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助演男優の僕の話

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助演男優の僕の話

1 - 助演男優の僕の話

♥

2,220

2022年11月15日

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みなさん おはようございます!!!

そしてそして

すーーーーーっごく お久しぶりです🙃

なかなか話が書けなくて 長い期間休んでました🥺

連載のお話がかけそうにないので のびのび待っててくれると ありがたいです

代わりにるぅころの お話をそっと添えておきます

ていうかみなさん バーチャルライブとか アリーナツアー行きます??

切実に絡んでくれる方 求めてるので良かったら 仲良くしてください🙇🏻‍♀️

語り合う友が 身近にいなくてさみしい!!!!

という、ぷ。の 私情は置いといて

良ければ 読んでってくださいなっ

よろしくどーぞ!

こくん

またこの映画観てるの??笑

るくん

面白いんですよ??

こくん

僕あんまり恋愛映画
観ないからなぁ〜

そういう君はテレビの1番 よく見える位置に座った

制服をまとった 最近人気の俳優さんたちが 青い春を演じている

上手く行きそうになれば 邪魔者が現れたり 上手くいかなくなれば やっとお互いの気持ちに 気づいたり

主人公は女の子で 割と在り来りな 恋愛が描かれている

でも僕はこの映画が好きだ

ひたすらに真っ直ぐな 好きという気持ちに 葛藤する恋心は

何処か自分と似ていて 自然と重ねてしまう

こくん

なんか飲み物ちょうだい

るくん

冷蔵庫から好きなの
取っていいですよ

こくん

なんでもいいから

恋愛映画に興味ないと 言っていたはずなのに

飲み物をとることさえも 惜しんで

目線はテレビに釘付けのまま 右手を伸ばして 飲み物を求めていた

るくん

じゃあ、余ってる
ジュースでいいですか

こくん

うん

1度もこちらを見ない君に 少しだけ寂しさを覚えて

ちょっとした いたずらごころが働いた

冷蔵庫から度数の高い お酒を取り出して 氷の入ったコップに 流し込んでいく

るくん

はい、どうぞ

こくん

ありがとう
机に置いといて

さっきまで差し伸ばされていた 右手はいつの間にか クッションを抱きしめていた

相変わらず映画に夢中だ

まるでわんちゃんみたいな きゅるきゅるした瞳が 瞬きもせずに 映画を映し出している

るくん

ちょっと
洗濯物してきます

こくん

おっけ〜

見とれてたなんて 言えない

僕はきっと この映画で言う 当て馬に過ぎないから

報われない運命

この役を全うせねば ならないのだから

乾いた洗濯物を抱えて クローゼットがある部屋へ 移動した

するとTシャツを 手に取った瞬間 何かが地面へ零れ落ちた

銀色のリングだった

手に取ってさびていてないか 確認して机の上に置いた

るくん

あー、ポッケに
入れたまま洗濯しちゃった

気づいた時には遅かった

手遅れになって 今更になって

いつだって そう呟いていた

大好きな君のことも

るくん

ころちゃーん、
お風呂沸かしまっ...

リビングに戻ると 君はソファで眠っていた

るくん

...やっぱり恋愛映画は
つまらなかったか

音楽も映画も漫画も

君が好きなものなら 何故か僕も好きになった

だけど僕が好きなものを 君は好きにならない

一方通行

行き場のない僕の好きは たった1人で抱え込むしかなくて

孤独をまとっていた

るくん

こんなところで寝たら
風邪引きますよ...??

眠り続ける横顔を眺めて 涙がにじむ

せめて1秒でも 君に振り向いて欲しかった

いつだって僕は 君を見ていたのに

目が合わない事実だけが 僕の心を蝕んで

まるで、諦めろと 告げられた気分だった

こくん

...るぅとくん

こくん

どこ行ってたの...??

るくん

へ!?

るくん

あっ、えっと

るくん

洗濯物取り込んでて...

そう口にしたとき 僕の心臓は ズキズキと痛みだした

そっか、聞いてなかったのか

君は映画に夢中で 僕の声なんか 届いていなかった

思い返せばいつも そうだった

僕の言葉は いつもかき消されてしまう

それも、ただの映像ごときに

気づかなければよかった

知らないフリで いつものように済ませたかった

自分が気づかないように

これ以上傷つかないように

だけど今日は何故か 堪えられるほどの 余裕を持ち合わせていなかった

こくん

え、るぅとくん!?

こくん

なんで泣いてるの!?

るくん

また僕の話聞いてない...グスン

るくん

いつもいつも...

るくん

ころちゃんには
何も届いてない...グスン

哀れだった

こんな感情的になって

大好きな人の前で こんな姿を晒すなんて

最悪だ

こくん

ごめん、何回も
同じこと言わせちゃって...

こくん

僕ひとつのことにしか
集中できない性格でさ...

そんなこと知ってるよ

ずっと君の隣にいたんだもん

夢中になったら とことんやり尽くして

子どもっぽい

そんなところが 好きだから

るくん

もういいです...

