マーサ
ぐはっ、はぁっ、はぁっ・・・
ジャック
あなたで最後ですね
ジャック
随分と手こずりました
ジャック
まさかノートンさんを逃がして自分が犠牲になるとは
マーサ
か・・・かはっ
マーサ
それが・・・
マーサ
軍人である私の役目だ・・・
既に撃たれた銃をマーサがゆっくりと取り出す
マーサ
これもあいつを助けるのに無駄骨にはならなかった・・・
ジャック
ノートンさん1人逃せただけでもということですか?
マーサ
ぐふっ・・・
マーサ
そうだな・・・
ジャック
フフっ
ジャック
全く面白い人ですね
ジャック
マーサ嬢は
マーサ
ふふっ、ぐふっ、ぐはっ・・・
マーサが大量に吐血する
ジャック
おや、苦しそうですね
ジャック
まだ致死量の血を流していないのに
マーサ
マーサ
本当だよ・・・
マーサ
ぐはっ、っ、つぅ・・・
ジャック
ジャック
なかなかいい試合でした
ジャック
良ければハッチまで連れていきましょうか?
マーサ
マーサ
その必要は・・・
マーサ
無い・・・
ジャック
なぜ?
マーサ
これで私がハッチから逃げてしまえば
マーサ
お前はこの試合
マーサ
引き分けにされる
ジャック
ジャック
ほう・・・
ジャック
あなたという人は
ジャック
ハンターである私にまで情けをかけると
ジャック
実に愉快です
ジャック
愉悦です
マーサ
ふふっ・・・
マーサ
だから
マーサ
お前の
マーサ
手で
マーサ
私を
マーサ
送ってほしい・・・
マーサ
殺人鬼のお前なら・・・
マーサ
だいたい察しがつくだろう・・・?
ジャック
送る・・・
ジャック
ああ
ジャック
・・・そういうことですか
マーサ
・・・そういうことだ
ジャック
・・・本当に良いのですか?
マーサ
ぐっ、ぐふっ
マーサ
はぁっ・・・
マーサ
この世界の節理によって
マーサ
私はいずれ蘇る・・・
マーサ
だから
マーサ
マーサ
怖くなんて
マーサ
ない・・・
ジャック
その割には
ジャック
震えていらっしゃるようで
マーサ
くくっ
マーサ
今まで数多の仲間が空へ飛んで行くのを見てきた
マーサ
だから私は・・・
マーサ
地で死にたい
マーサ
仲間の分を
マーサ
ここで償う
マーサがジャックの刃を手に取った
ジャック
ジャック
何を
マーサ
ふふっ・・・
マーサが刃を自分の胸に突き立てた
ジャック
・・・なっ・・・!!
大量に血が飛び散る
ジャック
マーサ嬢!
マーサ
ぐふっ、ぐふっ、ごふっ
ジャック
なんて無茶なことを
ジャック
自分から私の腕を取るなんて
マーサ
ふ・・・
マーサ
ふふ・・・っ
ジャック
喋るものではありません
マーサ
あ・・・
マーサ
ま・・・
ジャック
どうしたのです
マーサ
また・・・
マーサがジャックにゆっくりと手を伸ばす
マーサ
やろ・・・う・・・
ジャック
マーサ嬢!!
マーサの手が落ちる
ジャック
ジャック
マーサ嬢
ぽたっ
ジャック
これは・・・
ジャック
涙・・・?
ジャック
ジャック
私としたことが
ジャック
何という・・・
ジャック
はぁっ・・・
ジャックがマーサを抱き抱える
マーサの首は座らない
ジャック
何という
ジャック
勇気のあるひとだったのでしょう
ジャック
ノートンさんを守り
ジャック
私のことまで慈しんでくれるとは
マーサの顔を見つめる
ジャック
ジャック
いずれ・・・
ジャック
また会うことが出来たら
そのときは・・・






