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テラーノベル(Teller Novel)

サァー………

あ、雨だ

今日も…学校休もう…

この頃ずっと雨降ってる気がする

雨を理由に

私は全然学校に行っていない

友達いないし

将来の夢なんてないから

学校に行ってもつまらないし

私には何にもないから

死にたいって

思ったことも何回もあるし

私が生きてる価値なんてないんだ

もう、早く楽になりたい

口に出すと思いが強くなって

涙が

ポロ

ポロ

と流れてくる

すると 外の雨も強くなった気がした

コン

コン

ふと扉の音がなった

…誰

私の両親と兄は亡くなったから

いない

とすると本当に誰だかわからない

なあ、外、行こーぜ

行かない

外、雨降ってる

私、なんで知らない人と 喋ってるんだろう

でもなんか…知っているような…

雨?降ってないよ

雨が降ってるのは

お前の心だろ?

心…?

お前が本当に流しているのは

心の雨だ

学校に行きたくないのはわかった

ならせめて俺と一緒に外へ出よう

でも…

雨降ってる…

外が泣いてるのは

お前の心が晴れてないからだ

大丈夫。俺がついてる

ほら、一緒に行こう

…わかった…

ありがとう

じゃあ扉を開けて

ガチャッ

え、晴れ…てる

なんで…?

あ…涙…止まって

よくできたね

俺はずっと空から見守ってるよ

女子高生

あ、待って、○○ちゃん?!

え、あ、はい

女子高生

やっぱり!

女子高生

今日学校来る??

え、ええと…

女子高生

一緒に学校行かない???

女子高生

私ずっと○○ちゃんと話したかったんだ〜

女子高生

でも全然話しかけられずにいたら

女子高生

全然学校来なくなって

女子高生

心配してたんだよ!

…っ

女子高生

えぇぇ!

女子高生

ごめん私気に触ることいっ

大丈夫…っ

一緒に学校行こっか(*´︶`*)

女子高生

え、笑った!

女子高生

可愛い!!

女子高生

うん!一緒に行こっ✨

私が笑うと空には 虹が架かった気がした

空の涙と私の雨は止みました

止ませてくれたあの男の子は

今になってはわからないけど

私は今

生きててよかった

と思える日々を

毎日過ごしています

読んでくれて ありがとうございます✨

結論、あの男の子は 誰だったんでしょうか🤔

わかった人が居たら

コメント欄に考察書いてくれると

嬉しいです🤭

このストーリーは

そらまめくん。さんのコンテスト

で、書かせてもらいました✨

よろしければ「ハート」 よろしくお願いしますm(*_ _)m

ではまたのお越しを お待ちしておりますm(*_ _)m

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