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青の怪物

どうも、

青の怪物

青の怪物です

青の怪物

ごめんなさい、
流石に遅すぎる。

青の怪物

年内完結させたいとは思ってるから!

青の怪物

それじゃ、行ってら。

◯旧国注意 ◯流血表現 ◯死亡表現

日帝side

日帝

…そういえば、
鹿鳴館が無くなった
のは、知ってるのか?

イギリス

え、無くなったんですか?

日帝

あぁ、20年前──

コンコン

イギリス

…入りなさい

英国は厳しい顔つきでそう答えた

私と英国の終わりを告げる音

   

し、失礼します!

   

ソビエト連邦様が
お越しになられました!

日帝

……

次の監視は蘇聯か、 米帝よりましだな、

イギリス

…そうですか

イギリス

では、私はこれで

日帝

嗚呼、またな

イギリス

えぇ、またいつか。

不思議なものだな、 「また」なんてもう無いだろうに

最後にもう一度、

そう思いはしたが、 きっと呪いになってしまう。

俺は静かに英国を見送った

イギリス

…随分、速かったでは無いですか
ソビエト連邦?

イギリス

時計も読めなくなったのですか?
少々、腹が立ちます

お得意のジョークが出てきて 少し安堵を覚える

ソビエト連邦

生憎ジョークにかまってる
程の、余裕がねぇんだ笑

イギリス

…緊急の用でしたらお早めに

ソビエト連邦

理解が早くて助かる、

ソビエト連邦

俺も耳を疑ったんだが、

ソビエト連邦

アメリカ合衆国が
『大日本帝国海軍及び航空隊の───』

’死刑執行’声明を発表した。

イギリス

…ソビエト連邦、
笑えないジョークはジョークとは

イギリスの言葉をさえぎる

ソビエト連邦

知ってるさ、

イギリス

…そうですか、
執行予定日は?

ソビエト連邦

…今日だ

俺はどんな顔していたか分からない

理解が追い付かない、

ソビエト連邦

お前が、伝えるか?
仲良かっただろ、

イギリス

…お気遣い感謝いたします、
ですが、大丈夫です。

イギリス

せっかく、綺麗に
別れられたんですから笑

酷く乾いた笑いだった。

イギリス

…もう、充分満足しました

振り絞るように出された声

ソビエト連邦

…そうか

ソビエト連邦

…お前は、少し休んでろ

イギリス

はい、お言葉に甘えて、

そう、呟き 廊下に足音が響き渡った

ソビエト連邦

…さて、どうしたものか

覚悟を決め、ドアに手をかけた

ソビエト連邦

…失礼する

妙に、乾いた声だった

日帝

…目が少しやつれているな、
戦後復興はそんなに大変か?

ソビエト連邦

…嗚呼、大変だ

蘇聯は静かに目をつむり、 耳を疑うようなことを言った

ソビエト連邦

…大日本帝国海軍及び航空隊に

ソビエト連邦

御仏が御迎えに参りました。

日帝

…は、?

嗚呼、現実とはこんなにも無情なのだな。

あの封書を貰ったときから、 全て分かりきったことだった。

俺を、大日本帝国を死刑にするのならば、 大日本帝国を象徴するようなものは、

全て消す。

日帝

…そうか、

ソビエト連邦

随分、冷たいんだな…

日帝

別に、何の情も湧かん、
決まりきったことだからな。

違う、そうじゃない。

国としてのプライドが邪魔をしてくる

ソビエト連邦

…もう、強がりはやめたらどうだ?

日帝

ソビエト連邦

お前は、もうすぐ死ぬんだろう?
…だったら、最後くらい、

ソビエト連邦

国の役目なんて捨てたらどうだ?

日帝

…簡単に言うな、

ソビエト連邦

そうだ、温情かどうかは
知らんが、国連がお前に─

ソビエト連邦

面会立ち会いを許可していたぞ。

嬉しいことだがな、生憎 お前らには会う権利が私には無い。

日帝

…だから、なんだ

日帝

私のせいで、空と海は
死ぬんだぞ?笑

日帝

合わせる顔など、
何処にもない。

自分が、情けなく見える、

ソビエト連邦

…それでも、
血の繋がった兄弟なんだろう、

ソビエト連邦

最後の最後は家族と
居たもんじゃないのか?

