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新学期になっても、 いつものパシリみたいな扱いは 変わらなかった。
……いや、pnさんがいなくなったから、 さらに多くなったような気がする。
でも、新学期が始まって、 約三週間が経った頃だった。
sn
モブA
sn
ビシャっ
突然、体が冷たくなった。
sn
よく見ると、 モブさんが水筒の中身を僕にかけた らしい。
モブA
sn
モブA
バシッ モブさんが僕の頬を殴った。
クラスが静かになった。
モブA
sn
モブA
モブA
……
クラスの皆が一斉に青ざめる。
ビシャっ
sn
クラスメイト達が次々に水を 掛ける。
寒いし、皆からの視線も冷たかった。
そして、悲しかった。
中には掛けたくなくて掛けた子も いると思うけど、 孤独感が襲いかかった。
sn
ガラガラガラ
担任
担任が来た。 けれど、すぐに僕に気がついて、 動きをとめた。
担任
モブA
明らかに嘘だ。 自分の水筒をこぼした位でこんな 濡れるわけない。
けれど、担任も面倒事に 巻き込まれたくなかったからか、 気づかないふりをして、
担任
モブA
グイッ っと、僕の腕を掴む。
けれど、爪が食い込んでいて痛い。
sn
モブA
sn
ガラガラガラ
保健室の先生
モブA
sn
先生も何かを察したが、 面倒事には巻き込まれたくないと思ったのか、これ以上のことは追求されなかった。
保健室の先生
モブA
ニヤッ
sn
保健室の先生
保健室の先生
sn
ガラガラガラ
sn
僕はジャージに着替えて少しベッドで 休ませてもらうことにした。
sn
ポケットの中を漁っていると、 紙の手触りがあった。
sn
そこには
3限目までには 教室に戻ってこい。
と、書かれてあった。 ……多分、モブさんが書いたものだろう。
sn
ガラガラガラ
sn
誰だ? モブさん?保健室の先生? それとも………
kn
突然、聞き覚えのある声が響いた。
sn
kn
シャッ とカーテンをあける。 するとやっぱりknさんがいた。
kn
sn
見ると、膝から血が出ていた。
kn
sn
kn
sn
kn
sn
kn
椅子に座ってknさんの膝を 消毒する。
kn
sn
sn
kn
先輩達には僕の嫌がらせのことは 教えてない。
心配掛けたくないから。
pnさんにもこのことは言っている。 心底嫌そうな顔をしていたけど、 渋々頷いてくれた。
sn
kn
sn
kn
sn
kn
sn
ドサッ
sn
なんと、knさんが床ドン してきた。
sn
kn
振り絞るような声でknさんは そんなことを言う。
sn
kn
kn
よく見ると、 knさんは涙目になっていた。
こんな顔を見るのは初めてだ。
kn
と言って、僕のことを 立ち上がらせたと思えば抱きしめられる。
kn
sn
駄目だ。 このままじゃ、泣いてしまう。 先輩の前でこんなみっともない顔を 見せるのは絶対駄目だ。
sn
kn
オチをつけられるとは思ってなかったのか、 knさんは少し動揺する。
sn
kn
tz
コンコン
sn
kn
sn
kn
sn
そう。 これでいいんだ。
3限目
ガラガラガラ
sn
担任
sn
モブA
sn
なんか……… モブさん、怒ってる?
と、思っていると、 紙を渡された。
sn
そこには
放課後 体育倉庫にこい
と、書かれてあった
sn
僕は一体、何をされるのかな?
第三話(140タップ)終