女体化⛄

ずぶ濡れ

―ピンポーン♪

玄関のドアを開けると

思いがけない幼なじみが

ずぶ濡れで立っていた

突然やってきた💛を

自室の中に入れた

あくび

湯上がりの💛が

バスタオルを肩にかけて

浴室から出てきた

我慢していたあくびをしながら

座っていたソファーから

立ち上がる

おやすみなさい

幼なじみ同士の2人が

同じベッドに横たわり

お互いの間隔を空けて並んでいる

呑気に思い出話しながら

隣の彼女をチラッと見るも

返事がない

見ると

彼女は背中を向けて

静かに寝息を立てていた

暫し彼女の寝顔を眺め

布団を被って寝につく

寝顔

目を瞑り

何回か寝返りを打つも

何故か寝つけない

ひとまず

トイレに一旦起きる

用済ませて寝室に戻り

そっとベッドに上がる

寝返り打って

こちらに身体を向けただけで

彼女は夢の中

彼女の肩に布団を掛け直す

彼女の寝顔に笑みを浮かべる

内緒だよ

(彼氏に怒られちゃうかな…)

(ふふ…)

(可愛いな…)

(💚の…)

(ちょっと…)

(見ていい…？)

(ダメ…？)

(ね…)

(ちょっとだけ…)

薄暗い中

もそもそ動いている

着衣が少し乱れている

(起きちゃったか…)

幼なじみに迫られる

指でわざと煽る

口では拒むも

自分の身体だけは正直で

もう抗えない

いくら妄想でもダメダメ

ふと我に返り

その手を引っ込めた

彼女はただ

何もなかったかのように

ぐっすり熟睡中

眠る彼女の肩を

そっとポンポンする

今度こそ

おやすみなさい―

◆