放課後
寧々
類、帰ろう
類
寧々、
類
すまないけど、今日は用事があるから一緒に帰れないんだ
寧々
そっか
寧々
じゃあ先帰っとくね
寧々と別れたあと
類
司くん
司
ん?
司
どうした類?
類
少し話したいことがあるんだけど
類
フェニックスワンダーランドに
類
来てくれないかい?
司
お前からの誘いなんて珍しいな!
類
それじゃあ行こうか
司
ああ!
司
ここも改めてみると随分広いな
類
そうかい?
司
お前は昔から来てるからな
司
あまり違和感ないんじゃないか?
類
そうかもしれないね
類
さてと、
類
雑談もここまでしておいて
類
司くん聞きたいことがあるんだ
司
おう!なんでも聞いてくれ!
類
正直に答えて欲しいな
類
単刀直入に聞くけど、
類
司くんは、
類
「寧々のことが好きなのかい?」
司
ん?
類
勿論「恋愛」的な意味でね
司
はぁ?お前は何を言ってるんだ
類
どうなのかな?
司
・・・
司
何故お前はそんなことを聞くんだ
類
寧々は君とこの間ショーを見に行った時
類
君も寧々もとても楽しそうにしていてね
類
それで少し気になってしまったんだよ
司
俺は
司
寧々の事も一緒にショーをする仲間としか思っていない
類
・・・
類
そうか、ありがとう司くん
類
少しばかり
類
安心したよ