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sm
kn
今回は金スマ中心です
sm
スマホの液晶画面に表示されたサイトを、じっと見る。
……ということをし続けて、もう何分経ったのだろうか。
友人から電話がかかってきてから今までの数十分間、俺はずっと画面とにらめっこをしていた。
sm
どーしよ…
数分前…
ヴーヴー ヴーヴー
sm
俺が部屋で読書をしていると、突然スマホが振動しだした。
手に取ってみれば、そこに映し出されていたのはよく知る友人の名前。
どうしたんだろう、と思い、応答ボタンをタップした。
友人
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友人
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友人
友人は少し詰まりながら答える。
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友人
友人
友人
sm
こいつが人のこと心配するなんて珍しい。
友人
sm
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友人
友人
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友人
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友人
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まぁ、実際バイトしたいのは事実だし…
sm
友人
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友人
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…ただ、会社名を全然聞いたことがない。
そりゃバイトだしAmaz○nとか楽○市場ほどの知名度は求めてないけど…
宅配会社だし全然聞いたことない、ってことはないと思うんだよなぁ…
sm
普段ネット通販を基本利用しないし、ただ単に俺が無知なだけかもしれないからな…
硬直していた指を動かして、画面をスクロールする。
sm
…高くね?
バイト経験がない俺にでも分かる。
結構ホワイトな気がする、この仕事。
sm
金に釣られるなんて阿呆らしいとも思うが、それほどまでに魅力的だったのだ。
それにあいつの先輩もやっていたと聞いたし、少なくとも怪しい企業ではないだろう。
電話番号を慎重にタップする。
プルルルルルッ… プルルルルルッ…
数回のコールの後、応答の声が耳に響いた。
sm
電話が終わってから。
俺はソファーに座りながら、腕を組んで考え事をしていた。
…いや、普通面接なしで採用とかある?
sm
やっぱ怪しくない、ここ?
時給2000円も嘘なんじゃないの?
sm
sm
sm
そりゃ怪しいは怪しいけど…もしかしたら上の人の気遣いかもしれないし…
しかも採用されてすぐ辞退するのもなんかなぁ…
sm
sm
────その時の選択を後悔することになるだなんて、その頃の俺は知る由もなかった。
(※背景は同じですが前回とは別です)
sm
…おかしい。
絶対におかしい。
呼ばれたのは会社でも事務所でもなく、普通のアパートの一室だった。
玄関の外には乾かしてあるのだろうか靴も置いてあるし、窓からぼやけて覗かせる室内は事務所らしくはなかった。
sm
ふと、頭を掠める。
俺は友人に嘘をつかれていたのか。
それとも、あいつが先輩に嘘をつかれていたのか。
sm
今は一旦この場から離れよう。
今日は体調不良だったって言い訳すればいいだけだし。
そう思って、俺が踵を返したその時───
?
sm
……めんどくさ。
もしかして、ここは本当に事務所だったりするのだろうか?
まるで俺を知っているかのような口ぶりでそう言った彼は、レジ袋を片手に俺のことをじっと見つめていた。
sm
?
kn
sm
…こんな奴に名前を教えていいのだろうか?
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kn
kn
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kn
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kn
sm
同年代?
この人は俺の上司なんじゃないのか?
sm
kn
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一歳年上だが、ほぼほぼ同年代だった。
……この人、本当に上司なのか…?
kn
kn
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kn
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sm
意を決して話しかける。
kn
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kn
kn
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kn
kn
sm
嫌な予感がする。
sm
kn
“これから俺と暮らすためだけど?”
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冷や汗が首筋を伝った。
ねむ
ねむ
ねむ
ねむ
ねむ
ねむ
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