続き
まり
着いた〜
お寧々
だね
花子くん
何で俺まで、、、
お寧々
いいじゃない
まり
うんうん
お寧々
は〜〜
お寧々
イケメンが空から降って来ないかしら
まり
寧々ちゃん、、、
お寧々
別に本気じゃないもん現実とフィクションの区別くらいついてるもん
お寧々
でも怪異の助手なんてやってるのよ?
いつ特別な出会い特別な恋を期待しちゃうじゃない
いつ特別な出会い特別な恋を期待しちゃうじゃない
花子くん
トクベツ?
お寧々
そうねぇ例えばこの映画みたいに、、、
ねねちゃん♡劇場 高価な血筋ゆうえに悪霊に囚われた可憐な少女(私) そんな彼女の目の前に空から降って来た美少年 彼は見事悪霊を打ち祓い少女と結ばれるの
花子くん
俺 打ち祓われてるんだけど
花子くん
キケンシソー禁止
大体そんなものしなくても
大体そんなものしなくても
花子くん
ヤシロには俺がいるじゃん
お寧々
むぅ
???
そこまでだ‼︎
まり
(この声どっかで聞いた事あるなー)
???
やっと見つけたぜ悪霊め‼︎
お寧々
(空から男の子
あの映画と同じ!
あの映画と同じ!
???
かもめ学園中等部三年
お寧々
(まさか美少年が私を)
光
源 光だ冥土の土産ひ覚えときやがれ‼︎
まり
源くん?
光
、、、へ?
お寧々
まりちゃん知り合い?
まり
うん、、、
お寧々
花子くんの事も見えてるみたい、、、
まり
だね
花子くん
直接の面識は無いけど、、、
花子くん
あの少年は源家の人間だね
俺が見えてるのもそのせいだ
俺が見えてるのもそのせいだ
お寧々
源家、、、
武士?
武士?
花子くん
昔々のお話さ
今より遥かに夜の闇が濃かった時代 当時俺たち怪異は妖怪と呼ばれ今よりずっと強い力を持っていた その中でも神にも勝ると恐れられていた"日本三大悪妖怪"と並びししょうされた三体 その一角大江山の悪鬼酒呑童子を打ち倒したのが
花子くん
稀代の祓いて手源 頼光
そこの少年のご先祖様だ
そこの少年のご先祖様だ
光
その通り随分と詳しいじゃねぇか、、、
フフン‼︎
フフン‼︎
光
ご先祖様が後の世のため遺した強力な退魔具の数々
光
それらを受け継ぎテメーみてぇなタチの悪い怪異どもから人々を守る
それが源家に生まれた男子の役目‼︎
それが源家に生まれた男子の役目‼︎
光
つーわけで
俺はお前を祓う
俺はお前を祓う
光
覚悟しやがれ花子‼︎
ビュズシ
花子くん
"祓う"ねぇ君には無理だと思うけど?
光
そうか? ニッ^ - ^
バチィ
光
残念だったなァ花子
花子くん
、、、ッッ‼︎
花子くん
グラ、、、
お寧々
花子くん‼︎
光
これは我が源家に代々伝わる退魔具"雷霆杖"持ち主の霊力を退魔の雷に変換して打ち出す霊杖だそれに直接触れるとはとんだマヌケ野郎だぜ‼︎わはは
花子くん
う、、、
光
これで終わりだァ‼︎
お寧々
やめて!
光
ぅあぶねっバッカ野郎!急に飛び出して来んじゃ
光
ねぇ、、、 、、、、、、です、、、 へにゃぁ
光
あの
あなたは、、、
あなたは、、、
お寧々
高等部一年
八尋寧々 花子くんの友達で助手!
八尋寧々 花子くんの友達で助手!
まり
うちの友達だよー
お寧々
これ以上花子くんに酷い事するなら私怒るんだからねぇ‼︎
光
えっ、、、いやでもアイツは超悪い怪異で、、、そのぉ、、、学園の平和のためにも祓っとかないとっつーか
お寧々
花子くんは悪い怪異じゃないよ
まり
そうだよ寧々ちゃんの事も助けてあげてたからね⁉︎
光
それは違ッ、、、います
光
あいつはただの怪異なんかじゃない、、、
"トイレの花子さん"は俺のばーちゃんがやっとの思いで封印しだ超超凶悪な悪霊なんです!
しかもあいつは包丁を武器として使ってる生前それを凶器として使った証拠です
あいつは包丁で誰かの命を
奪ったんだ!
"トイレの花子さん"は俺のばーちゃんがやっとの思いで封印しだ超超凶悪な悪霊なんです!
