「ヒロイン」と「悪役」

「ヒロイン」と「悪役」

第十二話

　「愛されたくても」

⚠️るなさん最低設定

苦手な人回れ右！

るなは、昔。

親から虐待を受けていました。

誰かに､愛されたい。

愛してほしい。

と、毎日毎日

願っていた中

君に､”えとちゃん”に会ったんです。

あの時、泣いているえとちゃんを見つけた。

私は、気になって話しかけました。

どうやら、お母さんとはぐれたらしい。

その時私は。

そこからは、えとちゃんとあの件依頼

仲良くなり”大親友”という関係にまで

いったのに。

いったのに。

私は、

やっぱり誰かに愛されたい。

愛して欲しいという感情は変わりない。

だから、だから。

君を悪役にしたんです

私が愛されるために

私は、みんなに嘘の情報を流したんです

私が愛されるために

そして、えとちゃんの好きな人は

なおきり先輩

えとちゃんばかり

幸せにはなって欲しくなかった。

私も、幸せになりたかった

だから、奪ったんです

ごめんなさい、えとちゃん。

あの時、あの時。

あの言葉、

なんでだろう

えとちゃんが消えて欲しくないと思った

だから、泣きそうになった。

だけど、今まであんなことやってきたのに

謝っても許されないことがわかっていた

だから、ごめんなさい

えとちゃん

消えないで！

お願い

お願い！

私の大好きな親友だから。