まるてさん
まるてさん
あてんしょん ・御本人とは関係ありません。 nmmnというデリケートなジャンルなので、御本人の目につかないようにお願い致します。 ・パクリではありません。 似ている描写があったとしても、意図的に似せていません。 ご容赦ください。 いってらっしゃいー
齢20を超え、苦い酒も飲めるお年頃。実際は甘酸っぱい酒の方が好きだが、苦い酒が飲めると大人な印象ではないか。そんな憧れから日本酒を買ってきたが、まだ栓も開けていない。
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
かっこいい、なんて言いながら頭を撫でるのは子供扱いしているのではないか。顔が赤いのは酒のせいにして、また1杯、一気に飲み干す。
りうら
悠佑
りうら
確かに自分は酒をちびちび飲むタイプだが…それにしたって飲みすぎではないか?さすが大人としか言いようがない。
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
ぽん、と軽快な音をたたて栓が抜かれる。その流れるような一連の手つきが美しいと感じてしまった。 見とれている間に、いつの間にか自分のグラスには無色透明の液体が注がれていた。
悠佑
りうら
りうら
一口飲んでみると、苦味と辛味が一気に襲ってくる。味わってから喉に通すと、カッと灼熱地獄のように熱い。少し米のような味もあり、よく分からない。
悠佑
りうら
悠佑
水で必死に苦味を抑えていると、あにきにグラスを奪われた。もしかしなくても間接キスなのだが、そんなことを考えている余裕はない。 あにきはぐいっと一気に飲み干してしまったようだ。
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
いつもならこのままの流れでゲームでもするのに… 少し疑問に思いつつ電気のスイッチを切った。
彼の耳が赤い事に気付かずに。
りうら
なんだか鋭い痛みがして、目を覚ます。どうせ気の所為なのだが、酔った影響か頭が少し痛い。窓の外を見ると、静寂な青が貼り付いている。
りうら
酔った際にはお水を。そんな教えを思い出し、台所に向かう。ただ、唯一引き止めるひとつの腕。その先には布団に埋もれたなにか。
りうら
布団を引っぺがすと、少し乱れた息遣い。何故起きているのか分からないし、自分を引き留めるのも分からない。
悠佑
りうら
悠佑
今にも泣きそうな目で訴えられる。嗚呼、そういう事か。早く寝たがったのも、耳が赤かったのも。
悠佑
りうら
悠佑
りうら
これも全部、酒のせい。理性は既に焼き切って、夜に溺れよう。
悠佑
りうら
悠佑
嫉妬と独占欲に負け、がじがじと赤い跡を残す。見えないところに付けておいたのは感謝して欲しい。
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
かわいいと感じるのも束の間、黒と金の髪の毛が首から腰に落ちてくる。いつの間にか寝てしまったようで、落ち着きを取り戻す。片手では数え切れないキスマークを付けてしまったことに、少し後悔と羞恥を覚える。
りうら
次の日、顔を真っ赤にして何度も何度も謝られるのは別の話。
コメント
4件
時差コメ失礼します🙇🏻♀️💦他の作品見たけど作品前のやりとりとか(もちろん内容も)好みすぎます、、、🥹フォロー失礼します🙇🏻♀️