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境界局︰作戦会議室
朝。
颯は、少し緊張しながら席に着いていた。
大きなモニター。
並ぶ十二星。
そして。
最前列には風雅。
白狐 颯
まだ慣れない。
普通に考えて。
人類最強集団と同じ部屋にいるのがおかしい。
龍樹 琥珀《葬列》
白狐 颯
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
その時。
風雅が立ち上がる。
一瞬で部屋が静かになった。
緑龍 風雅《白夜》
モニターに地図が映る。
緑龍 風雅《白夜》
白狐 颯
灰渕 博《静界》
桃園 天音《灯火》
白狐 颯
緑龍 風雅《白夜》
そして。
風雅が資料を見る。
緑龍 風雅《白夜》
白狐 颯
緑龍 風雅《白夜》
白狐 颯
龍樹 琥珀《葬列》
赤橙 唯《蒼祈》
白狐 颯
白狐 颯
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
少し笑いが起きる。
その中で。
怜だけは静かだった。
颯を見ている。
でも。
何も言わない。
数時間後。
第三区域。
市街地。
白狐 颯
普通だ。
本当に普通。
人が歩いている。
車も走っている。
学生もいる。
白狐 颯
灰渕 博《静界》
白狐 颯
白狐 颯
博が少し笑う。
灰渕 博《静界》
白狐 颯
その言葉は。
思ったより重かった。
龍樹 琥珀《葬列》
龍樹 琥珀《葬列》
白狐 颯
龍樹 琥珀《葬列》
白狐 颯
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
赤橙 唯《蒼祈》
白狐 颯
笑い声。
少しだけ。
本当に普通だった。
その時。
白狐 颯
視界の端。
何かが見えた。
黒い影。
ビルの隙間。
一瞬だけ。
白狐 颯
振り向く。
消えていた。
灰渕 博《静界》
白狐 颯
言いかけて。
やめる。
最近ずっとだ。
黒いノイズ。
影。
見間違いかもしれない。
でも。
どんどん増えている気がする。
昼。
公園。
巡回ルートの途中。
子供達が遊んでいた。
サッカーボール。
笑い声。
平和だった。
白狐 颯
桃園 天音《灯火》
白狐 颯
想像したくなかった。
桃園 天音《灯火》
天音は優しく笑う。
でも。
その言葉には確かな覚悟があった。
その時。
ドンッ。
白狐 颯
男の子
白狐 颯
男の子が走っていく。
その後ろ姿を見て。
颯は少し笑った。
だが。
その瞬間。
視界が止まる。
男の子の後ろ。
遊具の影。
黒い何か。
人型。
じっとこちらを見ている。
白狐 颯
心臓が跳ねる。
瞬きをする。
消えた。
白狐 颯
愛水 怜《無刻》
白狐 颯
隣に怜がいた。
いつの間に。
白狐 颯
愛水 怜《無刻》
白狐 颯
言葉に詰まる。
怜は真っ直ぐ見ていた。
静かな目。
でも。
どこか焦っているようにも見える。
愛水 怜《無刻》
白狐 颯
怜が黙る。
風が吹く。
数秒。
静寂。
愛水 怜《無刻》
それだけだった。
でも。
その顔色は少し悪かった。
白狐 颯
愛水 怜《無刻》
そう言って離れていく。
白狐 颯
何か知っている。
絶対に。
でも。
誰も教えてくれない。
その時。
遠くから。
風雅の声が聞こえた。
緑龍 風雅《白夜》
十二星が集まる。
颯も向かう。
その途中。
ふと振り返った。
さっきの遊具。
誰もいない。
でも。
その奥。
黒いノイズが。
ほんの一瞬だけ。
揺れた気がした。
颯は気付かなかった。
その瞬間だけ。
風雅もまた。
同じ方向を見ていたことに。
コメント
2件
平和なように見えて所々ノイズが見えてるのは嫌な予感がします…… rnも見えてるのかな…… jpも同じ方向をみてたからdn、rn、jpの三人は見えてるんだな…… なんでrnは教えてくれないんだろう……教えてはいけない何かなのかな…… 続きが楽しみです!
うわ、今回の話、めっちゃ不気味さと日常のバランスが絶妙でしたね。颯くんがアイス買わされるシーンで思わず笑った反面、黒い影の描写で背筋がゾッとしました。特に遊具の影に立ってた人型の気配と、怜さんの「見たものを隠さないで」の真剣な目線が印象的。風雅さんも同じ方向を見てたラスト、何か知ってる様子で続きが気になりすぎます…!