ピッ!!
60:58
**
〇〇
絶対王者、真神高校はまたしても点を入れました!
残りあと30秒!!
竜驤(りゅうじょう)高校は追い上げることができるのでしょうか!
**
**
〇〇
スリーポイントが入らない限り相手には勝てない。
**のお兄ちゃんがいる竜驤高校はまた負けてしまうのか。
と思ってたその時
お!?なんだあの小柄な選手!
あれは竜驤高校、背番号9番の選手です!
**
〇〇
相手の隙を狙ってボールを奪い返しました!
残りあと10秒!!
**
その小柄な選手はシュートを打った。
**
**
すると
ピーーーッ!!!
60:61
スリーポイントが入り竜驤高校が勝った。
試合終了!!!
なんと奇跡の逆転勝ちです!
**
**
**
**
**
**
〇〇
私は彼に心を奪われた。
あれは確か夏休みくらいの出来事だった。
あの試合を見てから部活が楽しくなった。
**
**
**
〇〇
**
**
**
**
〇〇
〇〇
〇〇
**
**
**がそう思うのはわからなくもない
私たち中学3年生の1月、2月は受験シーズン。
バスケ部はまともに来るのが6人いる。
後輩をあわせると15人にはなる。
しかし後輩は幽霊部員や、サボってこない部員がいるためもう人数にも数えていない。
色んな部活がある中、バスケ部の部員はとても少ない気がする。
**
**
**
**
ちなみに私と**はスポーツ推薦で10月には高校が決まっていた。
**はバスケで全国大会にも行ったは四神(しじん)高校へ行く。
私は**のお兄ちゃんやあの人がいる竜驤高校へ行く。
〇〇
**
〇〇
**
〇〇
私たちは1on1を始めた。
部活が終わりあたりが暗くなった。
**
**
冬場なのに汗だくなのは私たち2人だけ。
**
〇〇
**
**
〇〇
**がよく言う言葉でもある。
でもそれを聞くたびに嬉しくなるんだ。
この6人で部活やれて幸せだなって。
**
〇〇
もうすぐ私たちは卒業するんだ。
**
〇〇
〇〇
**
〇〇
**
〇〇
**
**
〇〇
**
**
〇〇
**
〇〇
あれから月日が流れた。
〇〇
私はスポーツ推薦で竜驤高校に行くことになった。
〇〇
私はカバンにつけているバスケットボールのキーホルダーを握った。
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〜小さなダンボ〜
入学式も終わって下校の時間
「サッカー部!初心者でも大歓迎!」
「水泳部ぜひきてねー!!」
「吹奏楽大募集してまーす!」
先輩方が看板持ってメンバーを募集していた。
廊下には仮入部のポスターが貼られていた。
でも私は真っ先に体育館へ向かった。
体育館に行けばバスケ部がいるんじゃないかと思った。
私は体育館のドアを開けた。
ガラガラガラ
しかし体育館には
誰もいなかった。
〇〇
きっと今日は部活が休みなんだろう。
そう思って体育館から出ようと振り返ったら誰かとぶつかってしまった。
ドンッ!
〇〇
痛ぇ、、
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
顔を上げるとぶつかった人は
竜驤高校バスケ部の救世主。
彼のスリーポイントがなかったら負けていた。
あの試合を見てから私は彼を目指してきた。
憧れの先輩。
でもまだ名前がわからない、、。
とりあえず私はここのバスケ部に入りたいってことを伝えなきゃいけない。
〇〇
あんた誰?
低く冷たい声が私の心を刺す。
ちょっぴり怖い人なんだ。
〇〇
〇〇
〇〇
そこへ
ヒョーン!!
誰かがきた。
、、、
あれ?その女の子ヒョンの知り合いですか?(笑)
ベージュのパーカーを着ていた人が笑いながらそう言った。
知らねぇよ。
〇〇
グク、ユンギヒョンが女の子と話すなんてなかなか見られないぞ(笑)
今度は白いパーカーの人がそう言った。
違う。
黙ってちゃダメだ。
ちゃんと伝えなきゃ。
バスケ部に入りたいって。
ユンギ
〇〇
〇〇
今、邪魔って言った?
そんな冷たく鋭くグサっと?
ひどくない?
