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あーちゃん
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りつ
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コメント
26件
新しいcpですね🥹💕︎pipiさんの所にくると新しいcpとか苦手意識あったりしたものとか全部克服してて流石に怖いです😱溜まってた作品一気読み最中ですが楽しくて溜まりません🥲rtkz が偉大なことに気付いた今日この頃rtkz 広めに行ってきます笑‼️

なんかmobも報われないタイプで良いですね!やっぱcrnwとかと同じで蚊帳の外なんですねぇ~!!今回も最高でした! もう二回目のリクエストなんですが、この前のlrkzの小話の続きがみたいです!!無理だったらなかったことにでもしちゃっていいんですが、まぁなんにせよこれからも応援誌でます!!頑張ってください!!
いやん もう口角が旅行から帰って来ません ... ッ! usmさんの『彼氏なので!』って、言う度にkzhさんが照れるって言う妄想が頭の中で繰り返されてましたね🔁 先輩 .. ッ!マジで、最初は 『しつけぇよッ!!』 って思ってたんですけど、 最後の認めた所ではもう 『ぱいせぇん ... ッ』 に なってましたね 笑 pipiさんが書くmobとかって恨めない方が多くないですか .. ? 好きです🤟
pipi (作者)
pipi (作者)
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pipi (作者)
『 彼氏なので! 』 攻:rt / 受:kz パロ / 学生 / 後輩×先輩 / 偽装彼氏 🔞 地雷の方はここでお引き取りください。 ※実在の人物・団体とは一切無関係です。
pipi (作者)
pipi (作者)
pipi (作者)
体育館に、バスケットボールの跳ねる音と シューズの擦れる音が響いている。
放課後のバスケ部。
一通りの練習を終え、 部員たちが片付けを始める中、
葛葉はゴール下に転がっていたボールを 拾い上げた。
すると、少し離れたところから 大きな声が飛んでくる。
宇佐美
振り返ると、宇佐美がこちらへ 駆けてくるところだった。
まだ一年生だというのに 二年生の葛葉より身体はがっしりしていて、
顔には人懐っこい笑顔を浮かべている。
── まるで大型犬だな。
と、葛葉は常々思う。
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉の適当な返答にも、 宇佐美は満面の笑みだ。
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
大袈裟に喜ぶ宇佐美に呆れながらも、 くすりと笑う。
一番と言われると悪い気はしない。
生徒A
隣で友人がニヤニヤと茶化す。
葛葉
葛葉は困ったように笑った。
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美は、本人も言う通り、 とにかく葛葉によく懐いている。
入部して間もない頃からだ。
何かと葛葉のところへやって来ては、 にこにこと嬉しそうに話す。
あまりの積極性に 葛葉も最初は戸惑っていたのだが、
いつの間にかそれが当たり前になっていた。
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美はなかなか引き下がらない。
生徒A
生徒A
生徒A
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美がガッツポーズをする。
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
生徒A
宇佐美
葛葉
こうして、いつものように 宇佐美と二人で体育館を出た。
夕暮れの校舎を並んで歩く。
宇佐美は今日の練習の話をしたり、 前回の試合の話をしたり、
とにかくよく喋った。
葛葉は適当に相槌を打ちながら、 その横を歩いている。
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
そんなやり取りをしながら昇降口へ 向かっていると、
不意に前方から声がした。
葛葉には聞き覚えのある声だった。
先輩
葛葉
葛葉の足が止まる。
宇佐美
宇佐美もつられて立ち止まった。
近づいてきたのは、三年生の男だった。
目が合った瞬間、 葛葉の表情から笑みが消える。
先輩
葛葉
葛葉
先輩
先輩
葛葉
先輩
先輩は葛葉の目の前に立った。
先輩
葛葉
先輩
先輩
葛葉
葛葉は即答した。
が、先輩は引かない。
先輩
葛葉
先輩
先輩
葛葉
先輩
先輩
葛葉
葛葉
言いかけた時、先輩が葛葉の手首を掴んだ。
葛葉
葛葉
先輩
葛葉
葛葉
葛葉が腕を引く。
しかし、先輩は離さない。
その様子を見ていた宇佐美が、眉を寄せた。
宇佐美
先輩
宇佐美
宇佐美が一歩前へ出る。
いつもの明るい声とは違い、少しだけ低い。
表情も、妙に真剣だった。
宇佐美
先輩は宇佐美を見た後、再び葛葉に視線を戻す。
先輩
葛葉
葛葉
言葉に詰まった。
なぜか、「 部活の後輩だ 」 という言葉は出て来ず、
代わりに出たのは...
