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入った部屋はガランとしていた。
その空間にベッドがポツンとあった。
ベッドの横には花瓶があったが空っぽ。
赤城 柚杏
蒼田 直輝(なおきり)
ゆあんくんがベッドに入りながら僕の分の椅子よういしてくれた。
その病室には僕とゆあんくんの呼吸の音だけが聞こえていた。
気まずい。ゆあんくんも思っているのだろうか。
そんな中先に口を開いたのはゆあんくんだった。
赤城 柚杏
蒼田 直輝(なおきり)
赤城 柚杏
ゆあんくんはずっと下を向いていたので顔が見えなかった。だが少し声が揺れていた。
蒼田 直輝(なおきり)
蒼田 直輝(なおきり)
僕の本能がそうさせた。 声を掛けることが今の僕のやるべきことだった、
赤城 柚杏
赤城 柚杏
短くそういったゆあんくんの足に1粒の雫がこぼれ落ちた。
蒼田 直輝(なおきり)
赤城 柚杏
蒼田 直輝(なおきり)
慰めはしない。というより慰め方が分からないと言った方がいいのだろうか。
赤城 柚杏
蒼田 直輝(なおきり)
赤城 柚杏
蒼田 直輝(なおきり)
蒼田 直輝(なおきり)
なにか言いかけたゆあんくんはそのまま窓の外を見ていた。
遥か遠くを見ているように見えた。
赤城 柚杏
蒼田 直輝(なおきり)
突然不思議なことを言うゆあんくんに僕は確認の一言を言った。
赤城 柚杏
赤城 柚杏
蒼田 直輝(なおきり)
縁起でもないことを言うな。そう思いながら質問をしてみた。
赤城 柚杏
蒼田 直輝(なおきり)
赤城 柚杏
赤城 柚杏
外をじっと眺めて、まるで他人事の様だ。
蒼田 直輝(なおきり)
赤城 柚杏
だけどゆあんくんが嘘を言ってるようには見えなかった。
赤城 柚杏
あと半年の命なのに怖くないのだろうか
蒼田 直輝(なおきり)
赤城 柚杏
赤城 柚杏
赤城 柚杏
蒼田 直輝(なおきり)
僕がおかしいのだろうかと思うくらい 当たり前と言った顔でこちらを見る
僕だったらきっと。自分で命を絶つだろう。
蒼田 直輝(なおきり)
赤城 柚杏
僕が質問するとゆあんくんはなんの躊躇いもなく相槌を打った。
そしてまた窓の外を見つめる
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