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主です
寧々
花子くん
主です
寧々
花子くん
主です
花子くん
主です
主・花子・寧々
かもめ学園の屋上に、蝉の声が鳴り響いていた。
蒸し暑い午後、寧々はひとり風鈴の音を聞きながら空を見上げていた。
寧々
ぽつりとつぶやいたその瞬間ーー
花子くん
背後から、聞き慣れた声がする。でもーー その声や主を見た瞬間、寧々は目を見開いた。
寧々
そこには、制服姿の普通の男のが立っていた。
触れられる。影じゃない。透けてもない。
花子くん
花子くんは、少し照れくさそうに頭をかく。
寧々の心臓が、どくんと鳴った。
これから1ヶ月だけーー あの花子くんと、ふつうの夏が過ごせるなんてーー
それは、夢みたいな、 季節のはじまりだった。
主です
主です
寧々
花子くん
主です
主です
主です
主・花子・寧々