葛葉
葛葉
とんでもない嘘だった。
先輩
宇佐美
数秒、沈黙が流れる。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
そんな気持ちを込めて、 宇佐美に視線を送る。
宇佐美
宇佐美は、数秒考えるように黙ってから、 ふっと表情を緩めた。
心なしか、少し嬉しそうだった。
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美は葛葉の隣に立ったまま、 まっすぐ先輩を見ていた。
先輩
宇佐美
宇佐美
やけに堂々と言い切る。
葛葉
葛葉
葛葉は救世主を見るような目で 宇佐美の顔を見た。
しかし、先輩の眉間には皺が寄っている。
怪しまれているようだ。
先輩
宇佐美
先輩
宇佐美
先輩
宇佐美
宇佐美が黙った。
葛葉も息を呑む。
そこまで考えていなかった。
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉は内心で頭を抱えた。
適当すぎる。
先輩
先輩が葛葉を見る。
先輩
葛葉
先輩
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
少し強い口調で、 突き放すように答える。
先輩
先輩はしばらく葛葉を見つめていたが、 やがて小さく息を吐いた。
先輩
ようやく掴んでいた手首が離される。
葛葉はほっとして、さりげなく腕を引いた。
先輩
先輩
葛葉
先輩
先輩
先輩は宇佐美を一度見て、 それから葛葉に視線を戻した。
先輩
先輩
葛葉
先輩
そう言って、先輩はその場を離れていった。
姿が見えなくなるまで、 葛葉は黙ってその背中を見送る。
そして...
葛葉
盛大なため息が漏れた。
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美は真剣な表情だ。
茶化したり、冗談を言っているようには 見えない。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美の顔がぱっと明るくなった。
やはり、嬉しそうだ。
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
夕日が差し込む廊下に、 宇佐美の大きな笑い声が響いた。
翌朝。
葛葉はいつもより少しだけ早く 学校に着いた。
昇降口で靴を履き替えながら、 昨日のことを思い出す。
── こいつ、今カレ。
咄嗟に口から出たとはいえ、 我ながらとんでもない嘘をついたものだ。
しかも宇佐美まで、よく分からない勢いで 話を合わせてくれた。
しばらくは元カレを避けるために、 この設定を続けることになるだろう。
ありがたいことなのだが、 先行きが不安だ...。
そう考えていたところで、
宇佐美
聞き慣れた大声が後ろから聞こえた。
振り返ると、廊下の向こうから 宇佐美がこちらへ駆けてくる。
宇佐美
葛葉
宇佐美は葛葉の前まで来ると、 にこっと笑った。
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
朝からそれか。
宇佐美は満面の笑みを浮かべている。
葛葉は額を押さえた。
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
結局、二人並んで廊下を歩くことになった。
その様子を、 すれ違った同じ学年の生徒が振り返る。
生徒B
生徒C
葛葉
小声で何か話している。
葛葉はそれを一瞬不振に思ったが、
── まあ、
朝から二年の廊下に一年が居たら、 そりゃ気になるか。
そう思い、聞き流した。
そして、昼休み。
生徒A
別のクラスからやって来た 友人に声をかけられる。
葛葉
生徒A
葛葉
葛葉
生徒A
生徒A
生徒A
葛葉
葛葉はゆっくりと目を閉じた。
昨日、自分が咄嗟に吐いた嘘に乗って、 宇佐美は確かにそう言った。
あの声のボリュームなら、 不特定多数に聞かれていても不思議じゃない。
葛葉
葛葉
葛葉
友人には事情を説明しておこうと 口を開いた、その矢先、
宇佐美
教室の入り口に、本人が現れた。
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
生徒A
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
教室が、黄色い悲鳴や 笑いに包まれる。
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉は頭を抱えた。
ただ元カレを追い払うためについた 嘘だったはず。
なのに、目の前の歩く拡声器によって、
噂は瞬く間に広まっていく。
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
また、周囲から笑い声が上がった。
それからというもの。
宇佐美は、以前にも増して 葛葉に構うようになった。
朝は昇降口で葛葉の登校を待ち、
宇佐美
宇佐美
葛葉
昼休みも、
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
