天宮 尚(5歳)
目が覚めるとそこは避難所先の体育館の隅だった。
尚の母・幸子(さちこ)
尚の父・一也(かずなり)
朝比奈先生
園長先生
視界には皆が輪になって自分を覗き込んでいた
天宮 尚(5歳)
尚の母・幸子(さちこ)
天宮 尚(5歳)
自分の発言で皆が静まりかえり、無表情になるが
最初に口を開いたのが朝比奈先生だった。
朝比奈先生
天宮 尚(5歳)
朝比奈先生
朝比奈先生
朝比奈先生
園長先生
園長先生は、無言で朝比奈先生を見つめていた。
朝比奈先生
自分はその時、どうして朝比奈先生が謝ってきたのか、子供心にわかったようなわかっていないような、どちらとも取れない気持ちでいた。
そしてまた、眠くなって、目を閉じた。 もうこの時点で、うすうすわかっていたのかもしれない。
──────だって、いたから。
遅れて来るはずの花音が、目を開けた時から視界の中にしっかりいたから。覗き込んでいたから。
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