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エル

エル

あ、トト!

トト

トト

おーエル

トト

おはよう

エル

おはよう!

エル

一緒に学校行こ?

トト

いいよー

エル

エル

ねね新しい部員入ったんだよ!

エル

1年の子

エル

バスケ歴長くて上手いんだよ

トト

よかったね!

トト

これで廃部にならないじゃん

トト

後輩はシューティングガード?

エル

うん

トト

そうなんだ

トト

いいじゃん!

エル

エル

ねぇ部活こないの?

トト

え?

エル

最近全然来ないからどうしたんだろーって思ってたんだよ

エル

イル先輩たちも心配してたよ?

トト

えー嘘〜

トト

そんな重たい空気になっちゃってたの?(笑)

エル

いや先輩たちは戻ってきてほしいって

エル

みんなでもう一回バスケやろうよ

トト

トト

いやいいよ私は(笑)

エル

なんでよー

トト

トト

だって

トト

後輩ちゃんもきたんだし

トト

トト

しかも私と同じポジションじゃん

トト

私のいい代わりができたじゃん?(笑)

エル

エル

それは違うよ

トト

トト

ううん

トト

そうだよ

エル

エル

もしかして

エル

エル

まだ抱え込んでるの?

エル

エル

あのこと

トト

エル

トト

なんか朝からこんなどんよりした空気にしないでよ〜(笑)

エル

トト

トト

ごめん先行くわ!(笑)

エル

〜小さなダンボ〜

ホームルーム中、先生がグダグダ喋っている中、

〇〇

あれ、、

ちょっとまって、、

なんで、、

〇〇

窓側の席に目がいった。

え、ちょっとまってよ、、

なんでベージュパーカー野郎が私のクラスにいるわけ?!

昨日先輩の奢りを断ってさっさと帰ったやつ。

え、、もしかして同じクラスだったの?

全然全くもって全然気づかなかった。

〇〇

ジョングク

やば、、

目あっちゃったよ、、

廊下側と窓側の席だよ?

一直線で目合うことなんてある?

きっとあれなんだろうな、

昨日ユンギ先輩にあんなこと言ったから、

それであれでしょ?

ユンギ先輩がベージュパーカーに言ったんだ。

俺あいつに負けないみたいなこと言われた〜って

だってベージュパーカーとユンギ先輩はなんか仲良さそうだし。

えぇいいですよ。嫌われたって。

ただ私はあの先輩を許さない。

絶対見返してやる。

えーっとそのプリントに書いてある通り、5月には全学年で行う球技大会があります。

あ、プリント配られてたんだ。てか先生喋っていたのね。

ごめんなさい。今自分とあの先輩で戦ってたんです。

球技大会はサッカー、バレー、ベースボール、バスケの4つの種目をやります。

男女別れて試合を行います。

1人必ず1種目出てください。

今からアンケートを配るので、自分がやりたい種目を1つ丸で囲ってください。

球技大会か、、

中学の時にはなかったからちょっと楽しみだな。

当たり前だけど私はバスケをやりたい。

それはあのベージュパーカーもそう思ってんだろうなぁ、、。

きっと先輩方も球技大会はバスケやるでしょ。

アンケートの結果、私はバスケをやることになった。

そのあとの授業が全部終わって部活行こうとしたら、

〇〇

エル

ダンボ〜!

〇〇

〇〇

あ、エル先輩

〇〇

こんにちは

エル

部活行く?

〇〇

はい!

エル

ねねダンボ

エル

球技大会はやっぱりバスケにした?

〇〇

もちろんです

エル

よかった〜

エル

これで女バス全員バスケやることになった〜

〇〇

あ、みんなバスケですか?

エル

うん!

エル

男子はわからないけど

エル

バスケ部の全員はきっとバスケやるでしょ

〇〇

おー

そこに

エル

あ、、

エル

エル

トト!

トト

エル先輩のお友達であるトト先輩が前からやってきた。

エル

ねぇ球技大会バスケにした?

トト

え(笑)

トト

いや本当はバスケにしたかったんだけどさー

トト

人気でね、人数オーバーだったんだよー(笑)

エル

そうだったの?

