5人の神様と1人の見習いの神話

おすおすどうも暇72です

今、こさめの罰が言い渡されます

入院したのが3歳の時

それから退院、入院、手術を繰り返して

11歳

憧れの学校には行ったことがない

外に出るのも許されない

俺は退屈な人生を送っていた

半年後

俺は手術をして少し元気になった

俺には5歳離れているお兄ちゃんがいた

名前はあさひ

小さい頃はよくお兄ちゃんと遊んでいた

でも5年前くらいから急に会いに来てくれなくなった

ｶﾞﾁｬ

ﾊﾞﾀﾝｯ!!

ﾊﾞﾀﾝｯ!!

ﾊﾞﾀﾝｯ!!

11年前

俺が5歳の時にみことが産まれた

嬉しかった

学校でもたくさん自慢した

大好きだった

みことが3歳でまだ元気な時

俺たちはよく遊びに出かけていた

幸せだった

ずっとこんな毎日が続くと思っていた

でも

急にみことが苦しみ始めて

救急車で病院へ運ばれた

ｳｨｰﾝ

それから母さんと父さんは家にあまり帰ってこなくなった

『お母さんとお父さんはお見舞いに 行ってきます。 夜ご飯はカップ麺でも食べて！』

それから家が暇で、窮屈で、苦しくて

夜に公園に行くようになった

ゲームをしても、公園で遊んでも、

友達と話しても全然楽しくなかった

でもみことと話す時だけは楽しかった

でもだんだん辛くなっていった

ｶﾞﾁｬ

『今日もみことのところ行ってます』

それからみことへ会いに行かなくなった

今会ったら八つ当たりしてしまいそうで

怖かったから

現在

あの時はなんか意地張って行かないなんて言ったけど

謝って済むことなんかじゃない

でもやっぱり2人で

一緒に生きていたい

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

運ばれてる人を見て

俺はなにも考えられなくなった

運ばれてるのは

みことだった

数時間後

みことがﾀﾋんだ

俺があの時みことにひどいことを 言わなかったら

そしたらみことはまだ生きていて、

いつものようにお兄ちゃんって

可愛い笑顔で呼んでくれたかも しれないのに

謝ってもみことが戻ってくることは無い

でも今の俺には謝るしか出来なかった