憧れの先輩だと思ったけど、バスケしてない時の先輩って
こんな冷たいなんて、
ヒョン怖いよ。(笑)
先輩はベージュパーカーの人と行ってしまった。
すると白パーカーの人が私のところにきた。
ごめんね🙏(笑)
今の態度はないよね(笑)
〇〇
〇〇
〇〇
ジミン
ジミン
ジミン
〇〇
〇〇
ジミン
ジミン
〇〇
ジミン
ナイスジミン先輩
〇〇
〇〇
ジミン
ジミン
〇〇
〇〇
ジミン
ジミン
〇〇
優しい先輩だな、、
あんな“邪魔”とかいうユンギ先輩とは大違いなんですけど。
ジミン
〇〇
〇〇
ジミン
ジミン
ジミン
ジミン
ジミン
丁寧に教えてくれる先輩。
ジミン
ジミン
ジミン先輩は女バスがいる体育館へ連れて行ってくれた。
ジミン
「あー!ジミンくんだよ!」
[本当だジミンくんじゃん!!]
ジミン
練習していた女子バスケ部の先輩方が私たちに気づいた。
ジミン
{どうしたの?}
ジミン
〇〇
〇〇
〔もちろん!いいよー〕
[じゃ明日からぜひきてね!]
〇〇
〇〇
ジミン
ジミン
「はーい!じゃジミンくんも後輩ちゃんもバイバイ!」
〇〇
私たちは体育館から出ていった。
〇〇
〇〇
〇〇
ジミン
〇〇
〇〇
〇〇
ジミン
ジミン
〇〇
〇〇
ジミン
ジミン
またボールを触れる。
それがただただ嬉しかった。
次の日
授業が終わった瞬間、私は勢いよく教室から出て真っ先にB校舎へ。
体育館へ行くと先輩方がランニングをしていた。
「あ!昨日の後輩ちゃんだ!」
〇〇
{いいよ!入ってきて!一緒にバスケしよ!}
〇〇
中学の頃着ていた練習着に着替えて先輩方と一緒にバスケをした。
〔嬉しいなぁ後輩ちゃんが入ってきてくれて〕
[それね!これで来なかったら廃部だったよね(笑)]
シュート練習していると先輩方がそう言った。
〇〇
〇〇
〔そー。今、女バスケ部が人数少ないらしくて、3年生が卒業しちゃうと2年生が2人しかいなくてね(笑)〕
〇〇
〇〇
{今回も部活はダンス部とか吹部が人気らしいね〜}
「そりゃダンス部は全国大会出てるし、吹部はテレビに出ただけであんな人気出ちゃうんだからさ」
今のところバスケの仮入部をしている新1年生は私1人だった。
〇〇
私の投げたボールはボードに当たらずゴールに一直線で入った。
〔上手いなー!〕
[もしかして後輩ちゃんシューティングガードのポジションだった?]
〇〇
〇〇
「うわぁーやっぱすごいなぁ」
{フォームがすごく綺麗!中学で全国大会とか行ってないの?}
〇〇
〇〇
〇〇
[そーなんだね!]
ピーーッ
「あ、休憩5分入りますー。」
{[はーい]}
〇〇
気づけば18:30
[よーし着替えたらミーティング10分はじめます]
〔「はーい」〕
〇〇
そして
{はーい、ではミーティングはじめます}
「〔お願いしまーす〕」
〇〇
今日は先輩方から女子バスケ部のモットーや目標や何のために部活をしているのかを話してくれた。
「女子バスケ部は昔、全国大会でベスト8を手に入れてる。」
「でもそれきり女子バスケ部は人数も減り、小さな大会でさえ負けて、」
「消えた竜と言われた。」
「目標はもちろん全国大会に出てベスト8よりも上を行くこと。」
「それにはまず、日頃の練習を大切にして誇りを持って部活をしてほしい。」
〇〇
〇〇
{じゃ改めて自己紹介をしようか}
イル
イル
イル
〇〇
イル、、?
バンビ
バンビ
バンビ
バンビ、、?
ボミ
ボミ
ボミ
ボ、ボミ、、?
エル
エル
エル
エル、、、?
イル
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
バンビ
バンビ
イル
イル
イル
エル
〇〇
イル
バンビ
〇〇
エル
ボミ
バンビ
バンビ
エル
イル
〇〇
〇〇
イル
イル
ボミ
そこへ顧問の先生が体育館へ入ってきた。
おーい何やってんだ?もう最終下校過ぎてるぞ
バンビ
イル
ボミ
〇〇
あぁそうそう
とにかく早く帰ってくれ!怒られちゃうんだよ!