放課後も、 教室まで迎えに来る。
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
もちろん、部活終わりも欠かさず 「一緒に帰りましょう!」と誘われた。
この日も同様。
葛葉の隣を、 宇佐美が当然のような顔をして歩く。
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美
宇佐美は少し不安そうな表情で 葛葉を見た。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉は目線を外し、照れ臭そうに答える。
宇佐美
それを見た宇佐美は 一瞬目を見開いた後、口元を緩めた。
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
よく分からないが、安心したならいいか。
そう思い、視線を前に戻す。
そこへ...
先輩
また、先輩が現れた。
葛葉
葛葉は立ち止まり、 無言で相手の出方を見る。
宇佐美
宇佐美も隣で様子を見守った。
先輩は葛葉の前まで来ると、 二人を交互に見ながら言う。
先輩
先輩
葛葉
どういうことだ。
こんなに毎日一緒に居て、 学校中の噂にまでなっているというのに。
先輩は未だに信じていないようだ。
葛葉
動揺を悟られないように、 平静を装って理由を問う。
先輩
先輩
先輩
先輩
先輩
葛葉
── たしかに。
つい、納得してしまった。
宇佐美
先輩
宇佐美
先輩
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
慌てる宇佐美に、 必死に笑いをこらえる葛葉。
先輩
先輩
先輩
思わず先輩もツッコんでしまった。
先輩
先輩
先輩はそう吐き捨てて去って行った。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美は真剣な顔で考え込む。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉が言い終わるより先に、 宇佐美が肩を掴んだ。
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
それから、 半ば宇佐美に押し切られる形で、
毎日放課後に "恋人の練習" をすることとなった。
部活終わり、二人は部室に残った。
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
いよいよ、"練習" の時間だ。
とはいえ、何をすればいいのか、 二人ともよく分かっているわけではない。
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美は顎に手を当てて考える。
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美は頷くと、 葛葉の目をまっすぐ見つめた。
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
少し残念そうだ。
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
満面の笑み。
葛葉
なぜか、 また葛葉の方が照れてしまった。
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美は一気に葛葉との距離を詰め、 葛葉の腰に手を回した。
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美は名残惜しそうに腰から手を離す。
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉は胸を撫でおろした。
宇佐美
宇佐美はやはり、残念そうだった。
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
二人は腕を組んで考える。
少しして、 宇佐美が「あ」と小さく声を漏らした。
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美の表情がみるみる曇った。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉は恥ずかしさを押し殺しながら、 どうにか言葉を絞り出す。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美はうずうずとした顔で葛葉を見た。
今にも飛びついて来そうな犬のようだ。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉は耐えきれず、ターンを譲る。
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美は嬉々として話し始めた。
宇佐美
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉は慌てて制止した。
