wrwrd短編　※NOT BL

どもども

いちごあめです～

メインしょっぴくんやで

それじゃぁ～

let's go

飯食ってたら急に話しかけてきた

箸を持っていた手を止めて聞き返す

そんなことだけで話しかけてきたんか？

この人の声頭に響くからホンマに嫌

人なんてそんな簡単に泣かんやろ とか思いながら深く考えず軽く返事をした

それから約１週間がたった

あの日からくsっん”ん”っ先輩はずっと俺に付きまとってくる

そんな日常で泣くことあらへんやろ

そんなこと考えながら俺は 今日も書類をやっている

インカムが鳴ったのはそんな時だった

そんなこと思いながら緊急かもしれないので マイクをつける

ﾌﾞﾁｯ

戦争か 久しぶりやな ストレス発散できそうや

そんな感じで作戦(ほぼ皆がやりたいことやる) 会議が進んでいく

ぞむさんハイやな

しゃおさんはぞむさんに勝てないってわかってるからやろか 先輩に勝負しかけるんやな

えみさん最近思考が クレイジーになったんとちゃうか？ 爆弾と薬物の作り過ぎやな

ハイル・グルッペン

ﾀﾞｯ

あれからどれくらい時間たったんや？ 強すぎとちゃう？ 今までこんな粘った敵居らんかったんやけどな そろそろ休憩ほしい 体力的にアカン........

そっか 俺後ろの敵に気づかなかったんやな 今よけないと死やろな でも避けれそうにない........

ｻﾞｼｭｯｯｯｯｯ

目の前は血の海

でもそれは

俺の血じゃなかった

ｸﾞｻｯｯｯ

空かさず敵にとどめを刺して 先輩の元に走る

こんな弱い敵なのにｯ こんな気づいて当然のことなのにｯｯｯｯ

返事なんてするはずがない この血の量気絶しない訳がないから

sho視点

だいぶ時間たったなぁ しっまとかだいじょぶか？

あれ？ しっまのほうしょっぴくんもいんのか てかしょっぴくん泣いてね？ なんかあったんか？

よく見るとしっまが血を流して倒れてる

結構しっまの傷深いな でも太い血管は避けてそうやな それよりも先にしょっぴくんか 怪我はないけど精神的にヤバそうやな

ﾋﾟｯ

医務室に来てからだいぶたった

手当ては終わったし､戦争にも勝てたらしい

でもコネシマさんは起きる気配がない

容体は安定しているし命に別状はないけど 起きないことがどうも気がかりで今日は寝れそうにない

俺のせいで怪我してしまったのだから

ｶﾞﾁｬｯ

ふと時計をみると 深夜0時をとっくに過ぎていた

あぁあやっぱりわかるもんなんやな

こうやってまた優しさに浸ってまう

そんなこと言われたらもっと涙が止まらなくなるやろ

ｶﾞﾁｬｯ

コイツはどんな反応をするだろうか

少し気になった

でも今は コイツが泣いてくれて嬉しいのと 心配なのが半分ずつ

こんな幹部になってまだ間もない後輩を泣かせてしまった 確かに『泣いたとこを見たい』とは言ったが 俺が泣かせたんとは訳がちゃう

こりゃ大分きてんな

なんでこんなに俺の考えていることがわかるのか

この人達なら涙を見せてもいいって思えた

そんなこと呑気にいってるこの人が大好きで 優しい笑顔が好きで好きでたまらないんや

今日は部屋に帰らないでこの人の優しさに浸っていたい

もう夜中やから誰もいない病棟に 俺らの声だけが響く

この日､俺は軍に入って初めて泣いた日

先輩が見せた笑顔が

俺の憧れになった日