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蒼
桃
遠距離恋愛です
時刻は21:00
今日は大学進学と同時に
違う県に行ってしまった
桃くんと3ヶ月ぶりに
会える日
前から今日行くとは言ってあったけど
あんまり触れないようにしていた
きっと桃くんも覚えてるはず
あと少しで新幹線が着いて
電車を乗り換えなければ行けない
乗り換える前に
桃くんに電話しないと
3コールで桃くんは電話に出た
蒼
桃
酔ってるのか
分からないがポワポワした
喋り方
蒼
桃
蒼
蒼
桃
蒼
桃
桃
目の前が暗くなった
桃
桃
蒼からは何も返ってこない
蒼
女の先輩
蒼
蒼
桃
桃
桃
蒼
桃
蒼
桃
○○駅って俺ん家の最寄り?
桃
蒼
蒼
桃
蒼
やけにザワザワしている
蒼からの電話
もし駅にいるのなら
桃
蒼
蒼
そう言って蒼の電話は切れた
桃
女の先輩
女の先輩
桃
桃
女の先輩
女の先輩
桃
女の先輩
女の先輩
桃
桃くんが好きと言っていた
お菓子を買っていたから
玄関に置いておこうと思って
とりあえず最寄りに向かった
きっと桃くんは忘れてる
約束したことも全部
今日は初めてのお泊まりになるはずだった
大学に入って2年過ぎ
お互いが忙しく
泊まることはなかったから
やっと泊まれると思った
今日が楽しみだったのは僕だけ
1人で浮かれてたんだ
そう思うと涙が出てきた
最寄りに着いたから
置いてこよう
そしたらすぐ電車に乗って帰ろう
桃くんのアパートは
駅からすぐ近くで
桃くんの大学のそば
蒼
少し切なくて
桃くんと食べるために買った
ケーキは床に置いた
蒼
そう思ったけど、
桃くんなら気づいてくれると思った
起き終わって
僕は駅に向かった
家に着くとあったのは
俺が好きだと言ったお菓子や
ケーキ
蒼だ
そう直感した
もう遠くに行ってしまったか
でも、蒼が来るなら
新幹線だから
時間を考えると
電話がかかった時まだ最寄りじゃなかった
ということは少し前に着いて帰ったということ
桃
少しの期待を背負って
駅への道を俺は走った