太宰
今日も又生きてしまった。
時々誰かがこう云う
人生は死ぬまでの暇つぶし
っと。つまり此れは死がゴールであって、それまで何をするかが生であるということ
だから僕は死ぬことを暇つぶしにする。
なのに、今日。向こう側から飛んできたロケットランチャーの玉をうっかり転んで避けてしまった。
かわりに後ろの部下の腕や足、首が飛んだ。
太宰
私は手元にあるグラスに白い何かを入れて、ちょっと混ぜた。
机に突っ伏してその白い何かが溶けるのを只々見つめていると店の戸についたベルが鳴る。
中也
背の低い、帽子置き場が眉をピクピクさせてやってきた。
太宰
中也
中也
中也
と、私の目の前に紙の束を投げつけた。
太宰
僕は嘲笑うような目で彼を見つめる
中也
得意気に云う中也を見て僕は悪寒が走った。
太宰
毒を吐かれても尚、ドヤる中也に呆れた私は席を立つ。
太宰
太宰
太宰
僕は店を出る前にトイレに行った。
そして事は起きた。
僕の手元にあったグラスが空になっている。
そしてグラスの底に白い粒が少しだけ、、、
中也
太宰
中也は数秒固まり、頷いた。
説明するのも面倒だ。
僕は彼に聞こえないように小さく溜息をついた。
例の白い何かは自白剤だ。
森さんにもらった非現実的な魔法の薬
只、その薬は必ず決まった量を飲まなければま効果を発揮しない
少なくても意味がないし、多すぎる毒になる
仕事で渡されてだいぶ余ってしまったから試しに飲んでみようと思って水に溶かしたのだが、
一粒入れたら彼に飲まれた。
そして今僕はこういう状況だ
中也がソファーに座り、私は横になり、頭をかれの太腿に乗せる。
膝枕だ。好きでこうしているわけじゃない
中也とは交際関係もないし、彼に恋愛感情も抱いてない。というか気持ち悪い
太宰
太宰
彼は真っ直ぐな目で
中也
太宰
中也
とかれこれ十分が過ぎ去った。
暇だったから1つ思いついた
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
此れを聞いたときかれは一分間沈黙を続けた
その間僕も、沈黙した。
すると彼は動いたと思えば私の目に手を当てる。
視界が塞がれた僕はやめろはなせと喚く。
すると
唇に柔らかくて人肌程度の暖かさを感じた。
それが何かはすぐにわかった。
彼は自分の体温と僕の体温を15秒ほど交え続けると
優しく唇を離し、僕を抱え上げた
太宰
突然の浮遊感に慌てる僕を嘲笑うかのような目線がさす、
ふと彼を顔をみると
ざまぁ。といわんばかりの顔だ。そしてちょっとだけ子供が嬉しそうにする顔も見えた。
彼がそんな表情を浮かべたとき僕の顔はみるみるとあつくなる。
冷たかった指の先も今や暖かい。
中也はその手に指を絡めてリビングを離れた。
ああ、明日は有給取ろうかな
コメント
30件
ちーちゃんって本当に言葉使い上手よね!?(゜ロ゜)語彙力わけて、…(ノ-o-)ノ┫
有給取ってくれw なにかと森さんナイスだw
やっぱさ、攻め→→受けっていいよねwww美味しいwww ほんと中太は世に出るべきだよ