変態思考ですいません

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chapter 14

start

前みたいに 、 教室の隅でお弁当を食べる

らんらんたちは用事があるため 、 この3人だ

雑じゃない .ᐣ

いつも通りの接し方だけど 、 真剣に話していたから少しふたりの反応が残念だった

向き合うと言っても別に喧嘩をしているわけじゃない

なんなら 、 今まで通り変わらない距離感

2人の考えに納得しつつも 、 箸を置いて考える

無理に当たって砕けても意味無いもんね

間が空いて 、 2人が出した話題に話が切り替わる

そして 、 2人への恋愛相談は一旦終わった

らんらんに呼ばれ 、昼休みに生徒会室に入る

2人は机の上にお弁当を置いて 、 話していたみたい

二人で俺をバカにしつつも 、 弁当の蓋を開けてご飯を食べている

俺も2人の真ん中に座ってお弁当を広げて食べ進めた

離さないでいようと思っていた悩みを誰かに聞いて欲しくて2人に話し始める

2人は不思議そうにこちらを見ていた

えぇ … 生徒会室ってどっちやっけっ .ᐟ‪.ᐣ

先生の頼まれ事が終わり 、 お弁当とスマホを片手に早歩きで生徒会室へ向かう

その途中に俺のクラスが有り 、 ドア側で3人が話していた

待ってて貰いたかったのに … なんで先いくんかなぁ っ 、

2人の文句を心の中で叫びつつ 、慌てているとスマホを落としてしまった

ぁ … 割れてないみたい 、

良かったぁ 、

スマホを持ち上げ画面を見るが 、傷1つ着いていなかった

危ないので 、 ポケットの中に入れて立とうとする

すると 、 ドアの向こうから3人の声が聞こえてきた

すちくんが … 俺の事が好き 、 .ᐣ

ぇ … そんなはずない …

そう思いたかったのに 、 最近避けられていた理由がわかった途端気分が落ち込む

らんらんに誘われた時

無理して一緒に出かけてたのかな 、 .ᐣ

急ぐ気力もなくなり 、 ほどほどと生徒会室へ向かった

ご飯を食べ終えたのか 、 頬杖して俺の話を聞いていたらんらん

話していくうちに 、 目の周りが赤くなり今にも泣きそうだった

好きなのに … この気持ちが苦しいなんて 、

すると 、 らんらんが優しく俺を抱いてくれた

優しい声色で俺の体をさする

右側からこさめちゃんも元気よく抱きついてきた

元気付てくれるこさめちゃんに安心する

泣いちゃいそうっ " 、

泣くのを必死に堪える

すると 、 2人が俺の方を見る

手で涙を拭きながらも 、 2人はちゃんとそばにいてくれた

授業のチャイムが鳴るが 、 2人は立とうともせずに俺の体をゆっくりさする

2人の優しさに甘えてしまった

けど 、 たまには人に甘えることも大切と言うことを学べた時間だった

午後の授業も終わり 、 すちくんが部活が終わるのを待つ

すちくんの席に座って窓から見える美術室を眺める

… カバン 、 ここにあるし来るよね 、

一部の可能性にかけてゆっくりと時間が過ぎるのを待つ

夕焼け 、 綺麗だなぁ

もうすぐ冬になっちゃう 、

二学期も半分だ

来年も 、 みんなと遊びたいな

そんなことを考えなら 、 椅子に座って机にうつ伏せになりながら目をつぶる

寝ちゃうかもな 、

そう思い 、 立とうとするとすちくんが目の前にいた

な 、 え

さっきまで部室に居たよね、 .ᐣ

パニクりながらも 、席に座っていた理由を考える

にこりと微笑む姿に心をうたれる

普段通りに接してくれて 、 冗談交じりの話をする

想像できそうな光景に返す言葉が無くなる

すると 、 すちくんが欠伸をする

目を軽く擦り 、 うとうとしている

今 … 、 起こしてあげたら … すちくんどんな反応するんだろ 、

ふと 、 気になってしまった

すちくんが困っとる 、

もし 、 ここが漫画の世界なら

今目の前にいるすちくんが本物のすちくんじゃないなら

… うん 、 大丈夫

すちくんの頬にそっと触れる

俺の手を重ねて触る

すちくんの顎をくいっと上げて静かに口付けをする

ゆっくり離れると 、 すちくんの目は大きく開いていてびっくりしていた

すちくんが唇を触り顔が真っ赤になる

それを見ていたらこっちまで正気に戻ってしまった

な … 何やってるんだろっ 、 ぅおれたち付き合ってないのに ⸝⸝⸝

気まずいやんか ⸝⸝⸝

予想以上に恥ずかしくなって 、その場から逃げようとする

しかし 、 すちくんに腕を掴まれ阻止された

腕を引っ張られ 、目が合う

すちくんの綺麗な紅い瞳に反射する俺の顔はとっても情けなかった

乗り気なすちくんに困った

俺の両手を握って 、 真剣な顔をしてこちらを見る

い 、 今なん .ᐟ‪.ᐣ

突然の状況に困惑しながらも 、 不安そうなすちくんの顔が視界に入る

早く答えなきゃ 、

そういい 、 抱きついてきた

けど 、 さっきのふたりとは違ったまた別の安心

手を引かれて 、 すちくんと教室を出る

いつもとは違った 、 恋人繋ぎで胸がいっぱい

教室で告白するシーン … 大好きなんだよなぁ 、

ぁ … また見返せそうかな

今なら主人公の気持ちわかるかもっ .ᐟ‪.ᐟ‪

あれ … これってもしかして

あ 、 あんなに頑張ったのに　… ぅおれはすちくんに身を委ねるしかないのか ……

にこりと笑うすちくんの表情と裏腹に 、なにか別の企みを感じる

まぁ 、いいやとなりつつ教室を出て廊下を歩く

そういい 、 手を繋いでいた俺の手の甲にキスをする

は 、

- 完結 -