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ぴくと

はぁ……ッ

ぴくと

……チッ

目の前にある椅子にドカッと座る。

今日は少し気が立っているようだった。何をしても、イライラする。

窓に差し込む、日の光でさえも鬱陶しい。

ぴくと

ッあ‟~…、駄目だ…
めっちゃイライラする…ッ

ぴくと

(こんな日は寝てるのが一番いいんだけど…ッ…)

ぴくと

ほんッとにタイミング悪い…ハァ…

コツ… コツ…コツコツ…

カチャカチャ… ギィィ…

南京錠が外され、重い鉄の扉が開かれる。

「P.0176」、朝食だ。

いつもと変わらない、淡々と話す口調。

感情を俺に見せまいとする行動が、仕草がうざったい。

ぴくと

い‟らないッ…

いいから食え

ぴくと

要らないって…、言ってるでしょ…ッ ギロ

ビクッ …チッ

睨み付けると少し怯えた様子でこの部屋から去っていった。

そしてまた、ここに閉じ込められる。

ぴくと

ッはぁあ‟ぁ……

ぴくと

…怠い、キツい、ウザい…

今の心情を言葉にして、少しでも感情を安定させようとする。

ぴくと

悲しイ、怖い、落ち着かナい、

言えば言うほど、心の中の黒い靄は濃く、黒くなっていく。

ぴくと

苦シい、つライ、痛イ…ッ、

ぴくと

(あ、しまった。逆効果、だっ…た…)

その黒い靄が、心の全てを覆った時、俺の意識は途絶えた。

…ニコッ

任セて、ぴクト…。

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