しかもあいつは包丁を武器として使ってる生前それを凶器として使った証拠です
あいつは包丁で誰かの命を
奪ったんだ!
お寧々
そんなのうそ、、、
光
先輩は騙されてるんです!
光
あんな奴信用したら駄目だ‼︎
光
きっと先輩の事だって
花子くん
ちぇ
花子くん
バラされちゃった
光
‼︎
お寧々
‼︎
まり
‼︎
花子くん
あーあーもうしばらくはヒミツにしとこうと思ったんだけどなァ、、、
花子くん
来い白杖代
花子くん
君の言う通り確かに俺は人を殺した
でもカミサマが言ったんだこの役めを全う出来れば俺の罪は消えるんだって
でもカミサマが言ったんだこの役めを全う出来れば俺の罪は消えるんだって
まり
(私と一緒)
この時です 1話の最初の後です
神
まりは兄と一緒に兄を殺しただろ
まり
、、、うん
神
七不思議零番を全うし____を出来ればお前の罪を許してやる、、、
まり
おっけー
ありがとう神さま
ありがとう神さま
花子くん
だから祓われるワケにわいかない悪いね
光
ワケのわかんねぇこと言いやかって、、、
光
待て‼︎
ドオ
花子くん
スタタ
光
クソッ
花子くん
ヒョイ
光
ちょこまかと、、、‼︎
花子くん
ねぇその手痛くないの?
光
‼︎
ドッバリバリ
光
うはははは
学習しないヤツだぜ今度こそ綺麗に消滅しちまいな‼︎
学習しないヤツだぜ今度こそ綺麗に消滅しちまいな‼︎
光
な、、、効いてねぇ⁉︎
花子くん
ビュ
光
うおっ‼︎
花子くん
えいえい
ブンブン←包丁を振る回してる
ブンブン←包丁を振る回してる
光
ちょ
花子くん
どーだどーだ ブンブン
花子くん
ねー少年俺 この杖欲しいなーそしたら見逃したげてもいーよ?
光
舐めやがって、、、
光
俺は逃げねーぞ‼︎!
花子くん
そ
花子くん
じゃいーや
光
えっ
ダァン←地面に強く強打
ガ←花子くんに捕まれる
光
‼︎
花子くん
てい
びし←デコピン乙
光
で
花子くん
俺の勝ちー
花子くん
にこー
光
な、、、
花子くん
でこれはキケンだから封印っと
光
おわー‼︎!
光
うちの家宝に何してくれてんだテメー‼︎
光
ウオオオオ剥がれねぇぇぇぇぇぇ!
光
剥がせ
花子くん
やだよ
花子くん
それより
やっぱり君はこの霊杖の力を使いこなせてない
雷を放つたびに自分まで感電してるようじゃね
やっぱり君はこの霊杖の力を使いこなせてない
雷を放つたびに自分まで感電してるようじゃね
花子くん
身の丈に合わない力がもたらすのは破滅だよ少年
光
よ、、、余計なお世話だ‼︎
光
俺はみんなを守るためだったら命なんか惜しくねぇーんだよ
花子くん
おお熱血〜ウ
花子くん
大丈夫
花子くん
焦らなくても君はいずれ優秀な祓い手になるそれこそおれなんて簡単に祓えるくらいにね
花子くん
期待してるよ
光
期待?俺はテメーを祓うってんだぞなのに、、、
花子くん
、、、まあ
花子くん
今は弱っちいけどね!
ドフ←花子くんに殴られた乙です〜
光
かっ
光
ってめ、、、汚ね、、、ぞ、、、
お寧々
大丈夫?
花子くん
こーでもしなきゃ諦めてくれなそうだからね丈夫そーだし少ししたら起きるよ
お寧々
この杖、、、今のうちに隠した方がいいんじゃ
まり
そうだねまた来るかも
花子くん
もしかして2人とも俺のことシンパイ?
まり
もちろん
お寧々
友達なんだから
花子くん
、、、そう
2人は人殺しでも仲良く出来るんだ
2人は人殺しでも仲良く出来るんだ
お寧々
そ
まり
、、、
花子くん
なーんつって冗談冗談
花子くん
その少年はこのままでダイジョーブだよ
また来た所でおれを祓えやしないだろうし、、、賑やかなのは大歓迎だまあ、、、近々もっと賑やかになりそーだけどね
また来た所でおれを祓えやしないだろうし、、、賑やかなのは大歓迎だまあ、、、近々もっと賑やかになりそーだけどね
まり
終わり
まり
おつまり