TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ある日の放課後

🌹

(またこれか…)

モブ先輩A

ちょっと、及川くんとどう言う関係なの!?

遡る事数分前、部活に行こうと教室を出た🌹に声を掛けてきた先輩達が居た

その様子は明らかに何か企んでいる様子で

🌹は半ば強引に空き教室へと連れられてしまった。

モブ先輩B

ずっと前からからそう、及川くんにベッタリで!

モブ先輩A

きっと及川くんも迷惑してるわ!

🌹

(お兄ちゃんと仲良いんだから必然的でしょ…)

モブ先輩B

中学の時は怪我してて可哀想だから見逃してあげてたけど

モブ先輩A

もう元気になったんだから及川くんから離れなさいよね!?

🌹

(この人達北川第一出身なのか、面倒ね…)

顔が良くて県ベスト4の主将でもある及川は昔から女子に人気の人物

部活の関係でも関わる事の多い🌹

よく傍に居る女の存在が許せないファンも多かった。

モブ先輩B

さっきから黙りだけど人の話聞いてる?

モブ先輩A

何とか言いなさいよ!!

🌹

(何とかって言われても…)

🌹

先輩方がどう思っているかは知りませんけど

🌹

別に、私は及川さんに好意を向けている訳でも媚びを売ってる訳でも無いので

モブ先輩B

とか言って、マネージャーになったのも及川くんに近くためだったりして?笑

モブ先輩A

それってもはやストーカーじゃ無い?笑

🌹

そんな不純な動機でやってるつもりはありません。

🌹

中学でバレーもやってましたし、好きでマネやってるんで

モブ先輩B

は?

モブ先輩A

先輩に向かって何その言い方

🌹

(面倒ね…)

🌹

(それに、そろそろ戻らないと心配されるし…)

🌹

これ以上用がないのなら、私は戻ります。

先輩達の態度を無視し、教室から出ようとする🌹

モブ先輩B

ちょっと、待ちなさいよ!

モブ先輩A

まだ話は終わってないでしょ!!

🌹

っ!?

扉に手を掛けた🌹の腕を素早く掴みかかり、阻止しようとする。

🌹

(爪痛い、食い込んでる…!)

🌹

っ離してください!!

腕に食い込む爪が余りにも痛くて腕を振り払い、その拍子に転んでしまう先輩

モブ先輩B

痛っ何すんのよ!

🌹

(そっちが先にして来たんでしょ…!?)

🌹

別に私は…!

反論しようと発した🌹の言葉を遮るように扉が開く

及川

え、ちょっとこの状況何?

岩泉

おい、何があった

🌹

お兄ちゃん…

扉を開けたのは🌹の事を探しに来た及川と岩泉だった。

🌹

(この状況どう見ても私が圧倒的に不利だ…)

床に座り込む先輩と心配そうに駆け寄るもう1人の先輩の姿

その前に明らかに転ばしたであろう姿で立つ🌹

この状況だけで見れば、🌹が先輩を突き飛ばしただけのように取られてしまう。

🌹

(どう説明すれば納得してもらえる…)

説明する為に必死に思考を巡らせる🌹

それも虚しく先に声を上げたのは先輩たちの方だった。

モブ先輩A

及川くん…?

モブ先輩B

な、何でここに?

岩泉

🌹が部活来るの遅いから探しに来たんだ

モブ先輩B

き、聞いて!この子が急に突き飛ばして来たのよ!!

及川

この子って、もしかして🌹ちゃんの事?

モブ先輩A

そう!私、何もしてないのに…!!

🌹

(やられた…)

🌹

(それじゃ私が何を言っても信じて貰えるかどうか…)

及川

そっか、怪我は無い?

モブ先輩A

うん、私、怖い…

及川

もう大丈夫だよ、立てる?

そっと近付き、優しく扱う及川

それに縋るように怯えた様子で及川に必死に訴える先輩

岩泉

🌹、お前の話は後で聞く

岩泉

先部活戻ってろ

🌹

…うん。

先輩達に優しくする2人を置いて教室を出る🌹

🌹

っ腕、痣になってる…

🌹

(状況的にも信じて貰える保証は無い。)

🌹

(お兄ちゃんの信用すら無くなっちゃうのかな…)

結局その日は沈んだ気分のまま部活を終えることとなった。

翌日、この日は休日で体育館も使えない為部活もオフの日だった。

岩泉

🌹、居るか?

コンコンと🌹の部屋の扉を軽くノックして、ドア越しに声を掛ける兄の岩泉

🌹

…うん。

岩泉

今日出掛けるぞ、ジャージ着て準備しろ

🌹

え?

昨日の事で少し気まずさを感じながらも返事をする🌹を無視して淡々と伝える。

岩泉

準備出来たか?

🌹

うん…

岩泉

よし、じゃあ行くぞ

🌹

(どう言うつもり…?)

兄に連れられた先には及川達が居た。

花巻

あ、岩泉来たんじゃね?

松川

ホントだ

及川

おーい!岩ちゃーん!

少し離れた所から2人に手を振って声を上げる及川所まで向かう。

岩泉

うるせぇぞ及川

花巻

よっ🌹ちゃん

松川

🌹ちゃんも来れて良かった

🌹

こんにちは。

🌹

(昨日の事、2人は聞いていないの…?)

及川

じゃ、早速行こうか!

松川

おー

及川を筆頭に更に連れられた先は施設の体育館だった。

及川

ここ3時間で200円なんだよね〜

花巻

やっす

松川

ネットも張ってあんじゃん

岩泉

🌹も準備運動しとけよ

🌹

う、うん

🌹

(ジャージだしこのメンツだし、何となく分かってたけど…)

🌹

(バレーするつもりか。)

🌹

(でも、なんで私も?)

🌹

(得点係が欲しかったのかしら…)

意図が分からない及川達に準備運動をしながら1人悶々と考えていた。

青葉城西高校の夢

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

19

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