/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
主
こんにちわ！第5話です
主
今回は久遠の回想から始めようと思います
主
それでは
スタート！
ブルロ施設内フィールド
久遠
…
久遠
よし！これで11人集まった！狐坂高校はここから始まる！！目指せ全国優勝だ！！
始まりはただ、サッカーがしたかったんだ
部員
重いんだよ久遠
部員
お前とサッカーやってても楽しくねーよ
久遠
…あぁ…そうか…
久遠
(結局本気でサッカーをやってたのは…俺だけだったんだ…)
だったらもう仲間なんていらない―
久遠
強化指定選手―
久遠
(…夢を夢で終わらせるぬるい人間にはならない！！)
たとえ1人になろうとも、俺は俺が勝つためにサッカーをする！！！
久遠
……10人のくせに…ｸﾞｯ
千束
…面白くなってきたねー！
たきな
はい。個人がフィールド上で能力を最大に体現することで攻撃を繰り出すチームZ…それに対して―
千束
凪くんの覚醒で予測不能の攻撃をするチームV。この状況はもうどっちが勝ってもおかしくないです(｀ω´)ｷﾘｯ…
千束
…でしょ？
たきな
…それ私の真似ですか
千束
そうだよ～似てるでしょ！
たきな
全く。
千束
えぇ～！似てたのに～…
たきな
…まあでも、千束の言うとおりです。
たきな
この試合は、もうどちらが勝ってもおかしくはない。攻撃対攻撃の拮抗状態になっています
千束
どっちが勝つのかな～
久遠
(…このまま何もしなければ俺は生き残れる…！！！)
久遠
(いいんだよこのままで…このままで……)
チームVの誰か
いけ斬鉄！カウンター！！
斬鉄
ｻﾞｯ
千切
お前は俺が止める！
斬鉄
残念だな赤髪お嬢。こっちには今…
斬鉄
覚醒ホヤホヤの天才がいる！！ﾄﾞﾝｯ
千切
！？(サイドチェンジの超ロングパス…！！？)
凪
ナイス斬鉄、よく見てた
潔
ｻﾞｯ俺もここだと思ってた…
潔
今フィールド上のおれたちの弱点はココだよな…！！
凪
！、よく逢うね
チームZの誰か
ナイス潔！止めろ！！
チームZの誰か
お前が抜かれたらGKと１対１だぞ！！
たきな
…ボールの落下点には、凪さんが先に追い付くと思いますが、
千束
潔くんはそれも計算ずく、って感じだねー
たきな
狙いは仲間が自陣に戻る時間稼ぎでしょうか
潔
(…よし、間に合った！！トラップする足元に注意しろ…！！)
潔
(背後からのボール…そのワンタッチ目が凪の次の行動の鍵になる！！)
潔
(さあ来い…！！行かせない！！)
ボンッ
潔
(え…は…？コイツ――背中でトラップした…！？)
潔
(ヤバい…ヤバい…！！！かいぶつに、何もかもが壊される―――)
ガバッ
全員
！！？
潔
え…久遠…！？
【ピピーッ！！チームZファウル！！久遠渉レッドカード！！退場！！】
久遠
これでまだ戦えるだろチームZ…
潔
…！
玲王
大丈夫か凪！！？
玲王
ふざけんなてめぇ！！ﾀﾞｯ
凪
玲王…俺ヘーキ
斬鉄
落ち着け玲王！もう一枚イエローもらったらお前も退場だぞ！
玲王
でも……てめぇら…どーゆー作戦だ…？
國神
知るかよ…こっちが聞きたいくらいだ…。おい久遠…
國神
何もしなきゃ生き残れたのになんのマネだ？
久遠
……別に…俺が俺のためにやったコトだ…
潔
久遠…
チームZの誰か
待てよ…でもお前！今３ゴールで國神と得点数は同じだろ…！？
チームZの誰か
え、じゃあレッドカードでフェアプレーポイント差が國神を下回るから…
チームZの誰か
このまま引き分け以下で終わったら、チームZと一緒に久遠は敗退することになるぞ…！？
久遠
…
久遠
…うっせぇな、わかってたよそんなこと…身体が動いちまっただけだ…
久遠
つーかお前ら、絶対勝てよ
久遠
世界一のストライカーになるのは俺だからな
潔
…ふざけんなよ、久遠。そんなの当たり前だ。俺たちは勝つ！
チームZの誰か
世界一になるのは俺だ
チームZの誰か
いや、俺だろ
潔
こんなとこで終わるかよ
久遠
……
千束
…まさか久遠くんが動くとは…
千束
久遠くん、新手のツンデレ？
たきな
ﾍﾞｼｯ
千束
いたっ
たきな
ふざけるとこじゃないですよ
たきな
……まあ、心境の変化というやつではないでしょうか
たきな
なにか、思うところがあったんでしょう
千束
思うところしかなかったと思うけどねー
千束
まあそれはそうとして、たきなはどっちが勝つと思う？
たきな
…正直わかりません。
千束
たきなが素直にいうなんて珍しい～
たきな
千束？(^^)
千束
ｽﾐﾏｾﾝﾃﾞｼﾀ
たきな
わたしはそんなにひねくれていません
千束
はは…
千束
…話を戻して、わかんないっていうのはなんで？
たきな
どちらのチームも、予測不能な動きをたびたび見せています
たきな
チームVがこのまま巻き上げるかもしれないし、チームZが逆転するかもしれない
千束
だから先が読めない―か
たきな
はい
千束
確かにね
千束
この試合のキーパーソンは凪くんと潔くんだったけど、2人にふれて新たに覚醒を起こす子がいてもおかしくない
たきな
残り数分で結果が決まる―
たきな
まるで任務の時のような緊張感です
千束
はらはらドキドキだね～
千束
楽しみだね！
たきな
はい！
主
はい！今回はここで終了です
主
ちょっと長くなってしまいました
主
次回も試合の続きです。できれば次回でV対Zのとこは終わりにしたいと思います
主
それでは
千束
ばいちゃー！！
たきな
ばいちゃ！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
