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少年
少年
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少年
そのキノコは、アリに寄生する タイワンアリタケというもの
体に菌を繁殖させ、最終的に脳を乗っ取る、いわばゾンビ化キノコ
少年の母
少年
そのキノコは、決して繁殖させてはいけないキノコだったのでした…
幸雅母
幸雅
今、世界は永久機関が完成し、自然と人間の両立が可能な世界になった
しかし、幸雅は母親と行った最後の山登りを、もう一度行きたい。そう思っていた
そして、自然に頼らなくていいようになり、今の自然は古生代と変わらぬ見た目となった
今の自然では何があるか、何が起こるか、検討もつかない
それどころか母親の体調さえ悪い
幸雅は山へもう一度行く夢を、30歳まで、ずっと持っていたようだが、もう、叶いそうにもなかった
幸雅母
幸雅
幸雅母
ああ。懐かしい。この感じだ
幸雅は過去の記憶が鮮明に蘇ってくる
そしてその高揚と同時に、山には危険が潜んでいるということも、忘れていってしまうのだ
幸雅
幸雅
幸雅母
そう言い、友達、友達の親を兼ねて計6人で山に行くことになった
幸雅が山に来たのは30年ぶりのことである
人間と自然は、時間の進み方も違っていたのか、大きさが尋常ではない木や葉っぱが生い茂っていた
幸雅
幸雅母
さくら
さくら父
さくら
さくら父
さくら
さくら父
蒼
蒼父
蒼
幸雅
そこは、幸雅が幼少期に来た、謎のキノコを見つけた場所だった
幸雅
蒼
さくら
幸雅
蒼
蒼父
蒼
幸雅&さくら
幸雅
さくら
蒼
幸雅
蒼
さくら
幸雅
帰宅後...
幸雅
幸雅母
幸雅
幸雅母
幸雅
幸雅母
大雅や蒼、さくらは謎のキノコの1番近くにいた
何かキノコに原因があるかもしれない、そう考えた大雅
しかし、キノコの情報は、自然界で言う何万年もの前の情報しか載っていない
永久機関ができた今、自然界の研究をしなくても良くなった現代では、キノコの研究をする人などいないのだ
そのため、大雅達は何万年もの前のキノコについて書かれた、「誤った情報」を鵜呑みにしてしまっていた
このことが原因で、大雅達は後に、苦しむこととなる…