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悪魔を信じぬ愚か者
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とある村にNとOという2人の若者がいた。
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2人は幼なじみの関係であった。
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片方が運動をすれば片方は読書。片方が雨を好めば片方は晴れを好むと、何かと対をなすかのような存在であったが2人の仲は良好であった。
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ところ変わってここは村から遠く離れた森の奥にある湖。
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ここには人をからかうことが好きな悪魔がいた。
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ある朝、悪魔のもとにNがやって来た
悪魔
「なんだ…お前は。」
N
「…あなたが悪魔ね。…お願いがあるの」
悪魔
「ほう、願いか。なんだ、言ってみろ。」
N
「相手の『私に対する好感度』を見えるようにする力が欲しいの。」
悪魔
「何故?」
N
「それは…」
悪魔
「言わないのだな?」
N
「ケンカ。ケンカしてしまったの。だから」
悪魔
「成程。どう思われているか確認せねば恐ろしくてたまらぬのだな。やはり人間とは滑稽極まる。」
N
「…」
悪魔
「まあよい。叶えてやろう。ただし私も悪魔。それ相応の代償は…頂くぞ?」
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その日の夜。今度はOがやって来た。
悪魔
「なんだ、お前は。」
O
「悪魔だな?お前が。頼みがある。」
悪魔
「願いだな?言ってみろ。」
O
「相手の『俺に対する嫌悪感』が分かるようにして欲しい。」
悪魔
「何故?」
O
「ケンカしちまったんだ。だから」
悪魔
「どう思われているか知らねば恐ろしいと、やはり人間とは弱いものよ。」
O
「…」
悪魔
「まあ良い。その願い叶えてやろう。ただし私も悪魔。相応の代償は頂くぞ?」
悪魔
「クックック…貴様ら2人にはお似合いの代償だ…」
悪魔
「N、O、良き組み合わせであったぞ?」
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その後NとOが絶望した。そしてその絶望は歪んだ憎しみへと変わった。
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そしてあの仲睦まじい2人の姿はなくなってしまった。
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ことが終わり真実に気づくとき、残されたものは更なる深い絶望を味わうだろう。
???
「正義の反対は悪か、はたまた別の正義か。好きの反対は嫌いか、はたまた無関心か。難解なものじゃ。」
???
「ところで天ノ弱という曲は知っとるか?」
流星
「急に何の話だよ…知ってるけど。」
???
「どちらが好きじゃ?はやいかおそいか」
流星
「あぁ…はやい方。てかGUMIが好き。」






