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モブ
モブ
モブ
モブ
いつもの事、いつもの事。 ただ黙って我慢してれば何でもない。
わたしなら大丈夫。
モブ
髪の毛を掴まれ、床に倒される。
モブ
一虎
教室のドアの方をみると 彼は笑顔で立っていた。
どこか見覚えのある顔…… でも思い出せない。
モブ
モブ
一虎
私たちの方に笑顔で歩いてくる。
一虎
モブ
モブ
モブ
彼女たちはそそくさと荷物を持って 最後にわたしを睨みつけながら 帰っていった。
音
一虎
やっぱり一虎君だ。
小さい頃、よく公園で遅くまで 二人きりで遊んでいた。
小さい頃…
一虎
音
一虎
音
一虎
ご飯を食べていないわたしに いつも肉まん半分こしてくれたっけ。
いつもわたしの分の方が大きくて 全然半分こじゃなかったな。
一虎
音
一虎
一虎
音
音
一虎
真っ暗の公園で、 二人で縮こまってした約束だった。
それから親が薬物、虐待、詐欺で 逮捕されて本当にわたしは1人になった。
わたしを引き取りたくないと言った祖母が嫌々引き取ってくれたけど、 親の噂が広がってしまい 隣の地区へ引っ越しになった。
一虎君には何も言えずに。
音
音
一虎
音
一虎
一虎
音
一虎
一虎君は冗談ぽく言うけど、たぶん 本当に色んな人しばいたんだろうな…
音
一虎
音
一虎君は大笑いして、わかってるよ〜 と言った。 そして、そのまま一緒に帰った。