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そして俺は引越しの準備をした。
俺が雛を忘れるなんてできる訳が無い。
椎名 嶺
俺は…
雛しかいらないのに…
椎名 嶺
柄にもなく涙が溢れる。
椎名 嶺
椎名 嶺
─ピコンッ
椎名 嶺
椎名 嶺
タイミングが悪いな、と思いつつ
トーク画面を開く。
雛『嶺くん今時間大丈夫?』
椎名 嶺
椎名 嶺
「雛ちゃんのことを忘れなさい」
椎名 嶺
さっき父親に言われたことを思い出す。
でも…
椎名 嶺
椎名 嶺
嶺『大丈夫。どうかした?』
送ってすぐに既読がつく。
小桜 雛
既読の速さの割に返信が遅い。
椎名 嶺
勝手に憶測して不安になる。
そんなことを考えたすぐ後
椎名 嶺
雛『好きです。付き合って下さい!』
突然の告白に頭が混乱する
この言葉を俺は何年求めていたか
でも…
椎名 嶺
俺はどうすればいいんだ
雛を傷つけたくない。
かと言って絶対に振りたくない。
椎名 嶺
俺は最低だよ。
嶺の父
椎名 嶺
嶺の父
椎名 嶺
嶺の父
嶺の父
何も言えない。
嶺の父
椎名 嶺
嶺の父
嶺の父
椎名 嶺
椎名 嶺
嶺の父
椎名 嶺
嶺の父
椎名 嶺
嶺の父
椎名 嶺
嶺の父
嶺の父
そう言われた瞬間
俺は何も考えられなくなった
嶺の父
嶺の父
椎名 嶺
嶺の父
椎名 嶺
嶺の父
ごめん
ごめん、雛
嶺『ごめん。』
これで
お終いだ。
その後父さんに言われ、
縁を切る為に雛の連絡先を消した。
俺の返信の後
雛が何と送ったのか知る由もなく…