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コメントしようと思ったらなんか おかしいなぁってなって、もっかい テラー開いたら非公開で凹んでたらまた 投稿してくださって今はハッピーです (↑何言っとるんこいつ) 前のを見れたうちはラッキーなのか…⁉︎ 前のとちょっと変わってて見るの 楽しかったです!子供のアイコンのとこ とか、青くんの思いとか…もっと工夫 されててめっちゃよかったです! 最初見たとき結構泣きそうになりましたw 投稿お疲れ様です!
ある町に、とても元気で 明るい子が居た。
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「ないこ」っていう名前で、 女の子みたいだけど、 男の子。
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毎日どこかで傷をつくって、 それを俺は毎日手当てしていた。
まぁ、ヤンチャな 年頃なのかと思っていた。
普通の町の子供だし、 遊んでる途中転んだりも するだろうなって。
だけど、実際は 違いすぎた。
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子供
子供
子供
ドガッ
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バタッ
子供
子供
子供
子供
子供
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子供
ガッ、ダンッ
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一方的に蹴られ、殴られ、 罵倒され、散々な扱いだった。
助けることも出来ずに、 立ち尽くしていた自分が、 無力で悔しかった。
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また笑って走ってくる。
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どこまでも愛らしく、 どこまでも辛かった。
だから、 何かプレゼントのひとつ、 あげれないかと思った。
もしかしたら、 気が紛れるかもって。
そこで、俺が小さい頃から よく作っていたミサンガを あげることにした。
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桃色のミサンガを 手首にまわして結んであげると、 びっくりした顔でそれを見た。
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キラキラと目を 輝かせてこっちを見る。
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せめて、お守り代わりに なってくれればええな。
…どうか、 この子を守ってほしい。
やめ、ーー!
何やら騒がしい。 子供が喧嘩でもしてるのか。
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子供
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子供
ボッ(マッチ)
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シュウウゥゥ…
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子供
子供
子供
ドガッ、
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子供
子供
子供
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子供に手はあげるな。 落ち着け、落ち着いて対応しろ。
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子供
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子供
子供
タッタッタッタッ…
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トポトポトポ…
持っていた水を注ぐと、 小さい火だったので すぐに消えた。
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あんな目にあったのに、 謝ってばっか、…
…こんないい子だから、 あんな風にされてんのかもな。
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様子がおかしい… …まさか、
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やっぱり、呼吸困難、 パニック状態か。
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次第に激しく 呼吸をしようとする。
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バタッ
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俺はあの町の医者。 熱の対処法くらいは分かる。
急がないと、 早くしないと、 こいつが危ない。
町の人
町の人
町の人
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町の人
町の人
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町の人
町の人
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町の人
町の人
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何だ、この嫌われようは…
こんなに毎日笑って、 明るくて、 無理しすぎるこの子が…
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スタ、スタ、スタ…
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こんなに高いとは思わなかった。 日々のストレスが原因か。
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…教えてくれなかったん?
…そんなに、 頼りなかったんだろうか。
…そりゃそうか。 一度ないこを見捨てた罪人。
…見極めるのが上手なんかな。
役に立たない人と、 役に立つ人の差を。
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少し下手な笑い方。
…無理に笑わんくてええのに。
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コク、…コクンッ……
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ワシャワシャ
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さっきから元気がない。
まぁ、 あんだけ殴られ蹴られ してれば…な。
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そんなフラフラな状態で?、
ギシッ
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今、明らかに正気では なかった。
それに毎回手当てする あざ、切り傷、火傷…… 明らかに人からやられたとしか 思えない量あった。
あの子供も原因だろうけど、 門限はあるみたいだし、 あそこまでボロボロには できないはず。
前から薄々思ってはいたが、 ないこの親は恐らく…
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パサッ (白衣を脱ぐ)
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いちいち謝るなぁ… そんな癖、なくせたら ええんやけど。
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…少しでも早く戻んないとな。
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スタ、スタ、スタ…
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ピチャ…ピチャピチャッ…
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タッタッタッタッ
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毒薬… しかも、弱めの毒だから、 大量に摂取して、 長いこと苦しんだ後に 命を落とす、…
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そうだ、……そうか。
学校に行けないから、 信用できるのは親の言葉だけ。
親がそう教えれば、 子供がそう覚える。
当たり前だ、… なんで、気づかなかった…?
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優しいが、 この子にとっては、 母さんなんだ。
虐待が、 この子にとっては幸せなんだ。
そう、覚えてしまったから。
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言葉が上手く出てこない。 少し喋るだけでも、 胸がうるさくなる。
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かなり限界に近い。 弱い毒とはいえ、 これまでずっと飲んできたなら、 相当負担でかいはず。
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スゥ…
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目を瞑って動かないあの子が、 痛々しくて、 間に合うのかという不安しか なかった。
解毒剤を飲ませた頃には、
目を開けない子になっていた。
?年後
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あの出来事のあと、 町は驚くほど発展していった。
俺は前よりも医術を身につけ、 医療所を建てた。
一人でも救いたい。 そんな願いから、 助手も何十人かはできた。
町では色々な物が売っていて、 飛び交う声たちも 騒がしくなった。
…今、俺は幸せだろう。
子供
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子供
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子供
子供
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子供
子供
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スル…キュッ
子供
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子供
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ワシャワシャ
子供
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子供
子供
?
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…見た目も、声も、 全然違うのに。
子供に重ねてしまう影は、 いつもあの子。
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子供
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自分で作った青いミサンガと、 あの時と同じミサンガを、 十字の石に結ぶ。
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笑ってみたけど、 少し下手だったかもしれない。
…また結んでやりたかったな。
?
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ザアァァッ…
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スゥ…
…現実…にしては、
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…懐かしいなぁ、 ないこは…あの時から、何も、 変わって、なくて…。
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いつぶりやろうなぁ…
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┈┈┈┈┈┈泣いたのは。
その日は、 晴れすぎていた。
ないこ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ まろ
結んであげたかったミサンガ
みーさん。様へ
素敵なコンテストの開催、 ありがとうございました!
少しこじつけ感が あったかもしれませんが、 自分なりに 頑張らせていただきました。
投稿する作品、 ちらちらと拝見させて 頂いてます!
みーさん様ほどでは ないかもしれませんが、 少しでも何か 思ってくれれば幸いです。
そしてこの作品を 読んでくれた皆様へ。
約350タップ以上の この作品に目を通していただき、 ありがとうございます。
大切な人である皆様への 感謝を忘れずに頑張りますので、 これからもよろしくお願いします。
長くなってしまいましたね。 それではここら辺で!
┈┈┈┈ end ┈┈┈┈