テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

三章五話

残り10日

残り10日、俺は今日夜に家を出た

何を見に行くんだろう目隠しをされてわからない

零雷

ついたから外していいよ

よいっと

紫陽花

まぶしって

紫陽花

めっちゃ綺麗....

そこにはいろんな色で光ったイルミネーションがあった

俺らあっちで飲み物買ってくるから待ってて

零雷

湊よろしく

わかった

久しぶりに湊と2人きりになった

ねぇ紫陽花

呼びかける湊の声は暗く、いつもの元気は無くなっていた

本当に死んじゃうの?

紫陽花

うん。

僕、紫陽花に死んで欲しくない

紫陽花

え?

大切な人だもん

変わってあげられたらな

今にも泣きそうな湊は微笑んでこっちを見た

紫陽花

湊、こっち来て

ん?

紫陽花

チュ

⁉︎

人、人いるって

紫陽花

ギュ

安心させたかった

周りの目を気にしなかった

紫陽花

俺だって大切な人に死んで欲しくないよ

紫陽花

それに湊を置いて先に逝きたくない

紫陽花

でもさ

紫陽花

生まれ変わっても記憶はあるよ?

紫陽花

魔物か人間だったらさ

紫陽花

かならず会いに行くから

紫陽花

泣きたかったら泣いていいよ

俺は今これしか言えなかった

うわぁぁぁん

死んで欲しくないよぉぉ

。゚(゚´Д`゚)゚。

紫陽花

ヨシヨシ

零雷

ただいま

どうしたの?

紫陽花

泣いちゃって…

零雷

湊〜

零雷

泣き出してどうしたんだ?

大切な人にら生まれ変わるといえ、姿が変わるし、記憶があっても会えないかもしれない

死んで欲しくないの......

湊は泣きながら答えてくれた

正直そう思ってくれてたんだって思って嬉しかった

でもごめんね

今世には治らないんだ

治ることにはもうみんな来世だからさ

紫陽花

ごめんね

この作品はいかがでしたか?

45

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