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『話をするあなたの顔は、ただただ苦痛が走っていた。』 嘘をつくのは、誰かのためをおもったのかもしれない。ただそんな憶測だけが飛び交った。
黒い心は
誰かで
白い心も
誰かだ
咲良
咲良
屋上に来てそうそう、 俺にそう漏らしたのは君だった。
竜胆
竜胆
一見冷たく聴こえるこの言葉。 いちばん君を思っているから出てしまった言葉。
意味がわからなくなっていい。 ただただ俺は君を思ってこの言葉を放った。
咲良
どこか遠くをみて、君はそう答えた。
竜胆
咲良
竜胆
竜胆
竜胆
咲良
竜胆
竜胆
竜胆
止めたいのか止めたくないのか、自分の行動もよく分からなかった。 友達の悩み聞いて、どうすればいいか悩んで、気を使って、……
相談する方だけが楽になって、 相談される方は辛さが募る一方で。
どうしてほしかった?
次 の 日
俺の言葉の通り、あいつは死んだ。 言葉を残して消えてった。
『貴 方 の 花 が 咲 く 頃 に 。』
俺に残るのは、 後悔。ただ1つだった。
俺 は 人 殺 し で す 。
今 も
昔 も
おや?起きたかい? 急に寝ちゃったから焦ったよ。
……あー、、、 もしや何か見たな? 記憶を……覗いたな?
驚いた、という顔をしているね。
やっぱりみたんだね。
誰かの記憶を。
私の記憶かな?それとも___
いや、詰めるのはよくないな。 すまん。この話は聞かなかったことにしておくれ。
言いたいことがある? なんだ?
……。
本当を話してもいいんだよ? ふーん。
私 は 本 当 の 事 し か 話 し て な い よ 。
お 願 い だ か ら 何 も し な い で く れ 、 た だ 話 を き い て い て く れ 。、
それじゃ、今日はもう遅いから帰りなよ。 またゆっくり話そう。