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
顔を両手で押さえて俯く葛葉に、 宇佐美が心配そうに声をかける。
葛葉
顔が熱い。
耳まで熱い。
これは、ただの練習。
そう分かっているはずなのに。
真正面からあれだけ嬉しそうに言われたら、
平気でいられるわけがない。
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
身が持ちそうにない。
葛葉は頭を抱えた。
翌日以降も、"練習" は続いた。
それに伴って、放課後の練習で 身につけた“恋人らしさ”を、
宇佐美は日常でも積極的に 実践するようになった。
例えば、朝。
宇佐美
葛葉
いつものように挨拶を交わし、 そのまま通り過ぎようとしたところで、
宇佐美
宇佐美
葛葉
足を止める。
すると宇佐美が、じっと葛葉の顔を見た。
葛葉
宇佐美
宇佐美の手が伸びてくる。
指先が、葛葉の髪に触れた。
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美は葛葉の髪を少し摘まむ。
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美の指先を見る。
確かに、小さな葉が一枚。
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
また、それだ。
この数日で、すっかり宇佐美の 常套句になっている。
葛葉
何となく気恥ずかしくなって、 葛葉は顔を逸らした。
更に、昼休み。
授業中から居眠りをしていた葛葉は、
机に突っ伏したまま浅い眠りに落ちていた。
宇佐美
葛葉
声を掛けられ、葛葉は重たい瞼を開く。
葛葉
目の前に、宇佐美の顔があった。
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
寝起きの葛葉を覗き込むように、 宇佐美が微笑んでいる。
近い。
近すぎる。
思わず顔を赤くすると、 周囲から小さく黄色い声が上がった。
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美は楽しそうに笑う。
そして、放課後。
生徒B
生徒B
葛葉
葛葉
葛葉がクラスメイトと話しながら 教室を出ようとしていると、
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
急に現れた宇佐美に、 心臓を抑えながら振り返る。
宇佐美
宇佐美は不機嫌そうな顔で訂正した。
次の瞬間。
ぐい、と肩を引き寄せられる。
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
生徒B
生徒B
生徒B
生徒B
葛葉
クラスメイトは笑いながら、 そのまま行ってしまった。
宇佐美
宇佐美
未だに機嫌が悪そうな宇佐美が、 葛葉の肩を抱いたまま口を開いた。
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美が期待する答えは分かっている。
しかし、自分から口にするのは 妙に恥ずかしかった。
葛葉
宇佐美
宇佐美がじっと見つめてくる。
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美の顔がぱっと明るくなる。
宇佐美
宇佐美
葛葉
また、周りから黄色い悲鳴が上がった。
葛葉は真っ赤になった顔を隠すように俯き、 宇佐美の胸元を軽く押す。
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美は、満足そうに笑っていた。
そんな日々を繰り返していた、ある日のこと。
この日は珍しく部活が休みだった。
それでもやはり迎えに来た宇佐美と 下校を共にするところだったが、
昇降口を出た辺りで宇佐美が忘れ物に気付き、 一度校舎へ引き返した。
葛葉はその場でスマホを弄りながら、 宇佐美を待っていた。
そこへ ──
先輩
見計らったかのように、先輩が声を掛けてきた。
葛葉
葛葉はため息交じりに返す。
先輩
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
先輩は眉を寄せた。
先輩
先輩
葛葉
先輩
葛葉
そこへ、 沈黙を切り裂くような大声が響いた。
宇佐美
宇佐美
葛葉
振り返ると、宇佐美がこちらへ駆けてくる。
そのまま葛葉の前に立ち、 両手を広げて二人の間に割って入った。
宇佐美
葛葉
先輩
先輩はそんな宇佐美をじっと見据える。
先輩
先輩
宇佐美
迷いのない返事だった。
葛葉
演技だと分かっている。
それでも、胸が大きく跳ねた。
先輩
先輩は二人を交互に見る。
先輩
先輩
先輩
宇佐美
宇佐美
先輩
先輩
先輩
宇佐美
葛葉
宇佐美と葛葉は目を見合わせた。
どう証明すべきか、考える。
少しして、宇佐美が口を開いた。
宇佐美
葛葉
宇佐美が、葛葉の前に立つ。
その目は、今まで見たことがないほど 真剣だった。
葛葉
葛葉
嫌な予感がした。
宇佐美
葛葉
宇佐美
次の瞬間、
宇佐美は葛葉の腰を引き寄せ、 顎を持ち上げた。
