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これで元の世界に...
___
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掴まれた
誰に?
りうら?
ま ろ ?
柵の柱で上手く見えなかったから
大人しく引っ張りあげられていた
___
その人はそう呟いていた
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引っ張りあげられ
その人の顔を見る
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その人は
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あの俺の事を1番嫌ってたであろう
初兎、と言う奴だった
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彼は呆れたような、でもどこか焦っているような
そんな顔で言った
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転生だの、元の世界だの
言えるはずがない
プルルルルプルルルル
彼のスマホが鳴った
ピッ
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3
3
電話を切ると
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俺の腕を握る力が強くなった
バンッ
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4
5
そう言ってくれて嬉しかった
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りうらはそういうと
1
4
泣き崩れた
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可愛いりうらを悲しませてしまったと思うと
胸が痛くなる
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4
6
隠してる
確かにそうだ
でも転生なんか信じてくれないから隠し続ける
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どう説明したらいいんだろう
そう思っていると
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ずっと黙っていた彼が口を開いた
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1
3
3
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俺は何も出来ず着いて行ったら
俺の部屋に連れていかれた
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なんだろう、と怖くなってくる
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4
桃
それは俺の転生前の名前だった
なんで?と思うが
確かに何度か間違えて言ったことがある
だが
桃ちゃん呼びをされているなんて1度も言っていない
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そう震えた声で話す
そんな呼び方をしてくる人は1人しか居ない
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3
紫ちゃん...
彼は
俺が間違えて死んだら会えると思っていた人
紫ちゃんは事故で亡くなった俺の大親友
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