青の怪物
青の怪物
青の怪物
流石に遅すぎる。
青の怪物
青の怪物
◯旧国注意 ◯流血表現 ◯死亡表現
日帝side
日帝
鹿鳴館が無くなった
のは、知ってるのか?
イギリス
日帝
コンコン
イギリス
英国は厳しい顔つきでそう答えた
私と英国の終わりを告げる音
お越しになられました!
日帝
次の監視は蘇聯か、 米帝よりましだな、
イギリス
イギリス
日帝
イギリス
不思議なものだな、 「また」なんてもう無いだろうに
最後にもう一度、
そう思いはしたが、 きっと呪いになってしまう。
俺は静かに英国を見送った
イギリス
ソビエト連邦?
イギリス
少々、腹が立ちます
お得意のジョークが出てきて 少し安堵を覚える
ソビエト連邦
程の、余裕がねぇんだ笑
イギリス
ソビエト連邦
ソビエト連邦
ソビエト連邦
『大日本帝国海軍及び航空隊の───』
’死刑執行’声明を発表した。
イギリス
笑えないジョークはジョークとは
イギリスの言葉をさえぎる
ソビエト連邦
イギリス
執行予定日は?
ソビエト連邦
俺はどんな顔していたか分からない
理解が追い付かない、
ソビエト連邦
仲良かっただろ、
イギリス
ですが、大丈夫です。
イギリス
別れられたんですから笑
酷く乾いた笑いだった。
イギリス
振り絞るように出された声
ソビエト連邦
ソビエト連邦
イギリス
そう、呟き 廊下に足音が響き渡った
ソビエト連邦
覚悟を決め、ドアに手をかけた
ソビエト連邦
妙に、乾いた声だった
日帝
戦後復興はそんなに大変か?
ソビエト連邦
蘇聯は静かに目をつむり、 耳を疑うようなことを言った
ソビエト連邦
ソビエト連邦
日帝
嗚呼、現実とはこんなにも無情なのだな。
あの封書を貰ったときから、 全て分かりきったことだった。
俺を、大日本帝国を死刑にするのならば、 大日本帝国を象徴するようなものは、
全て消す。
日帝
ソビエト連邦
日帝
決まりきったことだからな。
違う、そうじゃない。
国としてのプライドが邪魔をしてくる
ソビエト連邦
日帝
ソビエト連邦
…だったら、最後くらい、
ソビエト連邦
日帝
ソビエト連邦
知らんが、国連がお前に─
ソビエト連邦
嬉しいことだがな、生憎 お前らには会う権利が私には無い。
日帝
日帝
死ぬんだぞ?笑
日帝
何処にもない。
自分が、情けなく見える、
ソビエト連邦
血の繋がった兄弟なんだろう、
ソビエト連邦
居たもんじゃないのか?
日帝
ソビエト連邦
ソビエト連邦
執行時間になっちまうぜ?
日帝
障子に手をかけ面会室へと向かう
殺風景な廊下に、 1人の男の足音が響く。
日帝
酷く息切れした様子で、 扉に力なく手をかける。
日帝
勢いよく扉を開け叫ぶ
航空隊
航空隊
少し、あどけなさが残る笑いに 俺は後悔を覚える。
海軍
海軍
海の言葉を遮るように 頬を伝う一本の線。
日帝
私のせいで、お前達まで…!
日帝
今すぐにでも触れたいのに、 ガラスの板が邪魔をする。
航空隊
頼られて嬉しかったよ。
航空隊
僕、後悔はしてない笑
お前は優しくんだな空。 そんなお前を戦いに入れてしまった自分を殺したい。
海軍
海軍
海軍
死んでも大好きだぞ。笑
日帝
愛してる、泣
日帝
海軍
海軍
航空隊
日帝
嘘でも、ありがとう。 その一言につきる。
航空隊
日帝
俺に止める権利はない。 二人の生きざまを侮辱することになるから、
航空隊
お国のために散って参ります。
海軍
我々は立派に軍隊としての役目
を全う出来ましたか?
日帝
また…靖国で。
大丈夫だ、 私ももうすぐそっちに行く。
空&海
逝ってきます!
日帝
そう言って二人は、 牡丹が生い茂る季節に消えて行った。
ソビエト連邦
奴が帰って来ない、 そう思って来てみれば
日帝
机には赤い花が咲いていた。
ソビエト連邦
部屋に戻るぞ。
床には血と涙が混じった液体が、 染み込んでいる。
日帝
ソビエト連邦
日帝
そこまでッ、するんだ?
乾いた声でそう聞いてきた
ソビエト連邦
ソビエト連邦
あんなにも仲がよくて
羨ましかった。
日帝
…お前にも兄弟は、いるだろッ?
口から垂れ流している血を、 必死に抑えて今度はそう答えた。
ソビエト連邦
お前らみたいに絆も無い。
ソビエト連邦
嫉妬心があったから
なのかもしれない。
日帝
何はともあれ、ありがとうな。
日帝
ソビエト連邦
本当に羨ましかった。 俺にはないものを持っていて。
俺も同志なんて言葉で繋ぎ止めない、 兄弟が欲しかった。
ソビエト連邦
日帝が死ぬまで、後5日