葛葉
葛葉は状況が掴めず、数秒固まる。
周囲からざわめきが起こった。
誰かが小さく悲鳴を上げる。
そこで、ようやく理解した。
葛葉
唇が、重ねられている。
先輩の目の前で。
大衆の面前で。
葛葉
葛葉は宇佐美の胸を必死に押す。
そして、やっと唇が解放された。
宇佐美
葛葉
葛葉
驚きすぎて、上手く言葉が出て来ない。
周りからの視線が刺さる。
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉は宇佐美の腕を掴むと、 そのまま強引に引っ張って走り出した。
背後から、 どよめきと視線が追いかけてくる。
けれど、 もう振り返る余裕なんてなかった。
校舎内を走り、部室にかけ込んだ。
今日は部活が無いため、 誰も入っては来ないだろうが、
念のため、内側から鍵を掛ける。
暫く二人で息を整えた後、葛葉が口を開いた。
葛葉
葛葉
葛葉
頭を抱えながら抗議する。
宇佐美
宇佐美
宇佐美はシュンとして謝った。
まるで、叱られた犬だ。
見ていると、罪悪感に苛まれる。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉は思わず宇佐美の頭に手を置いた。
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美はバッと顔を上げて、 葛葉の目を見る。
宇佐美
宇佐美
宇佐美
真剣な表情だ。
しかし、葛葉は...
葛葉
葛葉
未だに宇佐美が演技を続けていると 思い込んでいる。
宇佐美
宇佐美は、葛葉の肩をガシッと掴んだ。
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉は暫く宇佐美の目を見つめた後、 少し逸らす。
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美は即答する。
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉は、尚も「信じられない」と 言いたげな目で宇佐美を見る。
無理もない。
普段の宇佐美からは、"その先" まで 考えているなんて想像もつかない。
しかし、宇佐美は折れなかった。
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美の目の色が変わった気がした。
声も、いつもより低い。
宇佐美の掌が、葛葉のうなじに回される。
顔が近い。
そう思った、次の瞬間には ──
葛葉
宇佐美
再び、唇が重ねられていた。
先程の触れるだけのキスではない。
宇佐美の舌が、葛葉の唇をなぞる。
葛葉
やがて、歯列を割って舌が侵入して来た。
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
その後も長い時間 口内を蹂躙した舌は、
足腰に力が入らなくなってきたところで、 ようやく出て行った。
葛葉
葛葉
葛葉はペタンと床に座り込んだ。
体の芯が熱い。
心臓の音がうるさい。
宇佐美
そう言いながら、宇佐美もしゃがむ。
そして、葛葉の顔を覗き込んだ。
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美は無言で葛葉の顔をじっと見つめ、
ようやく口を開く。
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉は追い詰められていた。
背中にはロッカー。
目の前には宇佐美。
宇佐美の手は、 葛葉のベルトを外しにかかっている。
葛葉
葛葉
腕を掴んで抵抗するが、宇佐美の力には敵わない。
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
ベルトが外され、ズボンと下着をずらされた。
葛葉
葛葉
晒された前を、咄嗟に手で隠す。
しかしその手はすぐに宇佐美に絡め取られた。
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美は、葛葉がその言葉を言わないのを確認し、
葛葉の脚の間に顔を埋めた。
葛葉
葛葉
先程の激しいキスのせいか、 ソコは少し反応しかけていた。
その先端に、宇佐美の舌が触れる。
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
舌先で形を確かめるように撫でられ、 葛葉の息が徐々に上がる。
しばらくそうした後、 宇佐美が全体を口に含んだ。
宇佐美
葛葉
熱い口内で、ざらついた舌が 葛葉のモノを刺激する。
宇佐美
葛葉
宇佐美は時折視線を上げて葛葉の表情を 確認しながら、
葛葉が強く反応を示した場所を 的確に責め立てた。
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉はせり上がる熱を必死に堪える。
しかし、宇佐美は止めるどころか
更に追い立てるように、 口の中のモノを吸い上げた。
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
びゅくっ.. びゅるっ..
