マコリーナ
マコリーナ
マコリーナ
マコリーナ
マコリーナ
⚠︎ATTENTION⚠︎ 👓🦊 少し閲覧注意かも 、?
🦊 . side
ウー ウー ウーウー …
ざわざわ… ざわざわ…
近くで鳴り響くサイレン スマホを向けたり、警察に必死に事情を話している人達
車に下敷きになり、血塗れになる人 " 赤髪 " のその毛色が目立たなくなってしまうほど真っ赤に濡れていた その近くには頭から血を流し、今にも意識が遠のいてしまいそうな " 銀髪の青年 "
どうしてこんな事になったんだっけ
dn. 🦊
あれ?何も思い出せない…
確か俺は " 昨日 " もふくん、たっつんと一緒にカフェによったような
だめだ、そこまでしか記憶が無い
何で何も思い出せないの??
dn. 🦊
そんな事故現場を呆然と見ていると
俺の元に警察と思われる人物がやってきた
dn. 🦊
どうして俺なの?
dn. 🦊
なんで?なんで俺なの?
ねぇなんで?
俺ただ、事故現場を見てただけじゃん
ただの通行人Aにもなれないそんなモブだよ?
誰かに濡れ衣を着せられたの?
他にも犯人がいるはずでしょ??
きっとまだ近くにいるはず、早く、早く出てこいよ
俺に濡れ衣着せた…真犯人は誰なの?????
癪に障る鈍い音と共に俺は
" 意識のないまま " 、走り出していた
dn. 🦊
全力で走って、警察の話し声なんて聞こえない。聞きたくもない
勝手に濡れ衣を着せられて、何の抵抗なしに捕まるもんか
dn. 🦊
走って、走って、走って、走って、走って
周りの音は何も聞こえやしない 聞こえるのは、風を斬る音と 自分の煩い心臓の鼓動 ただそれだけ
dn. 🦊
あぁ、邪魔だな
______" "_ ッッ' ッ " !!!! " '
dn. 🦊
先程と似た、「癪に障る鈍い音」が頭に響いた
咄嗟に耳を塞いだ
それと同時に鳴り響く、人混みの中からの悲鳴
煩い、煩い、煩い、煩い、煩い、黙れ、黙れ
__" '______" " ッ' ' "ッッ!!! ッッ" 'ッッ_____' "_ っ" !!!!!
dn. 🦊
全力で人混みを " 掻き分け " 空いていく道 俺はその道を潜り抜け急いで現場から離れる
濡れ衣なんかで捕まりたくない。どうせ警察は罪を否定しても聞く耳持たない
だから逃げる。自分のこれからのためにも
何よりも
dn. 🦊
" 愛する、彼のためにも "
互 い に 愛 し 誓 い 会 う そ の 繋 が っ た 気 持 ち は 本 当 に 本 心 な の だ ろ う か
dn. 🦊
ひたすら走って、なんとか自分の家に帰ってきた 玄関や通ってきた道には血が垂れている きっと、事故にあった2人の血痕を踏んでしまったのだろう
dn. 🦊
無事家に帰れた安堵と警察の睨むような視線のトラウマで その場に崩れ落ちてしまい、中々上手く息ができていなかった なんとか息を取り戻さないと そうやって、必死に周りの空気を吸うが 過呼吸は中々治らなかった
mf.👓
dn. 🦊
mf.👓
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過呼吸になっている俺を見て もふくんは目を疑うような眼差しで俺を見ていた 無理もないだろう 急に帰ってきたと思ったら、いきなり過呼吸になり 玄関に血の跡が点々と着いているのだから それが、普通だろう
dn. 🦊
mf.👓
mf.👓
dn. 🦊
mf.👓
もふくんは俺の背中を擦りながら 俺の事をなだめてくれた
dn. 🦊
dn. 🦊
そのお陰で俺はなんとか整った呼吸を取り戻した
mf.👓
もふくんは震えた声で俺に聞いてきた
dn. 🦊
俺は、俺が見た現状、警察に濡れ衣を着せられた事 全てをもふくんに話した その話を話している間、もふくんは 青ざめた顔で俺を見ていた 話が、壮絶だったのだろうか…
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dn. 🦊
mf.👓
もふくんに声をかけるとはっとした表情で我に返った
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台所で適当に出したコップに水を注ぐ なんとか、落ち着いたようだ
dn. 🦊
dn. 🦊
思い出しただけで吐き気がしてくる
dn. 🦊
ちらりともふくんを見ると、誰かと電話で話しているようだった たっつんとかだろうか
