完璧少女の過去

私は何かが欠けていた…

私は気づいたら何かを失っている…

中学最後の試合…

中学最後 私のチームは負けた

原因はわかっていた

原因は私だ…

私は後輩にそう言われ 何も言い返せなかった

実際それが事実だからである

中1の時

練習中（バレーの）

私は先輩が言っていたようにすぐにレギュラー入りに…

ポジションはスパイカー

中一は事件もなくごく普通に過ごせた

でも、中2になってから私は少しずつ変な風に変わっていった

中2の時にバレー部に入部してきた 1年生が来た

彼女（ゆうな）は凄かった

最近始めたとは思えないほど上手かった

彼女はすごく上手く すぐにレギュラー入り

私はベンチになった

彼女はどんどんと成長し エース（？）となった

私もミドルブロッカー 彼女とポジションを取り合う立ち位置

私は自分のポジションを取られたことに腹を立て…

私は知らない間に彼女をビンタしようとしていた

私はその日から自主練を最後まで残って 練習をしていた

私はずっと

ずっとずっと

1人でバレーをしていた

差し伸べてくれた手も 自分から振り払い…

続く………？