『ハナタバ』/可不

何も何も分からなくて

止まることもただ怖くって

いつか、いつか願うように

どうか、夜よ明けないでって

嗚呼このままじゃ行けないな

って焦る気持ちだけが倍速で

「誰か、誰か、俺を見つけて」

って叫べたら楽になれるのかな

ただただ「さようなら」って言わせてよ

昨日の寂しさに

いつしか空っぽな心だけが

夜空に咲いたんだ

ほらまたすっからかんに生きたいな

何にもないからさ

このまま少しだけ君と踊る時間に

ハナタバを

気づいたら俺らは何処へ

歩く歩く行く先もなく

知らない知らない何にも知らない

上手く笑えないし

闇の中

って問いかけるの

君の君の無邪気な声が

響く響く

いつか、いつか言わせてくれよ

すっかり余計なことばっか、

汚れた心に

じゃあばいばい、

きっかり悩んだ今日だって、

｢さようなら」って言わせてよ

昨日の寂しさに

いつしか空っぽな心だけが

ほらまたすっからかんに生きたいな

何にもないからさ

このまま少しだけ君と踊る時間に

笑う様に、

難しいだらけの脳内で

明日は明日は来るからさ、

でも今だけは夜よ隣で、

すっからかんに生きたいな

このまま少しだけ君と踊る時間に

ハナタバを