和宮 恵(かずみや めぐみ)
俺は、ある日好きな人に告白した。
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
彼女は顔を真っ赤にしていた。
空には夕焼けがある。
そのせいで顔が真っ赤になっているのだろうか。
そんな風に考えながら君を見つめていた。
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
彼女はそう言い、俺が差し伸べた手を取り微笑んだ。
「わ、私でよければっ…!」
その一言で俺の初恋は叶った。
俺と美波は恋人になった。
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
美波と付き合って分かったことがある。
それは…。
彼女は
病気持ち
だと言うこと。
昔から、体が弱いのもあり良く咳をしていた。
和宮 恵(かずみや めぐみ)
俺は、そう声をかける。
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
和宮 恵(かずみや めぐみ)
彼女はそう言い、微笑み俺の腕をひっぱる。
そんな風に彼女はしていた。
でも、俺は知っていた。
本当は大丈夫なんかじゃないと。
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
ある日、君は入院することになった。
落ち着いていた病気が急に悪化したそうだ。
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
彼女は俺の名前を呼び、いつも喜ぶ。
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
和宮 恵(かずみや めぐみ)
和宮 恵(かずみや めぐみ)
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
和宮 恵(かずみや めぐみ)
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
彼女はそう言うと、ほっぺをプクーとする。
和宮 恵(かずみや めぐみ)
和宮 恵(かずみや めぐみ)
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
和宮 恵(かずみや めぐみ)
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
和宮 恵(かずみや めぐみ)
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
彼女は入院していたが
彼女には毎日会えた。
君と会えるだけでも幸せだった。
数日後―
今日もお見舞いに行こうと、美波の個室へ向かう。
だが、個室は騒がしかった。
病院の先生
病院の先生
病院の先生
和宮 恵(かずみや めぐみ)
そう言い、個室を開ける。
ピー…ピー…
目の前には…。
白い布で顔を覆われた、美波の姿があった。
和宮 恵(かずみや めぐみ)
佐々倉 美波(ささくら みなみ)
病院の先生
和宮 恵(かずみや めぐみ)
病院の先生
病院の先生
病院の先生
病院の先生は、そう言葉を残すと個室をでていった。
個室はシーン…としている。
いつも入ると「恵くんっ!」って名前を呼んでくれる…。
その声はもう聞けない。
君と話せない…。
君は…。
死んだ。
和宮 恵(かずみや めぐみ)
和宮 恵(かずみや めぐみ)
俺は、泣きまくった。
君の氷の様に冷たい手を握り泣くことしか出来なかった…。
歩夢(あゆむ)
歩夢(あゆむ)
歩夢(あゆむ)
歩夢(あゆむ)
歩夢(あゆむ)
歩夢(あゆむ)
歩夢(あゆむ)
歩夢(あゆむ)
コメント
17件
好き。うん、大好き… まさか想像してた5倍くらいめっちゃいい作品だった!
あと少しで寝るから寝ながら夢に出てきた事を参考に考えとく(ん?何言ってんのこの人)
わぁ。明日かけたら書いとく…けどムズッ…かけるかなぁ