葛葉は一際大きく体を跳ねさせ、達した。
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
口内に熱を吐き出してしまったことを 謝る葛葉。
宇佐美
宇佐美の喉が動いた。
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
そう言って、宇佐美は口を開け、 舌を出して見せた。
吐き出したはずのものが無い。
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉は絶句した。
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
当然のように言う宇佐美に、 驚くことしか出来ない。
葛葉は両手で口元を抑えて呻く。
葛葉
葛葉
言葉が出ない。
宇佐美
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
ぽつりと呟いた。
宇佐美
宇佐美
宇佐美が葛葉の額に口づける。
葛葉
その時ふと、宇佐美の下半身に目が留まった。
ソコだけ布が膨らんで、主張している。
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉は沈黙した。
少しして、体を起こす。
宇佐美
葛葉
無言のまま、 宇佐美のベルトに手を掛けた。
宇佐美
宇佐美
宇佐美が驚きの声を上げる。
しかし、葛葉の手は止まらない。
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美が口籠りながら何か言っているが、 無視する。
ベルトを外し、ズボンの前を開け、 下着をずらした。
すると、宇佐美のモノが目の前に顔を出す。
葛葉
葛葉は思わず息を呑んだ。
宇佐美のモノは、その身体つきに相応しく、 凶悪なサイズだった。
葛葉
宇佐美
恥ずかしそうに笑う宇佐美。
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
煽られたと勘違いした葛葉は、 勢いに任せて宇佐美のモノを口に含んだ。
葛葉
宇佐美
葛葉
しかし、やはり先端しか入らない。
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
なぜか葛葉はむきになって、
口に入りきらなかった竿の部分に 舌を這わせ始めた。
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美の呼吸が乱れ始める。
それに気分を良くした葛葉は、 片手をソコに添えた。
くびれや裏筋を舌でなぞり、掌で全体を扱く。
葛葉
葛葉
ぐちゅ.. ぐちゅ..
宇佐美
宇佐美
見上げると、宇佐美が葛葉の顔を じっと見つめていた。
眉を寄せ、熱い目で見降ろしている。
普段のさわやかな笑顔とは、 全く違う表情だ。
葛葉
それを見て、自分自身にも再び 熱が集まるのを感じた。
葛葉は、口を大きく開けて、 入るギリギリまで宇佐美のモノを飲み込んだ。
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
ぢゅぷっ ぢゅぷっ
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
突然、宇佐美に肩を掴まれ、 引き剥がされた。
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美が食い気味に否定する。
宇佐美
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美は少し考えた後、
宇佐美
そう言って、 葛葉の体を横抱きに抱え上げた。
葛葉
慌てている間に、 中央の長椅子の上に降ろされる。
そして、両足の膝裏を持ち上げられた。
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
言いながら、宇佐美は自身のモノを 葛葉の脚の間に擦りつけた。
にゅるっ
葛葉
宇佐美
腰が前後に動き始める。
ずるっ.. ずちゅっ..
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
ぐちゅ、ぐちゅっ
葛葉
宇佐美
宇佐美
熱い吐息を吐きながら、 宇佐美は葛葉に何度も想いをぶつけた。
葛葉
それを聞く度に、 ゾクゾクとした快感が身体を走り抜ける。
宇佐美は、持っていた葛葉の膝を 中央に寄せた。
にゅぷぷっ
葛葉
宇佐美
脚の付け根や太ももにも、 宇佐美の熱が伝わる。
じゅぷっ、じゅぷっ
葛葉
葛葉
宇佐美
ドクドクと脈打つ感覚が、 先程よりもダイレクトに感じられた。
ごりゅっ、ごりゅっ
葛葉
宇佐美の大きなモノが、 葛葉のモノをごりごりと擦り上げる。
口元を抑え、眉を寄せながら 身悶える葛葉を見て、
宇佐美は更に興奮したように 口端を上げた。
宇佐美
ばちゅっ、ばちゅっ
葛葉
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美
ばちゅ ッ ばちゅん ッ !
