパーライフルの弾は幼稚園教諭が持っていたスコップに止められた
ポーン
ポーン
ポーン
そう思ったのもつかの間、スコープ越しに幼稚園教諭の目線が俺に向いた
俺は体のどこかを突き刺されたような恐ろしい表情へと一瞬で変わった
ポーン
ポーン
ポーン
ポーン
急いで廃ビルの階段を駆け下りていると
こちらに投げられたであろうスコップが真っ直ぐ飛んできてコンクリート製の壁に刺さった
ポーン
教諭の男は俺に尋ねた
シャオロン
その声はゾッとするほど低く、押しこもった声だった
ポーン
ポーン
精一杯の力を込め、閃光弾を教員の方へ投げた
シャオロン
ポーン
だが、すぐに相手の足は俺の腹目掛けて蹴り上げられていた
吹っ飛ばされると心臓を踏みつけられているような息苦しさが襲ってきた
ポーン
シャオロン
相手の銃は既に俺に向けられていた
ポーン
シャオロン
ポーン
ポーン
ポーン
ポーン
────────────────────
と、相手が言った瞬間に帽子が取れた
シャオロン
シャオロン
ポーン
シャオロン
シャオロン
ポーン
シャオロン
ポーン
ポーン
ポーン
シャオロン
ポーンは満面の笑みで答えた
ポーン
迷い無く引き金を引いて相手の脳天目掛けて撃った
シャオロン
シャオロン
シャオロン
シャオロン
エーミール
シャオロン
エーミール
シャオロン
エーミール
「元・名家の殺し屋…囚人番号1476シャオロンさん」
シャオロン
シャオロン
エーミール
エーミールは睨みつけるほど真剣な目つきで語りだした
エーミール
エーミール
エーミール
エーミール
プロローグ 終
鍋
鍋
鍋
鍋
鍋
鍋