ッ … っは 、 "
:手口覆
吐き気。
元々、病弱だったから。
貴方を思い出してしまったから。
吐血 …
嗚呼、嫌だ。
余命宣告されちゃったしな … 笑
神様、不公平だよ。
あぁ ッ … !! "
:走
何も考えずに ただ、がむしゃらに
貴方に会いたくて、走る。
気付いたら貴方の家が目の前にあって
鷹也君 …
見覚えのある貴方のお母さんが出てきた。
おかぁ 、 さ ッ …
息が荒く、浅く
て ッ 、 がみ …
:手紙渡
ぇ … ちょっと待ってて
:家入
掠れた声で
これ 、 よかったら
:手紙渡
え …
:歩
揺れる世界の中で
谷が死ぬ前に鷹也君宛にって渡して来たのよ
……
:倒
僕は倒れた。
「 手紙 . 」