葛葉
葛葉
宇佐美
びゅるるるるっ...
二人は共に達した。
葛葉
息を整えていると、宇佐美の手が 葛葉のみぞおちに触れた。
そこには先程吐き出された 二人分の精が溜まっている。
宇佐美はそれをかき混ぜるように、 ゆっくりと指を動かした。
葛葉
宇佐美
宇佐美は、幸せそうに微笑んだ。
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
混ざりあった白濁液を見つめながら、 宇佐美は話し続ける。
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美が一瞬黙る。
その後、濡れた指先を、ペロリと舐めた。
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美
言いながら、葛葉の顔の横に 手をついて見下ろす。
宇佐美
宇佐美
宇佐美
葛葉
確かにその目は、 "純粋" とはかけ離れていた。
様々な欲を隠しもせず、 葛葉の目を見据えている。
葛葉はその瞳に捕らえられたかのように、
視線を逸らすことも、 指先を動かすことさえできなかった。
宇佐美
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
宇佐美
真剣な目で問われる。
葛葉
葛葉
心臓が、激しく脈打った。
もう、反論も、言い訳もできない。
葛葉は、観念したように、 ぽつりと呟いた。
葛葉
これは演技ではない。
そもそも練習の時でさえ、葛葉がこの言葉を 言えたことは無かったのだが。
宇佐美
宇佐美の表情がみるみる明るくなった。
そして、勢いよく葛葉に抱き着く。
宇佐美
葛葉
宇佐美
宇佐美
葛葉
急変した宇佐美の態度に戸惑う。
先程までの男くさい表情はどこへやら、 いつもの宇佐美に戻ってしまった。
葛葉
葛葉
そう思いつつも、 葛葉は宇佐美の背中に手をまわした。
翌日。
宇佐美はいつも通りだった。
朝は昇降口で葛葉を出迎え、昼食に誘い、 放課後は部室まで一緒に歩く。
そして部活が終わり、 「一緒に帰りましょう!」と駆けて来る。
全て、いつも通りだ。
違うのは、ふたりの関係だけ。
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉は窓の外に視線を向けながら、 照れ臭そうに言う。
宇佐美
宇佐美
宇佐美はその横顔を見て、 幸せそうに微笑んだ。
そのまま、 二人並んで廊下を歩いていると...
先輩
聞き慣れた声がした。
宇佐美
葛葉
二人は足を止める。
葛葉
先輩
先輩
葛葉
先輩
先輩は二人の顔を交互に見た後、 ふっと目を細めた。
先輩
先輩
宇佐美
宇佐美
先輩
先輩
先輩の視線が葛葉へ移る。
先輩
葛葉
先輩
先輩
先輩
葛葉
図星を突かれ、 葛葉は一瞬目を見開いた。
葛葉
葛葉
口元を手で隠し、視線を落とす。
それを見て、宇佐美が葛葉の腰を引き寄せた。
葛葉
宇佐美
宇佐美は何も言わず、先輩を真っすぐ見つめる。
先輩は小さく息を吐いて、踵を返した。
先輩
そう言って、ひらひらと手を振って去って行く。
二人はその背中をしばらく見つめていた。
そして、宇佐美が口を開く。
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
二人は再び歩き出した。
それでも、宇佐美の手は葛葉の腰から 離れない。
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
宇佐美
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美は笑う。
葛葉も、それ以上は言わなかった。
葛葉
葛葉
宇佐美
腰に添えられた手に、ぐっと力がこもる。
葛葉
葛葉
宇佐美
宇佐美は嬉しそうに微笑んだ。
こうして...
「嘘から出た誠」ということわざさながら、
葛葉が咄嗟に吐いたでまかせは、 本当になった。
昨日まで続いていた "練習" の時間は、
今日から、"本物" の時間へと 変わったのだった。
pipi (作者)
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