素直になれなくて また君に悲しそうな顔を させてしまった

気まづく思ったのか 君は机の上に置かれた コップを手に取り

一気に飲み干した

るくん

あ、それ...

こくん

うわっ!!!

こくん

これお酒じゃん!?

目を丸くして かたまる君は可笑しかった

るくん

ははは笑笑

つい口元が緩んだ

こくん

あ、笑った!

僕を見つめる 君の方がよっぽど 笑顔だった

見てるだけで こっちまでこころが穏やかになる

神様や魔法なんかより よっぽど効果がある

こくん

僕ね、恋愛映画は
どっちかって言うと
苦手なんだよね

こくん

大抵の恋愛映画ってさ無理やり
ハッピーエンドに見せてるだけで

こくん

報われてない恋の方が
多いじゃん?

こくん

なんか綺麗事言われてる
ような気分になる

るくん

...うん

なんかちょっと わかる気がする

綺麗に見えて 案外主人公以外の人の 立場って辛かったりする

でも主人公の特権なのだから 仕方のないことだ

こくん

僕はね〜

こくん

主人公よりも主人公の隣で
実らない恋をするタイプの

こくん

俗に言う当て馬みたいな
役の方が好きになるんだよね

当て馬

その言葉を聞いて こころがドキッとした

こくん

だからいつも恋愛映画は
腑に落ちないことが多いの

るくん

それで苦手なんですね

こくん

そう

こくん

自分に重ねちゃって
辛くなる

るくん

え、そういう経験
あるんですね

こくん

あるよ笑

意外だった

君が声をかければ 誰だって喜んで しっぽを振ると思ってた

僕が君のことを 好きっていう

私情を挟んでるからかも しれないけど

るくん

きっと魅力的な人なんですね

こくん

うん、すっごい
魅力的な人だよ

アルコールがまわって きたせいなのか

君の頬がほんのり 赤らんでいた

るくん

どんな人なんですか

こくん

んー...

地雷だと分かっていながら 聞かずにはいられなかった

頬杖をつきながら 君は少し黙った

時計の針が音を立てて 気にならなかった 冷蔵庫の音がよく響く

真っ暗なテレビの液晶越しに 君を見つめていると

ふと目が合って 優しく笑いかけられて

ハッとしてすぐに 目を逸らした

こくん

映画とかドラマの
ヒロインみたいな人

こくん

一言で表すと

こくん

主人公

僕の中で何かが 崩れていく音がした

僕と君は不釣り合い

分かっていたけど 現実をいざ突きつけられると 逃げてしまいたくなる

当て馬の僕には 主人公の君に 選ばれる未来はないんだと

痛感した

酷く自分が惨めに思えてきて

今なら助演男優賞 とれそうなんて

くだらないことを考えていた

るくん

僕もなってみたかったな

るくん

小さい頃からいつも
脇役みたいな人生だったから

るくん

そういう人羨ましいです

今できる精一杯の 作り笑顔を君に向けた

助演なりに 完璧に演じなければ

こくん

るぅとくんは
僕からしたら主人公だよ

こくん

脇役は僕の方だ

るくん

そんなフォローいらなっ...

空元気におどけて 見せようと 君の方を振り返ると

そこには涙を 流している君がいた

るくん

あ、酔ってるんですか??笑

るくん

も〜、一気に飲むから
ですよ!!笑

るくん

お水持ってきますね!笑

なんだか僕も泣きたくなって

キッチンへ逃げようとすると

るくん

へ!?

突然腕を引っ張られ

気づけば君の腕の中にいた

るくん

ころ...ちゃん?

こくん

脇役で我慢するから

こくん

せめてこれくらいは
許してよ

るくん

どういうこと?

君の目は真っ直ぐで 真剣だった

こくん

僕...

こくん

るぅと君が好き

驚いて上手く言葉が 出なかった

こくん

いいよ、思いっきり振って?

こくん

僕、当て馬だから笑

笑いながら泣く君は 酷く美しかった

これが映画の ワンシーンだったら

今は切ないBGMが かかるんだろうな

でも君も僕も 当て馬なんかじゃなかった

るくん

僕も好き

こくん

え?

るくん

ころちゃんのこと

るくん

好きなんです

目を丸くして 今度は君が言葉を失っていた

るくん

僕を主人公に
してくれてありがとう

今までの人生の嫌なこと

悲しかったことも 苦しかったことも

我慢したことも 無理したことも

すべてが報われたように 嬉しかった

こくん

こちらこそ...グスン

優しく君の腰に手を回した

この温もりを ずっと求めてた

手放しちゃいけない 幸せをかみ締めて

僕らはようやく

ハッピーエンドを迎えた

この作品はいかがでしたか?

2,220

コメント

29

ユーザー

ぶくま失礼します!! どたいぷです!!🫶

ユーザー

マジですげえ

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