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kn✖︎nk
ご本人様に関係✖︎
地雷の方はお戻りください
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ガタガタッ
人がいない夜の公園で、俺はコーヒーを買っていた。
こんなもので喉の渇きが癒えるわけでもないが、なにか飲まないと落ち着かない。
kn
俺は生まれつき、人間の血を飲んで生きてきた。 まあいわゆる、【吸血鬼】だ。
kn
kn
俺はここ一週間、人間の血を飲んでいない。
美味しそうな人間がいないからだ。
もちろん、吸血鬼にも味の好みってものがある。
俺は最近、どの人間をみても自分の好みじゃないな、と思ってしまう。
kn
思わず独り言を呟いてしまう。
そのとき、誰かが公園にやってきた。
kn
こんな夜遅くに公園に来る人なんているんだ…
俺はふとそんなことを考えて、自分も公園に来ているということを思い出した。
俺も来てるんだった…最近はこれが当たり前になっていたから、違和感がなかった。
一人であれこれ考えていたら、いつのまにかその人が俺の目の前に来ていた。
kn
俺はびっくりして、思わず声をだす。
見てみると、その人は俺と同じくらいの年齢のようだった。
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kn
nk
nk
その人は俺の座っているベンチを指さしてそう言った。
俺は、他にもベンチはあるのになんでここに?と思ったが、とりあえず、いいですよと言った。
nk
お礼を言うと、静かにベンチに座る。
気まずいなぁと思っていたら、その人が声をかけてきた。
nk
俺は少し間をおいて、コーヒーです、と言った。
nk
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彼は急に、そんなことを言った。
nk
俺は訳がわからなかったが、コーヒーをまだ開けていなかったため、彼にあげた。
すると、
nk
と、嬉しそうに缶を開ける。
俺はそのまま、コーヒーを飲む彼の横顔を見た。
俺はコーヒーではなく、彼を見て呟く。
kn
やば、、
ばれたかな、と彼を見てみたが、どうやら聞こえていないようだった。
危なかった、、
俺は久しぶりに、美味しそうな人間を見つけた。
今すぐにでも血を飲みたい、と思ったが、我慢して彼がコーヒーを飲み終えるのを待った。
俺は、美味しそうな人間を見つけたらすぐに血を飲む、なんてことはしない。
その人がどんな人なのかを知ってから飲むようにしている。
彼がコーヒーを飲み終わったら、まずは名前を聞く。
kn
nk
思ってたよりすぐ教えてくれた。
普段は大変なのに…
こんなにあっさり名前を教えていて大丈夫なのか心配になりつつ、俺は次の質問をしようとした。
すると、
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急に、そんなことを言われた。
意味がわからず、え?と言うと、彼は、
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nk
nk
kn
いろいろ言われて頭がこんがらがっていると、なかむが耳元で、
nk
と言ってきた。
kn
話しが速すぎてついていけない。
なんで吸血鬼ってバレて、、
nk
またなかむが喋り出す。
nk
なかむは自慢げにそう言う。
やっと話に追いつく。
いつだかわからないが、どうやら血を飲むところを見られていたらしい。
kn
単純な疑問だ。 俺が吸血鬼だということを知っているのなら、なぜ彼は俺の近くに来たんだ?
普通なら、不気味に思い、誰も近づかないのに。
nk
聞くと、なかむはきょとんとした顔で、
nk
と言う。
kn
俺は本当に意味がわからなかった。
吸血鬼なのに好きって、 そもそも俺のこと好きって、どういう、、えぇ?
本当に意味がわからない。
俺が困惑していると、なかむは俺の手をとって、
nk
といった。
コメント
2件
感謝!ちゃん付け嬉しみ
天瀬ちゃんも小説作るの上手! 続き楽しみに待っとくね〜