トト

そー

トト

だからバレーやることにした!(笑)

エル

バレー、、?

エル

そっか、、

エル

でも頑張ってね👍

トト

うん!ありがとう

確かトト先輩は女バスで私と同じポジションだったんだっけ、、?

エル

トト今から部活行くんだけど一緒に行かない?

エル

トト

えー

トト

今日も休むよ(笑)

トト

トト

あれ?この子後輩ちゃん?

〇〇

〇〇

こんにちは

〇〇

1年のキム・〇〇です

エル

ダンボだよ

トト

へー!かわいいコートネームじゃん(笑)

〇〇

笑笑

私的には嫌なんだけどね、、。

名付け親がね。よりによってあの人だから。

エル

ねぇ、部活には出なくてもいいからせめて顔を出した方がいいよ

トト

トト

あーごめん!

トト

今日用事あるから!(笑)

トト

笑って行ってしまったけど

なんか作り笑いに感じたのは私だけ?

エル

先輩もちょっと悲しそうだし、、

〇〇

先輩?

声かけたら深いため息ついちゃったし

エル

エル

やっぱダメか、、

〇〇

エル

部活行こ?

〇〇

〇〇

はい

イル

お!きたきた!

エル

こんにちはー

〇〇

こんにちは!

バンビ

あ!ダンボ!

バンビ

これ届いてたよー!

ついに竜驤高校女子バスケ部戦用のジャージが届いた。

黒いパーカーで見た目もかっこよかった。

〇〇

うわぁー!

私は部室に入って速攻着替えた。

ボミ

ボミ

おー似合うね

〇〇

ありがとうございます!

イル

イル

じゃみんなで写真撮ろ!

エル

はーい

女バスのみんなで一列に並んで写真を撮った。

女バスにとってこれは恒例行事の1つらしい。

これで本格的に竜驤高校の女子バスケ部!

イル

はぁはぁはぁ

よーし休憩。

イル

イル

5分間休憩入りまーす、、

ボミ

ボミ

はーい

バンビ

やっとかよー、、

先輩方はかなりお疲れ気味。

顧問が用意する部活のメニューはかなりハード。

とにかく走って走って走りまくる。

打って打って打ちまくる。

休憩がやっと入った時は魂が抜けるかと思う解放感。

みんな水をガバガバ飲んで、なくなったら急いで水を汲んでまた飲む。

私もその1人。

一気に水を飲んですぐボールを触る。

そして1人でシュート練をする。

エル

エル

ダンボ休憩した?

〇〇

はい

〇〇

しましたよ

イル

ちゃんと休んだ方がいいよー?

〇〇

はい

バンビ

あ、ダンボも球技大会はバスケをやるんだってね!

〇〇

そうですよ

ボミ

ダンボはシュートが上手いから目立って人気者になりそうですよね?

イル

あーそうだね

イル

ダンボ!!って叫ぼ(笑)

〇〇

恥ずかしいですよ(笑)

エル

笑笑

イル

イル

あ、そういえばね

イル

イル

男バスのみんなもバスケやるらしいよ(笑)

バンビ

いやそりゃそうでしょ(笑)

バンビ

あの人たちがサッカーとかできるんかね?(笑)

ボミ

笑笑

エル

想像したら笑っちゃいますね(笑)

イル

イル

まぁ運動神経いいんだと思うんだけど

イル

あんまそういうところ見ないからね(笑)

〇〇

笑笑

いつまで休憩してんだお前らー

バンビ

バンビ

あ、ちょうどねー

バンビ

休憩終了ーって言おうとしたところだったんですよ〜(笑)

嘘丸わかり。

バンビ

笑笑

下校時間。

イル

じゃ今日のミーティングはここまで

ボミ

はい

イル

じゃ部活終了ー

エル

お疲れ様でした〜

〇〇

お疲れ様でした〜

バンビ

解散ー!!

イル

イル

あーお腹空いたんだけど、、

ボミ

え、またホソク先輩にですか?

イル

いやいやさすがにそんな意地悪はしないよ(笑)

イル

今日はみんなで食べ行かない?

バンビ

お!いいね〜

エル

行きます!

ボミ

私も!