エル
イル
イル
〇〇
イル先輩方は男バスの方へ走っていった。
私も遅れて後を追いかけてた。
うわぁー!イルだ、、
イル
ホソク
ホソク
バンビ
ホソク
エル
ホソク
ホソク
ホソク
ナムジュン
ホソク
ジミン
〇〇
ジミン
ジミン先輩が私に気づいて話しかけてくれた。
〇〇
ジミン
あーれー?ジミン口説いてるの?
会話中にぶっ込んできた人がいた。
ジミン
ジミン
テヒョン
ジミン
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
ジミン
ジミン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ジミン
テヒョン
〇〇
テヒョン
ジミン
ジミン
〇〇
〇〇
ジミン
ジミン
ジミン
〇〇
テヒョン
テヒョン
ジミン
テヒョン
テヒョン
ジミン
そこへ
あれ?まだいたんだ(笑)
ナムジュン
ホソク
ジン
ホソク
ジン
ジン先輩の後ろには私と同じ1年生の男子がいた。
〇〇
〇〇
前見たベージュパーカーの人だ。
ボミ
イル
イル
ナムジュン
ナムジュン
〇〇
〇〇
バンビ
ジン
ジン
ジン
ジョングク
ジョングク
ジン
ジョングク
ジン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
ホソク
そう言ってジョングクくんは先に帰っていった。
イル
イル
イル
ナムジュン
なんだよ。
ナムジュン
ナムジュン
ボミ
突然現れたあの先輩。
ユンギ
憧れの先輩。
テヒョン
バンビ
でも
ユンギ
この通り毒舌で冷たく、
ジン
イル
ジミン
ユンギ
ユンギ先輩と目があってしまった。
〇〇
ユンギ
〇〇
〇〇
ユンギ
イル
イル
ユンギ
〇〇
ユンギ
ユンギ
へ?小学生、、?
ユンギ
バンビ
ユンギ
ユンギ
ユンギ
〇〇
ナムジュン
な、ななななな、、、
なんだこいつ、、!!!
だってそういう先輩は、、!!!
って思って見たら
私よりずっと身長高かった。
確かに私は身長低いよ。認めるよそれは。
女バスの中でも明かに150㎝代は私だけだと思うし、
不利なことくらいわかるよ。
でもさ。その言い方なくない?
小学生ってそこまで言うか?普通
てか私のプレーも見ないでマヌケとかって何?!
エル
イル
イル
イル
イル
そうだそうだ!!
ユンギ
ジミン
ユンギ
結局先輩も低いじゃん。
ユンギ
〇〇
バンビ
バンビ
ユンギ
もう言ったろ。
〇〇
〇〇
〇〇
ユンギ
ユンギ
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
ジン
やばい。熱くなって余計なことまで言っちゃったかも、、。
ホソク
ユンギ
ナムジュン
ユンギ
〇〇
〇〇
〇〇
はい、怒らせたー、、
テヒョン
ジミン
ユンギ
ジン
ユンギ先輩は私を睨んで帰っていった。
ジン
ジン
ソクジン先輩はユンギ先輩を追いかけていった。
エル
〇〇
ああああああああああ
怖かったぁあああ
どうしよう先輩に向かってあの態度はやばいだろ自分。
明日から目つけられるんだ。
あんな怖い先輩に目つけられたらしんどいって。毎日地獄、、。
イル
〇〇
やばい。先輩に怒られる、、。
嫌われる、、。
〇〇
イル
〇〇
〇〇
え?
バンビ
〇〇
エル
ボミ
〇〇
すると
テヒョン
〇〇
〇〇
ナムジュン
ナムジュン
ジミン
ジミン
ホソク
ホソク
ホソク
〇〇
〇〇
イル
〇〇
嘘、、やめてください、あのコートネームはやめてください、、!
バンビ
イル
バンビ
エル
〇〇
イル
イル
バンビ
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ボミ
ボミ
バンビ
イル
バスケ部は男女仲良いな。
あの人は例外だけど。
ジミン
ジミン
〇〇
〇〇
嘘、、ジミン先輩までその名前を、、
ジミン
テヒョン
〇〇
テヒョン
ジミン
そしてみんなでコンビニに行ってホソク先輩は女バスの先輩方に肉まんを奢られていた。
私とテヒョン先輩はジミン先輩におでんを奢ってもらった。
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めっちゃ面白いです! 気に入りました!(急な告白) 続き楽しみです!