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dn. 🦊
いや、寝よう。 そして今回の事は寝て忘れよう 二度と思い出したくもない
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寝室に行こうとした所、もふくんに呼び止められた
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どうやら、もふくんは俺の事を心配してくれていたようだ
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視線を落とすともふくんは 1個の水の入ったコップを持っていた
さっき自分で水は飲んだけど
dn. 🦊
彼の良心を無駄にする訳にもいかない 俺はコップを手に取った
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dn. 🦊
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mf.👓
もふくんはにこっと笑った
俺は、その場を後にした
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ベットに着いた途端、俺はそのまま 倒れるように眠りについた
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mf.👓
気が付くと、全く知らない場所で
俺は目が覚めた
dn. 🦊
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dn. 🦊
状況を理解するのに、時間がかかってしまった
dn. 🦊
dn. 🦊
俺は、ふと とある思い出したくもない事を思い出した
dn. 🦊
先程起きた事件で、俺は真っ先に警察に疑われていた とんだ濡れ衣なのに、まだ警察は俺の事を信用していなかった? …
でも、可笑しい
俺は現場からそのまま逃げて、家に帰ったはずでしょ?
どうして、俺の居場所が分かったの… ??
所々に落ちていた血痕のせいだろうか
… そういえば
dn. 🦊
もふくんはどうなったんだろう
俺と一緒に家にいたもふくんは 突然家に押しかけてきたであろう警察に戸惑った筈だ 今、一体どこで…何を… ??
こつこつ…
dn. 🦊
何処からかともなく、こつこつと足音が響き渡った
もしかして、もふくんッ… ?!
dn. 🦊
俺は必死に叫んだ。もしかしたら、俺の後を追って来たのかもしれない
でも、やってきたのは
茶髪の警官だった
dn. 🦊
ur.🎸
警官は冷たい視線で俺の事を見下した
dn. 🦊
ur.🎸
ur.🎸
dn. 🦊
ur.🎸
ur.🎸
ur.🎸
dn. 🦊
ur.🎸
ur.🎸
ur.🎸
ur.🎸
dn. 🦊
警官は、そのまま地面に崩れ落ちてしまった
dn. 🦊
dn. 🦊
身内だか、なんだか知らないが 俺は事件に全く関係がない ただ、近くにいたからというだけで捕まっている
最近の警察は、決め付けで人を捕まえるの?
おかしい、全てがおかしい
ur.🎸
dn. 🦊
崩れ落ちた警官は、すくっと立ち上がり何も言わずにそのまま去っていった
dn. 🦊
dn. 🦊
dn. 🦊
きっと、彼は俺が居なくて悲しんでいる
絶対に、こんなカタチで離れ離れなんてなりたくない
絶対、絶対、絶対、絶対
彼の元へ
mf.👓
NEXT… 👓視点
コメント
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ゎ ぁ ぁ ぁ . . . 、 な ん か 、 す っ ご い 感 動 し ま し た . . . .ᐟ.ᐟ 白 ち ゃ ん 記 憶 喪 失 と か か な . . . っ .ᐣ つ づ き ま っ て ま す .ᐟ.ᐟ
物語作るの上手すぎます… 泣 🦊さんと👓さんどうなるんだろ 。 👓さんの目線も楽しそう! 続き楽しみにしてます✨️ マコさんお誕生日おめでとう!! 健康に居られますように! いい一年になりますように!
わ、……深い……(? あ!誕生日おめでとうございます!!いい一年になりますように🍀.* 遅くなりましたが今日投稿します‼️✨ 👓くんsideも楽しみです😘😘