転生相談所

私は白壁麗華(シラカベ　レイカ) 世界三大財閥である白壁財閥の1人娘です

今日は、お父様主催のパーティーをしていて、お父様のお知り合いがたくさん来ています

階段

数十分後　2階　レイカの部屋

私は、普通の公立の中学校に通っています 両親はいわゆるお嬢様学校に入学させようとしていたようですが、私がわがままを言って普通の学校に行かせてもらっているんです

なぜ普通の学校に通いたかったかというと、お金持ちとか家柄などは関係無しに同い年の子と遊んでみたかったからです

朝

コンコン(扉をノックする音)

ガチャ(扉が開く音)

数分後

食堂

20分後

学校

職員室前

数分後　教室の前

そして、私は人を信じることができなくなりました 別にどれだけ多くの人が下心をもって接してきてもどうでも良かったんです でも、友達に裏切られるのは...下心をもって友達になられたのは...かなり傷つきました

私は、もう傷つきたくないんです こんな思いを、二度と味わいたくないんです なら、信じることをやめるしかないでしょう?

私は、相手の言葉の全てが信じられなくなりました 今まで純粋に褒めてくれていた人たちの言葉、友達の言葉、先生の言葉.....両親の言葉でさえ信じることができなくなりました

何もかも信じられなくなりました そうしたら、今度は疑いすぎて苦しくなりました 人を信じたら傷つく、でも疑うのも苦しい....こんなの、こんなの....

2階　レイカの部屋

天国　転生相談所

ボクは草原　麗華(クサハラ　レイカ) 貧乏な家庭に産まれた普通の女の子だ 両親は愛情をこめてボクを育ててくれたから、今までお金が欲しいと強く思うことはなかった

でも、お母さんが病気で死んでからは状況が変わった お父さんはお母さんが死んだことを受け入れられず自殺してしまった