イル

ダンボも行こうよ!

〇〇

あー

〇〇

行きたいんですけどー

バンビ

今日は彼氏とデートなんでー❤️

バンビ

みたいな?

〇〇

違いますよ!(笑)

エル

バンビ先輩(笑)

バンビ

笑笑

〇〇

帰り寄らなきゃ行けないところがあって

イル

そっか!

イル

じゃまた今度行こ

〇〇

はい!

〇〇

あ、あと体育館掃除しますね!

ボミ

え?そんないいよ

〇〇

いやダメですよ(笑)

〇〇

中学の時、部活内で日替わりで掃除してたんです

エル

えー!偉いね!

イル

わかった

イル

じゃ明日は私やるね!

〇〇

お願いします!

先輩たちには先に帰ってもらって私は体育館をモップがけをした。

全部終わらせて帰ろうと外出たら

テヒョン

あー!

テヒョン

ダンボだ!

〇〇

〇〇

こんばんは

ジョングク

ナムジュン

ナムジュン

あれ?

ナムジュン

うるさい先輩たちは?

〇〇

今日はみんなで夜ご飯食べに行きましたよ

〇〇

私はちょっと用事があるんで断りましたけど

ジミン

用事?

〇〇

〇〇

ちょっと色々、、(笑)

テヒョン

彼氏とぉ〜デートぉ〜?

〇〇

違いますよ(笑)

これさっきも聞いたセリフだな。

〇〇

じゃ私先失礼しますね

ナムジュン

うん

ジミン

また明日ね〜

ナムジュン

夜暗いから気をつけてね!

〇〇

ありがとうございます

私が寄る場所っていうのは

どこにでもありそうな白いマンション。

都会なんかよりかは全然低いけど、ここら辺だったら大きい方なのかな。

実はそのマンションはお墓なんだ。

週一でお参りする習慣でそれが今日。

エレベーターに乗って5階に行く。

降りて右に曲がると遺骨がズラーとガラス越しに並んでいる。

その中で1番奥にあるのがキム・ウヌのお墓。

私のお兄ちゃんのお墓。

〇〇

〇〇

兄ちゃん?

〇〇

〇〇

昼寝してたでしょ?

〇〇

〇〇

起きてくださーい

遺骨の前で1人で喋ってる変な人だと思うでしょ(笑)

でもやっぱ喋りたくなっちゃうもんなんだよ。

〇〇

今日は兄ちゃんに見せたいものがあるの

〇〇

私が鞄から出したのは竜驤高校女子バスケ部のジャージ。

〇〇

見て!

〇〇

ついに手に入れたよ?

〇〇

バスケ部のジャージ

ジャージを広げて見せた。

〇〇

ほらここに竜驤高校のシンボルマークがついてるの

〇〇

しかも黒いパーカーでかっこいいよね

〇〇

最初ダサイの来るのかなーって思ったんだけど

〇〇

案外かっこいいし気に入ったんだ(笑)

写真に写ってるお兄ちゃんはニカっと笑ってるんだよね。

〇〇

え?

〇〇

兄ちゃんもそう思う?

〇〇

だよね〜いいジャージでしょ?

本当にこんな感じ。

周りにお参り来てる人には惹かれることある(笑)

近所の遺骨にもうるさいなぁって思われてるんじゃないかな。

そうだったらごめんなさい。

まぁその後もずーっと喋り続けた。

クラスのことや部活の先輩方の話や

あとあのことも。

〇〇

それで私ね

〇〇

その人にマヌケでのろまだって

〇〇

飛べないダンボって言われたの

〇〇

初対面に対してそんなこと言う?!

〇〇

〇〇

でしょ?

〇〇

初対面にそんなこと言うのって先輩としてどうなの?って今言ったでしょ?

〇〇

本当だよね!

〇〇

〇〇

だから私言ったんだ

〇〇

先輩を絶対超えるって

〇〇

〇〇

びっくりでしょ?(笑)

〇〇

先輩に向かってそんなこと言っちゃうなんて

〇〇

〇〇

もうちょっとで球技大会があるんだけど

〇〇

その時に思い知らせてやろう!って思って

〇〇

今シュート練とか自分でメニューを増やしてるんだ

〇〇

〇〇

え?応援してくれるの?

