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むだしきすれ違い

第8話 - 第8話

2025年10月27日

#桃源暗鬼

#むだしき

それから俺たちは五時間経つまで休む暇も与えて貰えずイかされ続けた。

ｸﾞﾌﾟ…♡(抜

一ノ瀬四季

んﾞ…ｯ♡ﾞ//(ﾋﾞｸｯ

並木度馨

ぁﾞ…ｯ、う♡ﾞ/(ﾋﾞｸﾝｯ

淀川真澄

無陀野ォ、今日はこれで終わりにすんぞ。

淀川真澄

…これ以上やったらコイツらの身体が持たねぇ。

無陀野無人

嗚呼、分かってる。

無陀野無人

四季、馨。呉々も逃げようなんて馬鹿な事を考えるなよ？

淀川真澄

足腰立たなくなるまでイかせ続けたんだ。コイツらに逃げる体力なんざ残されてねぇよ。

無陀野無人

…確かにな。

淀川真澄

無陀野、さっさと寝るぞ。

無陀野無人

嗚呼。

淀川真澄

テメェらも早く寝ろよ。

四季・馨

……。

ﾊﾟﾀﾝ…

一ノ瀬四季

…馨さん、大丈夫か…？

並木度馨

…うん。四季くんは…？

一ノ瀬四季

…俺も大丈夫。

一ノ瀬四季

……なぁ、こんなの間違ってるよな。

並木度馨

うん。

一ノ瀬四季

…逃げようぜ。

並木度馨

…どうやって？

一ノ瀬四季

……分かんねぇ…。

一ノ瀬四季

でも逃げねぇと、俺らがぶっ壊れるだけだ。

一ノ瀬四季

…俺らが壊れるくらいなら、全部壊しちまおうぜ。

並木度馨

…ふはっ、良いねそれ。(笑

並木度馨

四季くんと一緒で良かったよ。…四季くんはこんな状況の時ですらポジティブに考えられて凄いなぁ……。

並木度馨

尊敬するよ。

一ノ瀬四季

そうか？

一ノ瀬四季

…でも俺馬鹿だからさ、いっつも口だけになっちまうんだよなぁ…。

並木度馨

でも丁度良いんじゃない？

並木度馨

僕、計画を立てるのだけは得意だよ。

一ノ瀬四季

俺も馨さんと一緒で良かった。(笑

一ノ瀬四季

馨さん凄ぇ優しいし頭良いもん。

並木度馨

ありがとう。(笑

並木度馨

…きっと、普通に此処から出ようとしてもあの二人には敵わない。

並木度馨

だったら、あの二人の弱点を突いちゃえば良いんじゃない？

一ノ瀬四季

弱点…？

並木度馨

あの二人は言ってたよね？

並木度馨

どんな手を使ってでも僕らを逃がしたくないって。

並木度馨

…それってつまり、僕らを失う事が何よりも怖いって事でしょ？

並木度馨

だったら、僕らが自殺未遂して脅迫すればいいんじゃないかなって。

一ノ瀬四季

…！確かに…！！

並木度馨

ただ、僕らの行動範囲は狭い。

並木度馨

首輪付けられてて行動範囲が絞られてるから。

並木度馨

…自殺未遂の方法をどうするかだよね。

一ノ瀬四季

…俺なんか持ってなかったかな……。

一ノ瀬四季

…つーか服…、取られたままじゃん……。

並木度馨

…んー。

並木度馨

四季くん、四季くんの方にある棚、頑張れば届きそうじゃない？

一ノ瀬四季

…！確かに！やってみるわ！

ｸﾞｯ…(手伸

一ノ瀬四季

…！いけそー！

(棚開

一ノ瀬四季

…！なぁ、これとか良くね？

並木度馨

…カッターか。

並木度馨

うん、十分だよ。

一ノ瀬四季

カッターで死ねんの？

並木度馨

失血死には十分だよ。

並木度馨

頸動脈を切ったら簡単に死ねるよ。

並木度馨

…それか手首。

並木度馨

太い血管を切れば人は簡単に死ぬ。

一ノ瀬四季

俺たち鬼も？

並木度馨

勿論。…まぁ人よりは死にずらいけど、あの二人を混乱させるには十分すぎるくらいだよ。

一ノ瀬四季

…なぁ、俺……今すぐ此処から出たい。

並木度馨

僕もだよ。

並木度馨

…ただ、あの二人をどうやっておびき寄せるかだよね。

一ノ瀬四季

大きい音でも立てる？

並木度馨

…あ、いい方法があるよ。

並木度馨

早速試してみよっか。

一ノ瀬四季

…？

並木度馨

…っﾞ四季くん…！逃げちゃ駄目だって…！！

一ノ瀬四季

離せよ馨さん…ｯﾞ！

一ノ瀬四季

あの二人の言いなりになって悔しくねぇのかよ…？！

ｶﾞﾁｬ)

無陀野無人

…何の騒ぎだ。

淀川真澄

おいおい一ノ瀬ェ、逃げようとしてるってほんとかよ？

一ノ瀬四季

…ｯﾞ、アンタら…人の心ねぇのかよ…？！

一ノ瀬四季

俺たちの事こんな無理やり縛り付けて…ｯﾞ、やり方が汚すぎんだよ…！

一ノ瀬四季

…なぁ、馨さんだって嫌だろ…？？

並木度馨

……嫌だよ。

一ノ瀬四季

…じゃあさ、一緒に死んでくれよ。

無陀野・真澄

……は？

並木度馨

…良いよ。

ｶﾞｯ(刃向

淀川真澄

一ノ瀬…ｯﾞやめろ…！

一ノ瀬四季

……馨さんも死にたがってる。別に殺していいだろ？

一ノ瀬四季

…俺たちは…アンタらにこうやって縛り付けられながら生きていくくらいなら死んだ方がマシだってくらい絶望してんだよ。

一ノ瀬四季

…一生分かんねぇと思うけどな。

淀川真澄

…ｯﾞ、無陀野…！！

無陀野無人

…ｯ。

無陀野無人

四季、カッターを下ろせ…。

一ノ瀬四季

やだよ。

並木度馨

…四季くん、早く殺して。

淀川真澄

馨…ｯﾞ！！

無陀野無人

四季…ｯﾞ、早く下ろせ…！！

一ノ瀬四季

うるせぇんだよ…！！

(手刺

並木度馨

…ｯ？！

一ノ瀬四季

…ぐ、ｯﾞ…。

無陀野無人

…ｯﾞ…、頼むから…。

一ノ瀬四季

…じゃあ……、俺らを解放してくれよ…ｯﾞ！！(泣

無陀野無人

分かった…。解放する……。だからもうそれ以上はやめてくれ…ｯ…。

淀川真澄

…ｯﾞｯ。

並木度馨

…四季くん、腕の傷見せて……。

一ノ瀬四季

……大丈夫だって、これくらい。

並木度馨

…ｯﾞ、ごめんね……。

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四季くん、馨さん……(´•̥ω•̥｀)

昨日友達の弟がイオンモールの三階から携帯ぶん投げて壊して、友達が悲惨な目に合ってました。今日話し聞いてたんですけど意味わからなすぎて「は？」って声出しちゃった。

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