この作品はいかがでしたか?
116
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「女の子になりたい。」って言ったら?
lf
初兎
何かすごいものでもみているかのような目をしたあと
何かしてほしげに僕の方を見た
いふくんと初兎ちゃん。
ほとけ
ないちゃんに何かあったことはわかる
ないちゃんは昔から自分から物を言うタイプじゃなかったから
僕たちが初めて会った
あの大雪の日。
ないこ
ほとけ
その時のないちゃんは
今にも泣きそうで
壊れそうで
消えちゃいそうだった。
ほとけ
ないこ
だから無意識に手を握ってた。
そして当時は名前も知らなかった人を
ほとけ
家に呼んだ
ないこ
ないこ
ないこ
その時のないちゃんは
ないこ
ガラス玉みたいに
ほとけ
透明で
綺麗で
でもその貫禄からは何も見えなくて
ないこ
自分から口を開くのは謝る時だけだった。
ほとけ
ほとけ
ないこ
ないこ
ないちゃんは
自分の中で張り詰めてたものが切れると
涙が止まらなくなっていた。
その泣く姿はまるで子供みたいで、
身長が高くてすらっとしたないちゃんには見えなかった。
ほとけ
そんなないちゃんは今自分から話していた。
そしてその話していた姿は
紛れもなく昔の透明なのに何も見えないないちゃんだった。
ないこ
ほとけ
lf
初兎
僕は
昔とは違く
そんなないちゃんを抱きしめていた。
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
ないこ
ほとけ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ほとけ
ないこ
ないこ
ないこ
ほとけ
lf
ほとけ
ないこ
初兎
ないこ
ないこ
初兎
ほとけ
lf
りうら
悠佑
ほとけ
ないこ
lf
初兎
ほとけ
りうら
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
りうら
ないこ
みんな
ないこ
ないこ
lf
ほとけ
その時
いふくんが何故か笑った。
コメント
3件
🍣くん…泣 受け入れて もらえて よかったですっ!!