日帝

私なんかが、会っても良いのか?

ソビエト連邦

良いから許可してんだろ、

ソビエト連邦

それに、早くしないと
執行時間になっちまうぜ?

日帝

…感謝する、

障子に手をかけ面会室へと向かう

殺風景な廊下に、 1人の男の足音が響く。

日帝

はぁッ、はッ…ふッ

酷く息切れした様子で、 扉に力なく手をかける。

日帝

空、海!

勢いよく扉を開け叫ぶ

航空隊

遅かったね、お兄ちゃん。

航空隊

待ちくたびれちゃったよ笑

少し、あどけなさが残る笑いに 俺は後悔を覚える。

海軍

…そうだぞ、兄さん。

海軍

もう、来ないかと思ったじゃ…

海の言葉を遮るように 頬を伝う一本の線。

日帝

ごめん、ごめんッ泣
私のせいで、お前達まで…!

日帝

不甲斐ない兄でごめんッ、

今すぐにでも触れたいのに、 ガラスの板が邪魔をする。

航空隊

…でも、僕はお兄ちゃんに
頼られて嬉しかったよ。

航空隊

負けちゃったけどさ、
僕、後悔はしてない笑

お前は優しくんだな空。 そんなお前を戦いに入れてしまった自分を殺したい。

海軍

嗚呼、俺もだ。

海軍

兄弟だから言うの恥ずかったけどさ、

海軍

俺は、空と陸のこと
死んでも大好きだぞ。笑

日帝

…嗚呼、私も二人のこと
愛してる、泣

日帝

だから、だからッ…!

海軍

『生まれ変わっても、兄弟でいてくれ。』

海軍

だろう?笑

航空隊

当たり前でしょ、死んでも離れないから。

日帝

嗚呼、約束する。笑

嘘でも、ありがとう。 その一言につきる。

航空隊

…僕たち、そろそろ行かなきゃ、

日帝

…そうか

俺に止める権利はない。 二人の生きざまを侮辱することになるから、

航空隊

大日本帝国海軍航空隊、
お国のために散って参ります。

海軍

大日本帝国陸軍殿、
我々は立派に軍隊としての役目
を全う出来ましたか?

日帝

嗚呼、立派にな
また…靖国で。

大丈夫だ、 私ももうすぐそっちに行く。

空&海

それじゃ、
逝ってきます!

日帝

嗚呼、行ってらっしゃい!笑

そう言って二人は、 牡丹が生い茂る季節に消えて行った。

ソビエト連邦

…失礼する

奴が帰って来ない、 そう思って来てみれば

日帝

……

机には赤い花が咲いていた。

ソビエト連邦

…包帯を取り換える、
部屋に戻るぞ。

床には血と涙が混じった液体が、 染み込んでいる。

日帝

なぁ…蘇聯…

ソビエト連邦

なんだ?

日帝

お前は、どうして…
そこまでッ、するんだ?

乾いた声でそう聞いてきた

ソビエト連邦

…お前が、羨ましかったから

ソビエト連邦

血の繋がった兄弟で、
あんなにも仲がよくて
羨ましかった。

日帝

何をッ、言って
…お前にも兄弟は、いるだろッ?

口から垂れ流している血を、 必死に抑えて今度はそう答えた。

ソビエト連邦

…俺は、寄せ集めなんだ
お前らみたいに絆も無い。

ソビエト連邦

死刑執行を伝えにきたのも、
嫉妬心があったから
なのかもしれない。

日帝

そうか…
何はともあれ、ありがとうな。

日帝

感謝する。

ソビエト連邦

嗚呼、そうだな。

本当に羨ましかった。 俺にはないものを持っていて。

俺も同志なんて言葉で繋ぎ止めない、 兄弟が欲しかった。

ソビエト連邦

羨ましいよ、本当に。笑

   

  

   

日帝が死ぬまで、後5日

7日間後に死ぬ日帝様。

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コメント

3

ユーザー

読んでて心が締め付けられた、、、

ユーザー

来世は!私の!推し活グッズと代わりに!日帝ズを!幸せに!暮らさせて!あげたい!戦争〇ねええええええええ!

ユーザー

空…海…来世では陸と一緒に幸せに暮らしてくれよ…

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