〇〇

ありがとう(笑)

気付いたらもう21:00すぎだった。

ここに来るとずっと喋っちゃって時間もあっという間なんだ。

〇〇

〇〇

もう21:00なんだね

〇〇

またここの人に怒られちゃうな(笑)

気づけばガラスに手を触れた。

〇〇

〇〇

ずっとここにいたい

〇〇

〇〇

兄ちゃんに会いたいよ、、

〇〇

〇〇

え?今早く帰って寝なっていった?

〇〇

なにそれー

〇〇

〇〇

また来週来るからね!

〇〇

それまで待っててね!

〇〇

〇〇

おやすみ

〇〇

兄ちゃん

私はまたエレベーターに乗ってお兄ちゃんのことを考えながら家に帰ることにした。

ユンギ

お爺様の遺骨は3階から5階に移動させていただきました。

ユンギ

はい

俺はエレベーターで5階に行った。

エレベーターから降りると右側の方から誰かがずっと喋っていたんだ。

こんな静かなところでマナーも守れないのかよって思って見に行ったら、

〇〇

ほらここに竜驤高校のシンボルマークがついてるの

〇〇

しかも黒いパーカーでかっこいいよね

ユンギ

な、なんであいつがこんなところにいるんだよ、、

しかも友達とか誰かと喋っているのかと思ったら、

あいつはガラス越しに向かって1人で喋っていた。

俺はバレないよに見ていたけど、

1人で喋っているのに、すごく楽しそうだった。

〇〇

え?

〇〇

兄ちゃんもそう思う?

〇〇

だよね〜いいジャージでしょ?

ユンギ

兄貴と喋ってる、、?

あいつ幽霊見えるのか?

いやそんなことないだろ。

幼稚なだけなのか、、?

俺は爺ちゃんのお参りを終えた後もずーっと声が聞こえていて、

相当兄貴のことが好きなんだなーって思った。

やっぱ最初会った時から感じてたけど、

変わったやつだよな、、。

俺はエレベーターに乗ってそう思いながら家に帰っていった。

〇〇

ただいまー

また酒飲んでソファーにべっとりだよ。

〇〇

部屋に行って寝たほうがいいですよー

うーーん

机には缶ビールが何本もあって、

食べていたものも置きっぱだし、

悲惨なことになってる。

こういうのはもう慣れたはずなんだけどね。

ねぇーー

なんでウヌは帰ってこないのー?

〇〇

また言ってきた。

ウヌはなにしてるのー?

ねぇーーー

〇〇

〇〇

兄ちゃんは、、

〇〇

母が酔っている時はいつもそう言うんだ。

嫌ってほどにね。

さっき夢でウヌが出てきたんだけどー

〇〇

ウヌ、帰ってこないのー

なんでだろー

〇〇

〇〇

兄ちゃんはもういないんですよ?

は?

〇〇

〇〇

今日お墓参り行ってきました

なに言ってるの?

〇〇

ウヌを勝手に殺さないでよ!!

ねぇ!!!!

ウヌは生きているの!!

死んでない!殺されてない!

生きてる、生きてる、、生きてる生きてる生きてる生きてる生きてる

こうやって言われるともう苦しんだ。

お兄ちゃんが死ぬ光景がフラッシュバックしてくるから。

もう泣かないって決めたから歯を食いしばって目を瞑った。

しばらくしてやっと落ち着いた母。

〇〇〜?

〇〇

〇〇

何ですか?

もう母さんは寝るね?

あとはお願いねー

〇〇

〇〇

はい

そう言って母はよろけながら部屋に入って寝た。

後片付けは全部私の仕事。

大丈夫。いつものことだし。

また明日になればバスケができるんだ。

私にとってただそれが生きがいだから。

これくらい平気なんだ。

〇〇

〇〇

大丈夫。

〇〇

いつものことだし、、

お兄ちゃんの口癖を声に出して言ってみた。

気が楽になるおまじない。

この作品はいかがでしたか?

80

コメント

1

ユーザー

やばい...めっちゃ感動する... 続き楽しみにしてます!

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