交わった僕らの旅路

今回、暴言、喧嘩の表現があります 苦手な方は無理をしないでください

“何かを得ると失う事がある”

本当にその通りだと思う

昔の俺は、世界は美しくて輝いてる

汚れてなんてないって思ってた

でも…本当のことを知った時

全てが汚れて見えた

…今日は晴れ

でも、俺には曇りにしか見えない

当たり前だ、

汚れた心で快晴を見たって

濁って見えるじゃん

ｺﾝｺﾝ

ﾊﾞﾝｯ

俺の目の前にあるもの、それは…

俺がかざね達と話した会話が流れるスピーカーだった

ｶﾞﾁｬ ﾊﾟﾀﾝ

勢い余って家を飛び出したけど…

…雨宿りするか、

わかんないな、

俺の心は歪みすぎたみたいだ

さっきから俺の名前を呼ぶ声が聞こえる

きっと探し回ってるんだろう

でもここがわかるはずがない

ここは、俺が苦手だった場所だから

ｶﾞｻｯ

多分大丈夫、

俺の記憶が正しければの話だけど…

しゅうとの親はしゅうとの思いを大切にしてた人だから

そんな悪い人じゃないんだよな

ただ守りたい気持ちが強くて、それが縛りという形になったんだろう

、お願いｯしゅうとの思いを聞き入れて…

<奥様〜！

みんなが優しい会話をしてるのに…

涙がずぅっと溢れてくる…

でも、何でだろうね

前まで理由も分からずに泣いてたのに

今は理由がわかるんだ

だからだろうな

俺が涙を拭わないのは

今日と言う日を忘れたくないからだ

ﾜｲﾜｲ

定められた人生

全て終わったと思っていた

でもそれは自分が勝手に造っていただけであって

本当は何もなかったのかもしれない

この壁が、道が、嘘だって気づくには俺1人じゃ無理だった

…本当にありがとう

俺は自分の人生をしっかり歩むよ

定めを打ち壊して~end ~

りんごは木から落ちる。たった１つの支えから。

支えがなくなれば誰かに拾ってもらうか蟻に食べられるか、この２つしかない。

なんで浮かべないんだろう、なんでずっとしがみつけないんだろう。

人間だって１つの支えがなくなったらどうしようも出来なくなる。

そして誰かに救ってもらってまた捨てられて…そんな繰り返し。

自分で浮かんで支えを探すこともできないし、支えにずっと実をつけることもできない。

浮かべたら簡単に探せるし、ずっと実をつけとくだけなら余裕。

でも人生ってそんな簡単じゃない。拾われては捨てられる。この繰り返しで、いいように弄ばれる

そんなのは嫌だ。

だから、拾ってくれた人の支えに俺もなり、お互いがお互いを支え合う。

そしてお互いの木にお互いの実を実らせる。

お互いを支え合える、そんな木に俺はなりたい。

誰かを支配し、操るなんてことはしたくない

人生は自分のものなんだから

自分の意思を持ち

誰かの支えになれる

そんな大きな木になりたい

byしゅうと