/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
nmmnに理解ない人地雷ぐっばい
勿体ない／桃赤
赤
みてみて、100点！
父
お、すごいなー！
父
さすが俺の息子だ！
父
俺には少し"勿体ない"気がするが、W
モブ
みてみて~！！
モブ
赤さんよ！！
モブ
今回も1位ですって、
モブ
ほんと、この学校にいるの"勿体ない"わよね~、
赤
…すき、
青
…ごめん
青
僕も、すきだよ
青
でも、付き合えない
青
僕には"勿体ない"よ…
先生
お、今日もすごいな~、
先生
ほんと、このクラスにいるのが"勿体ない"、
先生
もっと進学校に入れたんじゃないか？
モブ
えぇ、赤さんと話すとか…
モブ
俺には"勿体ない"よ、、
「勿体ない」
その言葉が俺を刺した。
赤
おれ、は…
赤
ふつう、の人間なのに…っ、
少し能力が優れているだけで
みんなと仲良くできない。
友達が、ほしい
恋人だって欲しかった。
でも、俺の事は誰も見てくれない
「すごいひと」
「天才」
そんなこと言われたって、何も嬉しくない。
俺が欲しいのは、もっと
なにか、こう…
…もうわかんないや、
先生
今日は転校生がくる。
先生
みんな仲良くしてやれよ~！
ｶﾞﾗｶﾞﾗ…
桃
どうも！桃っていいます！！
桃
得意なことは、えっとそうですね
桃
ゲームをすることです！！
先生
…それは自信満々に言うことではないね
桃
えWWW
モブ
おもろWWWW
桃さん、みたいな人が…
たくさん、友達できるんだろうな
俺とは正反対。
休み時間もいつも一人__
桃
ねぇねぇっ、
桃
俺と付き合お？
赤
…は、？
桃
"勿体ない"ぞっ、
あぁ、こいつもみんなと同じ_
桃
俺と付き合わないとか！！
…ん？
赤
今なんて言った？
桃
え？だから~
桃
俺と付き合わないとか勿体ないぞ？
桃
てことで付き合お？
…なにこいつ、
おもしろいかも
赤
…いいよ？
桃
ほんと！？
桃
やったぁぁ！！！
赤
ちょ、うるさ…W
モブ
…赤さんが…笑ってる…
そりゃ笑うだろ
桃
赤友達いないのー？
赤
なっ、失礼な…
桃
あ、ごめんWWW
赤
…友達、いないよ
赤
みんな俺と話すのが"勿体ない"って言って
赤
俺の事見てくれない
赤
…ふつうに、したいのに
桃
……………
桃
じゃあ俺が友達作ってやるよ！
赤
…話聞いてた？
桃
おう！！もちろん！！
赤
はぁ、、、
こんなやつ、初めてだ
桃
おいおまえら~、
桃
赤と話してみろよ~、
モブ
いやいや、
モブ
赤さんは天才だから！
モブ
俺らが話すなんて"勿体ない"
赤
…………っ、
桃
……そんなことねぇよ
赤
…へ、
桃
ちゃんと話してみろよ、
桃
意外とふつーだぞ？？
赤
ふつーってなんだよ、
桃
ほらW
赤
…？
モブ
…赤さんって、普通なんですね
赤
へ？
モブ
赤って呼んでいい…？
赤
え、うん、いいよ、…？
赤
…桃くん、ありがとう
桃
…俺はなんもしてねーから
桃
おまえも、よく頑張ったなﾆｺｯ
赤
…！////
赤
そ、そういえばさ
赤
俺たちって付き合ってるんだよね…？
桃
そーだよ
赤
…じゃあ、俺の事…すきなの？
桃
当たり前…だろ？
短いリップ音が響いた。
彼は俺には"勿体ない"ほど、
輝いていた。
赤
俺らって、お似合いなのかもね
桃
ふは、そーなんじゃね、
桃
愛してるよ
赤
おれも、あいしてる
えんど
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
