ロキシー
3
ゼニス
2
リーリャ
1
パウロ
0
ルーデウス(4歳)
ルゼス
昼です!
昼!
ロキシー
名は
ロキシー
ロキシー・ミグルディアです
ルーデウス(4歳)
(中学生ぐらいの身長だな、)
ゼニス
あ、あの
ルーデウス(4歳)
小さいんですね!
ロキシー
あなたに言われたくありません
ルーデウス(4歳)
( ピシャリと言い返された。
コンプレックスなのだろうか。
胸の話じゃないんだけどな)
コンプレックスなのだろうか。
胸の話じゃないんだけどな)
ロキシー
はぁ。それで、わたしが教える生徒はどちらに?
ゼニス
あ、それはこの子達です
ロキシー
はぁ、たまにいるんですよねぇ、
ちょっと成長が早いだけで自分の子供に才能があると思い込んじゃうバカ親……」
ちょっと成長が早いだけで自分の子供に才能があると思い込んじゃうバカ親……」
ルゼス
(聞こえてますよ!)
ゼニス
(*^^*)ꐦ何か?
ロキシー
いえ。しかし、そちらのお子様には魔術の理論を理解できるとは思いませんが?」
ゼニス
大丈夫よ、うちのルディとゼニスちゃんはとっても優秀なんだから!
ロキシー
はぁ、
ロキシー
わかりました。やれるだけの事はやってみましょう
こうして、午前はロキシーの授業を、午後はパウロに剣術を習うこととなった。
ロキシー
では、この魔術教本を……いえ、そのまえに、ルディとルゼスがどれほど魔術を使えるか試してみましょう
ルゼス
はい!
ロキシー
まずはお手本です。
汝の求める所に大いなる水の加護あらん、
清涼なるせせらぎの流れを今ここに、ウォーターボール
汝の求める所に大いなる水の加護あらん、
清涼なるせせらぎの流れを今ここに、ウォーターボール
ルーデウス(4歳)
(木の幹を簡単にへし折ると、柵を水浸しにした。)
ロキシー
どうですか?
ルゼス
あ、あの
ロキシー
何ですか?
ルーデウス(4歳)
はい。その木は母さまが大事に育ててきたものですので、母さまが怒るとおもいます
ロキシー
え?そうなんですか!?
ロキシー
それはまずいですね、なんとかしないと……!
ロキシー
うぐぐ……、
神なる力は芳醇なる糧、力失いしかの者に再び立ち上がる力を与えん、
ヒーリング
神なる力は芳醇なる糧、力失いしかの者に再び立ち上がる力を与えん、
ヒーリング
ロキシー
ふう、
ルーデウス(4歳)
凄いですね!
ルゼス
す、凄い
ロキシー
いいえ、きちんと訓練すればこのぐらいは誰にでも出来ますよ
ロキシー
では、ルディとゼニス。やってみてください
ロキシー
最初はゼニスから
ルゼス
はーい
ルゼス
なんて言うんですか?
ロキシー
汝の求める所に大いなる水の加護あらん、
清涼なるせせらぎの流れを今ここに、です
清涼なるせせらぎの流れを今ここに、です
ルゼス
えーと、ウォータボール
ルゼス
あ、
ルゼス
(木を切ってしまった、)
ロキシー
まさか、無詠唱をいつもは?
ルゼス
無しでやってます
ロキシー
それは凄いですね!次はルディお願いします
ルーデウス(4歳)
汝の求めるところに………ウォーターボール
ロキシー
ルディも無詠唱を無しで、
ルーデウス(4歳)
はい
ロキシー
これは鍛えがいがありそうだわ
ロキシー
さあ、さっそく次の魔術を……
ゼニス
ああぁー!
ルーデウス(4歳)
木が折れている、
ゼニス
ロキシーさん! あなたね!ウチの木を実験台にしないで頂戴!
ロキシー
えっ! しかしこれはルディがやったもので……
ゼニス
ルディがやったのだとしても、やらせたのはあなたでしょう!
ロキシー
はい……そのとおりです
ゼニス
こういう事は二度としないで頂戴ね!
ロキシー
申し訳ありません、奥様…
ロキシー
早速失敗してしまいました、
ルーデウス(4歳)
先生…
ロキシー
ハハッ、明日には解雇ですかね
ルゼス
大丈夫ですよ!
ロキシー
あはは、ありがとうございます
ルーデウス(4歳)
先生は今、失敗したんじゃありません
ロキシー
ル、ルディ?
ルーデウス(4歳)
経験を積んだんです
ルゼス
そ、そうですよ!
ロキシー
そ、そうですね。ありがとうございます
ルーデウス(4歳)
はい。では授業の続きをお願いします
ルーデウス(4歳)
(こうして、初日からロキシーとちょっと仲良くなれた。)
ルゼス
ロキシーさん!今度お風呂入りましょう!
ロキシー
いいですよ!
ルーデウス(4歳)
うらや、
ルーデウス(4歳)
それよりも、午後はパウロと鍛錬だ。
ルーデウス(4歳)
頑張るか〜
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