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エドワード
彼は雨が降っているにも関わらず、 傘をささずに上機嫌に鼻歌を歌いながら歩く。
傘をささないのも、何か計画があるのだろうか…
それにしても………
アルバート
アルバート
エドワード
アルバート
アルバート
エドワード
エドワード
こちらを向き、人差し指を唇に当てて言う彼は不思議な感じがした。
エドワード
エドワード
そう言うと彼は、前に向き直すとまた歩を進めた。
やはり何か計画があるようだ。
暗い路地を抜けていくと、1軒の屋敷についた。
エドワード
アルバート
彼は屋敷の戸を強く叩き、声をかけている。
アルバート
アルバート
エドワード
エドワード
アルバート
アルバート
彼の表情は至って真面目だったが、 探偵2人で正面突破など危険すぎる。
そもそもここの居住者と言う確証もないし、 暗い路地にびしょ濡れの男2人が来たら怪しむだろう…
…そんな事を考えていると ギシィ と重い音を立てながら戸が開いた。
屋敷の居住者
屋敷の居住者
キャンドル頭の男性が怪訝そうな顔をしている。
エドワード
屋敷の居住者
案の定 疑っているようだ。 彼と私をジッと見つめている。
…………
暫しの静寂の後、強くなった雨を見て屋敷の居住者が口を開いた。
屋敷の居住者
エドワード
エドワード
居住者は扉を開けたまま屋敷へ入っていった。
エドワード
彼は小声で小さくガッツポーズをしてみせた。
アルバート
そう、入れたとして問題はここからである。 どうやって子供を見つけるのか、 見つけたとしてどうするのか、 最大の問題は居住者に悟られずに行動できるか、だ。
エドワード
アルバート
屋敷の居住者
!!!
私としたことがすっかり油断していた… タイミング的に話は聞かれていないだろうが警戒はしておこう。
屋敷の居住者
エドワード
アルバート
入ると隅々まで磨かれた、暖炉のある部屋に案内された。
屋敷の居住者
屋敷の居住者
口調はさておき、対応が丁寧で とてもじゃないが誘拐をするような人には見えない。
エドワード
サンチェス
エドワード
バタン と扉が閉まる。
恐らくこの間に屋敷を調べるのだろう。
…となれば私は、彼サンチェスをここに留めて置かねばならない。
サンチェス
アルバート
サンチェス
サンチェス